今回は、「集計って英語でなんていうの?」をテーマに、集計の言葉の意味や、集計という言葉を使用するシーン、そして集計を意味する英語について紹介します。
さらに、記事の後半では、集計という意味の英語を使った実際に使える英語例文も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
「集計」ってどういう意味?
ビジネシーンや日常生活において、集計という言葉を見たり、聞いたりすることがあるでしょう。とはいえ、実際にどのような意味なのか明確にはわからない方も多いのではないでしょうか。
集計は、さまざまな使い方がありますが、主に以下のような使われ方をします。
【データ分析】
集計は、大量のデータを収集し、それを要約したり、パターンを見つけたりするために使用されます。例えば、売上データを集計して月ごとの売上合計を計算することができます。
【統計】
統計学では、データを集計して平均、中央値、分散などの統計的な指標を計算します。これにより、データセット全体の特性を理解できます。
【レポート作成】
ビジネスや研究の文脈で、集計は情報をまとめてレポートやダッシュボードを作成する際に使用されます。たとえば、営業部門の月次報告を作成するために、各担当者の売上データを集計することがあります。
【選挙や投票結果】
選挙や投票の結果を集計することで、各候補者や提案の得票数を計算し、勝者を決定します。
「集計」という言葉を使用するシーンとは?
集計は、さまざまなシーンで使用されますが、ここでは具体的にどのような場面で使用されるのか見ていきましょう。
【ビジネス】
ビジネス分野では、売上データ、利益データ、在庫データなどを集計して経営状況を評価し、意思決定をおこないます。また、顧客の購買履歴を集計して市場動向や傾向を把握することもあります。
【財務】
会計や財務分野では、収益、費用、利益などの金融データを集計し、財務諸表を作成します。これにより、企業の財務健全性を評価できます。
【プロジェクト管理】
プロジェクト管理では、タスクやリソースの進捗状況を集計して、プロジェクトの進行状況を追跡し、リスクを評価します。
【研究】
研究分野では、実験データや調査データを集計して統計分析を行い、研究結果を得たり、傾向を特定したりします。
【政府】
政府機関では、国勢調査データや予算データなどを集計して政策決定をサポートします。また、選挙結果の集計もおこないます。
【メディア】
メディアや報道機関では、世論調査データや選挙結果を集計し、報道や解説をおこないます。
【教育】
教育分野では、試験の成績データや出席率などの情報を集計して学校や学生のパフォーマンスを評価します。
「集計」は英語でなんていうの?
集計は英語で、”totalization” “tabulation” “collection”といいます。いずれも集計という意味があり、英語検定やTOEICなどの試験でもたびたび出てきます。
一般的には、”totalization” “total”がよく使用されるので、この英語については、必ず覚えておきましょう。
「集計」にまつわる英語
ここでは、集計にまつわる英語を詳しく見ていきましょう。
- Aggregate: 「集計する」という意味を持つ動詞です。データや情報をまとめる、統合する、総計を取るなどの文脈で使用されます。
- Summarize: データや情報を要約する行為を表す動詞です。集計結果を要約するときに使います。
- Total: 合計や総計を表す単語です。集計した結果を指すときに使用されます。
- Aggregate Data: 集計データのことを指します。複数のデータポイントをまとめた結果を示す言葉です。
- Summary Report: 集計結果をまとめた報告書を指す表現です。ビジネス文脈でよく使われます。
- Statistical Analysis: 統計分析のことを指します。データを集計して統計的な手法を用いて分析するプロセスを表す用語です。
- Data Aggregation: データの集計プロセスを指す表現で、複数のデータポイントを結合またはまとめて要約する行為を表します。
- Total Sales: 売上の合計を表す表現で、特定の期間内の売上総額を指します。
「集計」を使った実際に使える英語例文
ここでは、集計という意味の英語を使った英語とその日本語訳を見ていきましょう。
前四半期の売上データを集計し、報告書を提出してもらえますか?
もちろん、過去3ヶ月の売上データをまとめて報告書を作成します。
分析する前に、すべての参加者からの調査結果を集計する必要があります。
分析の準備のために、調査回答を収集して、まとめます。
財務チームは今年度の経費を集計しています。
経費の集計が完了したら、来年の予算を検討できます。
取締役会に四半期の結果を提出する前に、財務データを集計する必要があります。
財務データの集計が第一におこなわなければならないことで、それから取締役会に向けたプレゼンテーションの準備ができます。
さまざまな情報源からデータをまとめて包括的な市場調査レポートを作成しましょう。
異なる情報源からデータを集計することで、幅広い視点から市場調査レポートを作成するのに役立ちます。
調査データを集計しましたが、顧客満足度が大幅に向上しています。
それはとてもよかったですね。集計されたデータを分析して、何がよかったのか確認しましょう。
次回のプレゼンテーションのために、データを集計していただけますか。
はい。もちろんです。できるだけ早くやります。
「クロス集計」とはどういう意味か知っていますか。
ぜんぜん知りません。もし知っていたら、教えていただけないでしょうか。
このデータの集計は、私の生徒たちによって算出されています。
それはいいですね。とても頭がいいのですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、「集計って英語でなんていうの?」をテーマに、集計の意味や集計という言葉が使用されるシーン、そして集計を表す英語を紹介しました。
集計は英語で、”totalization” “tabulation” “collection”といいます。ビジネスシーンだけでなく、日常会話や英語の試験などでもたびたび使用するので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。