「グータッチ」はスポーツの試合や友達同士の挨拶でよく使う動作です。
日本ではカジュアルなコミュニケーションとして定着していますが、英語ではどのように表現されるのでしょうか?
この記事では、「グータッチ」を英語でどう言うかを中心に、似ている表現や世界のジェスチャーについても紹介します。
英語を学び直している人でもわかりやすいように、専門用語を使わずに解説します。
海外の人とスムーズに交流できるよう、例文もたくさん載せていますので、ぜひ参考にしてください。
「グータッチ」を英語で何て言う?

最初に「グータッチ」を英語でどう表現するのか解説します。
フィストバンプ(fist bump)
実は、日本語で「グータッチ」と呼ぶ動作は、和製英語です。
英語では“fist bump”(フィストバンプ)と表現します。
直訳すると「こぶしのバンプ(=ぶつけること)」です。
アメリカやヨーロッパでも広く使われており、カジュアルでフレンドリーな挨拶のひとつです。
英語の例文
Let’s do a fist bump!
(グータッチしよう!)
He greeted me with a fist bump.
(彼は私にグータッチであいさつしました。)
We celebrated the win with a fist bump.
(勝利を祝ってグータッチしました。)
「拳を合わせる」を英語で何て言う?
グータッチは名詞ですが「拳を合わせる」という動作は、どのように表現できるでしょうか?
バンプフィスツ(bump fists)
文脈によって言い方が変わりますが、一般的には”bump fists”という表現を使います。
英語の例文
They bumped fists after the game.
(試合のあと、彼らは拳を合わせました。)
We bumped fists to show our teamwork.
(チームワークを示すために拳を合わせました。)
The kids bumped fists and laughed.
(子どもたちは拳を合わせて笑いました。)
「拳を突き出す」を英語で何て言う?
それでは、「拳を前に突き出す動作」は英語で何と表現できるでしょうか?
英語表現
「拳を前に突き出す動作」は以下のように表現されます。
- stick out one’s fist
- put out one’s fist
- hold out one’s fist
英語の例文
He stuck out his fist for a bump.
(彼はグータッチをするために拳を突き出しました。)
She put out her fist toward me.
(彼女は私に向かって拳を突き出しました。)
I held out my fist, and he bumped it.
(私は拳を突き出し、彼がそれに合わせました。)
「握りこぶし」を英語で何て言う?

次に「握りこぶし」は英語で何と言うでしょうか?
クレンチト・フィスト(clenched fist)
「握りこぶし」は英語で”clenched fist”といいます。
“clench”は「(強く)握り締める」”fist”が「こぶし」という意味です。
ただしスポーツや日常会話では単に”fist”で通じます。
英語の例文
He raised his clenched fist in victory.
(彼は勝利のために握りこぶしを掲げました。)
She made a fist and shouted.
(彼女は握りこぶしをつくって叫びました。)
The baby closed his tiny fist.
(赤ちゃんは小さなこぶしを握りました。)
「ハイタッチ」を英語で何て言う?
実は「ハイタッチ」は和製英語です。英語ではどう表現するのでしょう?
ハイファイブ(high five)
英語では”high five”(ハイファイブ) といいます。
“high”は「高い」、”five”は「手の5本の指」を意味し、2人が手を高く上げて掌を合わせる動作を指します。
英語の例文
Let’s give a high five!
(ハイタッチしよう!)
They celebrated with a high five.
(彼らはハイタッチで喜び合いました。)
The kids shouted and gave each other a high five.
(子どもたちは叫びながらハイタッチしました。)
世界の挨拶・ジェスチャー
日本や英語圏、それ以外の国々にも、世界にはさまざまな挨拶のジェスチャーがあります。
文化によって表現が違うので、知っていると旅行や国際交流のときに役立ちます。
ここでは、日本人に人気の旅行先を中心にいくつかユニークなものを紹介しますね。
アメリカ
アメリカの挨拶は”Hi”または”Hello”を使い、カジュアルでフレンドリーな雰囲気が特徴です。
ジェスチャーでは、初対面やビジネスでの握手(アイコンタクト必須)、親しい間柄でのハグ、サムズアップ(親指を立てて「OK」と伝える)、フィンガーズ・クロスド(人差し指と中指を交差させ「幸運を祈る」仕草)などが使われます。
言葉だけで”Fingers crossed!”と言うことも一般的です。
日本の「おいで」と手招きする動作(手のひら下)は”Go away”(あっちへ行け)と誤解されるので注意しましょう。
オーストラリア
オーストラリアの挨拶は”G’day”(Good dayの略。グダイのような発音)や”Hi”で非常にカジュアルです。
“G’day”は時間帯を問わずに「こんにちは」として使え便利です。
また初対面でも”Mate”(メイト:友達や仲間といった意味)と呼び合うフレンドリーさ。
ジェスチャーでは、裏ピースサイン(手の甲を相手に向ける逆Vサイン)をしないように注意です。
オーストラリアでは「中指を立てる」のと同じ意味になり、侮辱的なジェスチャーと捉えられるため避けましょう。
韓国
韓国は、礼儀やマナーを大切にする国です。
挨拶は「アンニョンハセヨ」(丁寧)や「アンニョン」(カジュアル)、お辞儀が基本で、目上の人には深く頭を下げます。
ビジネスの場や年上の人に対しては、日本と同様に敬語を使うのも特徴です。
挨拶の際に、アメリカのように握手をすることは一般的ではなく、基本的にはお辞儀で十分です。
台湾
台湾のこんにちはの挨拶は「你好(リーホー)」、親しい間柄では「嗨」や「哈囉」が使われます。
軽いお辞儀や微笑みが一般的。都市部では英語が通じることも多いです。
ジェスチャーでは、「月を指差す」ことがよくないこととされています。なんと「耳を切り落とされる」という迷信があるそうです。
タイ
タイのこんにちはの挨拶は「サワディー(カップ/カー)」です。これに「ワイ」(胸前で合掌し軽くお辞儀)を組み合わせます。
ワイは、相手に敬意を示す動作で、位置が高いほど相手への敬意も高いことを示します。
また、「頭」は精霊が宿る神聖な場所とされているので、触るのはタブーです。
子どもがかわいくても、頭を撫でないように注意が必要ですね!
インド
インドの挨拶は「ナマステー」(合掌し軽くお辞儀)が一般的です。時間帯問わず、会ったときと、別れるとき両方で使えます。
また、目上の人に敬意を示す場合や、丁寧に挨拶したい場合は「ナマスカール」と言います。
ジェスチャーでは、「小指を立てる」仕草は「トイレに行きたい(用を足したい)」という意味。
NGなジェスチャーは、タイと同様に「頭に触れる」ことです。また、左手での握手や物の受け渡しは不潔とされるので注意しましょう。
まとめ
この記事では「グータッチ」を英語でどう表現するかを紹介しました。
最も一般的なのは”fist bump”であり、「拳を合わせる」は”bump fists”、「拳を突き出す」は”stick out your fist”などと表せます。
さまざまな英語表現を身につけて、コミュニケーションの幅をさらに広げていきましょう!
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