「発表会」は、子どもから大人まで、学びや成長を見せる大切なイベントです。実は英語には、ひとことで「発表会」と言える単語がなく、内容や目的に合わせて表現を使い分ける必要があります。
そこで今回は、英語でよく使われる表現と、それぞれの使い方や関連表現をご紹介します。
発表会は英語でこう言う!

まずは、シーン別に使える英語表現をおさえましょう。
ピアノやバレエの発表会:recital
“recital”は、ピアノやバイオリン、バレエなど、個人または少人数が舞台で演奏・演技を披露する発表会を指します。日本語の「リサイタル」に近い意味ですが、英語では子どもの習い事の発表会でも日常的に使われるのが特徴です。
My daughter has a piano recital this Sunday.
日曜日に娘のピアノの発表会があります。
I’m nervous about my ballet recital tomorrow.
明日のバレエの発表会が不安です。
幅広い発表・公演:performance
“performance”は、音楽・ダンス・劇・朗読など、観客の前で何かを披露する場を広く指します。習い事だけでなく、学校行事や地域イベント、大人の舞台にも使われます。日本語でも「パフォーマンス」と言いますが、英語での意味は幅広いイメージ。「何かを見せる/披露する」という概念全体を含んでいるため、迷ったときに使える便利な単語です。
The kids gave an amazing performance today.
子どもたちの発表は本当に素晴らしかったです。
We will have a performance at school next week.
来週、学校で発表会があります。
学芸会・お遊戯会 : school play / school performance
“school play“は、学芸会の「劇」に特化した表現です。劇以外にも合唱・ダンス・楽器の演奏など様々な演目がある場合は、”school performance“と表現します。
Our school play is based on a fairy tale.
学芸会は童話がテーマです。
My son will join the school performance this Friday.
金曜日に息子が学校の発表会に出ます。
学習発表会:presentation day / learning presentation
学習発表会は、子どもたちが授業で学んだことを保護者や地域の人に発表する学校行事です。劇だけでなく、調べ学習の成果や理科の実験結果の説明、朗読、合唱、演奏など、学習の成果を幅広い形で披露する場になっています。海外の学校では、授業の成果をまとめて発表するスタイルより、自分の興味関心に合わせた学びやキャリア教育を重視することが多いため、日本の学習発表会のような行事はあまり見られません。
そのため、ぴったり同じ意味の英単語はありませんが、“presentation day”が近い表現と言えるでしょう。
We have a presentation day at school next month.
来月、学校で学習発表会があります。
Our class will give a presentation about science.
クラスで科学の学習発表をします。
「発表する」の英語表現を覚えよう!

発表会の話題になると、「発表する」という動作そのものを英語でどう言えばいいのか気になりますよね。どんな発表かによって使う英語が変わるので、ここで一緒に確認しましょう。
perform
“perform”は、「ステージに立って演じる/演奏する」というニュアンスのある動詞です。楽器の演奏、歌、ダンス、芝居など、舞台上でのパフォーマンス全般に使われます。日本語でも「パフォーマンスする」という言い方を聞きますが、英語ではより広く、「技術を披露する」「練習の成果を見せる」「観客の前で表現する」といった意味で使われます。音楽の発表会や学芸会だけでなく、バレエやコンサート、さらにはマジックショーにも使える便利な単語です。
The students performed confidently on stage.
生徒たちは自信を持ってステージで発表しました。
She will perform a piano piece by Mozart.
彼女はモーツァルトの曲を演奏します。
present
“present”は、情報や知識を整理して、相手に伝えるときに使う動詞。スピーチや研究発表、スライドを使った説明など、学びの成果を共有する場面にぴったりです。日本の学習発表会や授業内の発表、会社のプレゼンにも使える、知的で説明型の発表のイメージです。「人前で話す」「内容を紹介する」というニュアンスがあります。
I will present my project about space.
宇宙に関する研究を発表します。
She presented her report in class.
彼女は授業でレポート発表をしました。
発表会で役立つ英語フレーズ集
実際の発表会でも使える表現も覚えておきましょう。ここでは、応援・ほめる・声をかける場面で役立つフレーズを紹介します。
応援したいとき
発表会の前は、子どもも大人も緊張するもの。そんなとき、一言の英語で気持ちを支えてあげられるフレーズを覚えておくと便利です。家族・友人・クラスメイトに“がんばれ”と伝えられます。
【会話①】
Good luck on your performance tomorrow!
明日の発表、頑張ってね!
Thanks! I practiced a lot.
ありがとう!たくさん練習したよ。
【会話②】
I’m sure you’ll do great!
きっとうまくいくよ!
I hope so! I’m a little nervous.
そうだといいな!ちょっと緊張してるの。
発表会後、がんばりをほめたいとき
発表が終わったら、努力をねぎらう言葉をかけてあげましょう。
【会話①】
You did a great job today!
今日はすごくがんばったね!
Thank you! I did my best.
ありがとう!できるだけがんばったよ。
【会話②】
Your performance was wonderful!
あなたの発表、とても素敵だったよ!
Really? I’m so happy to hear that!
本当?そう言ってくれてうれしい!
発表前に声をかけたいとき
発表前はドキドキするもの。安心させてあげる言葉をかけてあげましょう。
【会話①】
It’s okay to be nervous.
緊張しても大丈夫だよ。
Thanks! I’ll try my best.
ありがとう!がんばってみるね。
【会話②】
Just have fun and enjoy it!
楽しんでやっておいで!
I will! Thanks!
うん!ありがとう!
観客として見に行くとき
ご家族や友だちの発表会を見に行くときにも便利なフレーズです。
【会話①】
I’m excited to see your performance!
あなたの発表を見るのが楽しみだよ!
Thank you! I hope you like it.
ありがとう!楽しんでもらえたらうれしいな。
【会話②】
I’m going to my child’s recital today.
今日は子どもの発表会を見に行きます。
That’s wonderful! Have a great time.
素敵ですね!楽しんできてください。
まとめ
発表会は、がんばってきた時間と成長を感じられる特別な日です。今回ご紹介した英語表現を使って、発表する人をぜひ英語でも応援してみてくださいね。
日常のちょっとした瞬間に英語を取り入れることで、英語がぐっと身近になりますよ。

