「仕事、頑張ってね!」は、家族や友人、同僚など、大切な誰かにかけたい一言。
でも、英語ではどう言えばいいのでしょうか?
「頑張って」は日本語ならではの表現で、英語にぴったり当てはまる単語はありません。
しかし、気持ちを込めて応援の言葉を伝えることは、英語でもできます。
この記事では、「仕事頑張って」を英語で伝えるための言い回しを、やさしい表現でわかりやすく紹介します。
例文には日本語訳もつけているので、すぐに使える英語が見つかりますよ。ぜひ最後までご覧ください。
「頑張れ/頑張ってね」を英語で何て言う?
![]()
英語には「頑張れ(頑張ってね)」と一言で伝えられる言葉はありませんが、気持ちを伝えるフレーズはいくつもあります。
代表的なものを紹介しますね。
よく使われる表現と例文
- You can do it!
(あなたならできるよ!) - You’ve got this!
(きっとうまくいくよ!) - Don’t give up!
(あきらめないで!)
これらは、どんな場面でも使える応援の言葉です。
子どもにも大人にも使えるので、覚えておくと便利です。
「仕事頑張って」を英語で何て言う?
次に「仕事」という場面に合わせた、「頑張って」の英語フレーズをご紹介します。
ビジネスシーンでも使える言い方
- Good luck with your work.
(仕事、頑張ってね。) - Hope everything goes well at work.
(仕事がうまくいきますように。) - Do your best at work!
(仕事、全力で取り組んでね!)
“good luck”だけでなく、”do your best”や”hope everything goes well”のように、前向きな気持ちを伝える言い回しも使えます。
無理に「頑張って」を直訳しようとせず、応援の気持ちを表しましょう!
「これからも頑張ってください」を英語で何て言う?
「これからも頑張ってください」は「今後も努力を続けてね」という意味合いを込めたいときのフレーズです。
英語ではどう表現できるでしょうか?
継続を応援するフレーズ
- Keep up the good work.
(今の調子でこれからも頑張ってください。) - I’m sure you’ll keep doing great.
(あなたならこれからもきっと大丈夫。) - Stay strong and keep going!
(強くいて、これからも進んでいこう!)
“keep up the good work”は、職場でもよく使われる英語表現です。
誰かの努力を評価し、これからも続けてほしい気持ちを伝えられます。
「頑張ってください、応援しています」を英語で何て言う?
「頑張ってください、応援しています」は、誰かを応援したいときにぴったりな、あたたかいフレーズですよね。
英語での表現の仕方を確認しましょう。
応援の気持ちをこめた言い方
- I’m rooting for you!
(応援しています!) - I’ll be cheering you on.
(あなたを応援しているよ。) - I believe in you.
(あなたを信じています。)
“rooting for you”や”cheering you on”は、カジュアルでポジティブな応援表現。
家族や友人にかけたい、やさしい英語です。
「健闘を祈る」を英語で何て言う?
「健闘を祈る」は、「頑張って」のもう少しかたい言い方です。
真剣な気持ちを伝えたいときに使える表現なので、英語でもどのように言えるか確認しておきましょう。
フォーマルにも使える英語フレーズ
- Wishing you the best of luck.
(幸運を祈っています。) - I hope you do well.
(うまくいくことを願っています。) - May you succeed in your efforts.
(努力が実を結びますように。)
最後の”May you succeed”は少しかしこまった表現ですが、試験や面接など、特別な日の「健闘を祈る」にはぴったりです。
なお”May”が文頭に来るのは倒置が起こっているからです。
願望の仮定法では、”may”を文頭に置いて倒置することで、希望や祈りを強調します。
日常会話ではあまり使われず、書面やスピーチなどで使われることが多いです。
Good luckを使ってはいけない場面とは?

「幸運を祈る」「頑張って」のニュアンスで使われる”Good luck”。
実は、この表現を使うのにふさわしくない場面もあります。
どんなときなのでしょうか?
深刻な状況や悲しい場面
病気や不幸な出来事など、運ではなく具体的な支援や共感が必要な場面では、”Good luck”は軽すぎる印象を与えます。
例えば、誰かが「親が入院した」と話しているときに”Good luck!”と言うのは不適切。
代わりに”I hope they recover soon.”(早く良くなることを願うよ。)などが適切です。
努力や実力を強調したい場面
“Good luck”は「運」を願うニュアンスが強いため、相手の努力や能力を認めるべき場面では不適切に感じられることがあります。
特に、相手が準備や努力を重ねてきた場合、「運」だけに頼る印象を与える可能性があります。
例えば、重要なプレゼン前には”Good luck!”と言うより、”You’ve got this!”(きっとうまくいくよ!)や”I believe in you!”(あなたを信じています。)の方が努力を認めるニュアンスで適切です。
フォーマルな場面
ビジネスメールや公式なスピーチなど、フォーマルな文脈では”Good luck”はカジュアルすぎるため避けたほうがよいです。
例えば、上司や顧客に送るメールで”Good luck with the project!”は軽い印象。
代わりに”Wishing you success on the project.”(プロジェクトの成功を祈っています。)や”I look forward to your success.”(あなたの成功を楽しみにしています。)などが適切です。
その他:代わりに使えるフレーズ
他にも、Good luckの代わりに使えるフレーズを紹介します。
- I hope things get better soon.
(すぐによくなることを願っています。) - I’m thinking of you.
(あなたのことを思っています。) - Sending you positive thoughts.
(前向きな気持ちを送ります。)
Good luckはポジティブな表現ですが、使うタイミングを選ぶことも大切です。
まとめ
「頑張って!」は日本語ではよく使われる言葉ですが、英語にはこれにぴったり当てはまる表現がないため、状況に合わせて使い分けることが大切です。
今回のポイントをまとめます。
- “You can do it!”や”Good luck!”は日常的な応援にぴったり
- “Keep up the good work”は継続を応援したいときに便利
- “I’m rooting for you”などで応援の気持ちをしっかり伝えられる
- “Good luck”は使ってはいけない場面もあるので注意
ぜひ、この記事で紹介した英語フレーズを使って、大切な人にあなたの「応援の気持ち」を伝えてみてくださいね。
【参照サイト】
【関連記事】

