自然のパワーに癒されることがあります。子どもたちが自由に走りまわって新鮮な空気を吸ったり、牧草地にいる動物たちをみたりすることも良い時間になりますね。

公園の英語はparkだと分かっていても、野原や草原などの表現はどうでしょう?

この記事では、英語の野原、大草原、牧草地や平原など、グリーンがたっぷりある場所の表現をみていきます。
大きな空、豊かな緑の下でする会話の例も紹介しましょう。

野原の英語

野原は、あたり一面草などが生えた広い平地です。野原には家などの建物、または木々といった高さのあるものがなく、見渡しがいい空間になります。

野原はfield/open field

日本語で競技場だったりビジネス用語としてフィールドという言葉があります。rice fieldでお米を作る田んぼの意味もあります。
このフィールドは英語にするとfieldであり、野原を表します。また、野原はオープンスペースということから、open fieldのようにすることもできます。

field/open fieldの使い方を例文で紹介

ピクニックをするのに最適なのが野原です。平地なのでピクニックシートを広げやすいですし、見渡しが良いので子どもたちを遊ばせるのにも安心です。
東京にも代々木公園、葛西臨海公園や昭和記念公園など広々とした野原がある公園がありますね。

では、field/open fieldを使った例文を紹介します。
「野原で」また「野原に」と言うときの前置詞にも注目してください。

Aさん
It was a sunny day today, and we had a picnic in a field.
訳)今日は晴れた日だったから、野原でピクニックしたよ。

この例文から分かる通り、「野原で」は前置詞inを使いin a fieldにします。

Aさん
Why don’t we take the kids to an open field later today?
訳)今日は後で、子どもたちを野原に連れて行かない?

「野原に」にはtoを使ってto a fieldで表現しましょう。

大草原の英語

大草原の英語

次は大草原をみていきましょう。
言葉からもイメージできるように、草原は草が一面に生えている広い平地を指します。野原と同様に、高い樹木はほとんどない状態です。それが大きく広がっているのが大草原です。
ちなみに、Twitterで大草原といえば”爆笑必須”、爆笑していることを表す言葉として使われていますね。

大草原はgrassland

大草原の英語はgrasslandです。そして、grasslandには以下の4つのタイプがあります。

  • prairie
  • savanna
  • steppe
  • pampas

以前、”大草原の小さな家”というアメリカのテレビドラマがありました。この英語タイトルはLittle house on the prairie.なんですね。世界には様々な大草原がありますが、prairieはロッキー山脈の東側に位置する草原、savannaは熱帯・亜熱帯の草原、steppeはヨーロッパ南東・ロシアやアジアなどの大草原地帯、そしてpampasはアルゼンチン中央部にある広大な草原です。

grasslandの使い方を例文で紹介

世界には緑の絶景が広がっています。フィンランドのサーリセルカ、チェコのモラヴィアなどなど、その景色は旅する人の心を掴んでいます。

Aさん
An area of land that mostly grows grass is a grassland.
訳)大部分で草が生えている土地のエリアは草原です。
Aさん
My dream is to go to the Savanna in Africa, and see elephants walking on the grassland.
訳)私の夢はアフリカのサバンナへ行って、草原を歩く象を見ることなんだ。
Aさん
Do you know the largest grassland in the world is the Eurasian steppe?
訳)世界最大の草原はユーラシア草原って知ってる?

牧草地の英語

牧草地の英語

続けて、牧草地の英語も紹介しましょう。
牧草地とは、牛など家畜の飼料となる牧草を作るための草地を指します。筆者の住むイギリスでは、よく牧草地で牛や羊たちが草をもぐもぐ食べている光景を見ることができます。

牧草地はpasture

pasture(パスチァ)が牧草地の英語表現になります。
pastureは名詞で牧草、牧草地、牧場、野球の外野の意味もあります。また、動詞としては”家畜が草を食う””家畜を放牧する”として使える単語です。
pastureだけでなく、草や芝生の意味を持つgrassで牧草地を表すこともできます。

pastureの使い方を例文で紹介

子どもたちが大好きな動物のなかでもfarm animalと呼ばれる動物がいます。牛、羊、ヤギ、豚、馬、ロバ、ラバなど農業が目的で飼育される動物がファームアニマルたちです。
これらのfarm animalは牧草地でよく見られますね。

Aさん
My child found so many horses in the pasture and he became excited.
訳)子どもが牧草地にたくさんの馬を見つけて興奮したよ。
Aさん
It’s said that it’s not going to rain when cows are standing in a pasture, but going to rain when cows are sitting down.
訳)牛が牧草地で立っていると雨は降らないが、座っていると雨が降ると言われています。

この例文で言われる説はイギリスで言われているものです。国土の70%が農用地であるイギリスならではのストーリーですね。湿気が高くなるのを感じる牛が乾いた草の部分をキープするために座ると言われています。

平原の英語

最後のグリーン地帯の英語は平原です。平原は、平らな野原で広々としたエリアです。野原との違いが分かりずらいところもありますが、平原は標高がそれほど変化せず、広がる光景が目に浮かびます。

平原はplain

平原を英語にするとplainになります。皆さんにもお馴染みのプレーンヨーグルトやプレーンオムレツなど、余計なものを加えてなかったり淡白な味わいだったりするときに使われるプレーンです。このplain(プレイン)が名詞として平原・平原地帯の意味を持っています。

plainの使い方を例文で紹介

では、平原としてのplainの使い方を例文でみてみましょう。

Aさん
Plains are one of the major landforms, or types of land on Earth.
訳)平原は地球上の主要な地形、土地のタイプの一つである。

landform=地形

大きな空、豊かな緑の下でする会話例を紹介

大きな空、豊かな緑の下でする会話例を紹介

空と緑以外、な〜んにもない広い場所でリラックスしたいことってありますね。お日様と草の香りのなか、心底リフレッシュし、くつろぐことができます。
そんなときの英語会話例を紹介しましょう!

気持ちいい!草原でする会話例

お子さんのいるご家庭でも、アクティビティとしてピクニックの用意とボール一つ持って行けば終日楽しく過ごせますね。

Aさん
What a beautiful day!
訳)めちゃいい天気!
Aさん
It’s warm and sunny!
訳)暖かくって晴れだね!
Aさん
This is the best weather for our picnic in the open field.
訳)今日って野原でのピクニックに最適な天気だね。
Aさん
I’m totally relaxed today here in the grassland.
訳)今日は草原ですっかりリラックスしてる。
Aさん
It tastes even better when we eat and drink outside.
訳)外で食べたり飲んだりすると、もっと美味しいわ。
Aさん
Do you want to play football?
訳)フットボールしたい?
Aさん
I feel so nice to lie down on grass.
訳)草の上に寝転ぶのってすごく気持ちいい。
Aさん
Time to make a move!
訳)そろそろ行く時間だよ!

まとめ

  • 野原 field/open field
  • 大草原 grassland
  • 牧草地 pasture
  • 平原 plain

緑が豊かな場所でも様々な英語表現があります。身近な野原やファームアニマルたちのいる牧草地から確実に使えるようにしていくのもいいかもしれませんね。
草原でする会話例を紹介しましたが、お天気に関する英会話は覚えておくと他のシーンでも役立ちます。
本記事のフレーズを使うためにも健康のためにも、屋外でくつろぐ時間を積極的に作りたいですね!