日本の作曲家は、メロディやコード進行の創作、アレンジ、デモ制作、アーティストやディレクターとの打ち合わせなど、多岐にわたる制作工程を担当する専門職です。
近年は、海外の作曲家とのオンライン共作、海外向けリリース、国際フェスやSNSでの英語コメント対応など、音楽制作の現場で英語を使う機会が大きく増えています。特にグローバルな制作環境では、英語で意図やニュアンスを伝えられることが大きな武器になります。
この記事では、作曲家が現場で使える英単語、シーン別フレーズ、実践的なロールプレイ会話をまとめてご紹介します。海外アーティストとの共作や国際プロジェクトに挑戦したい作曲家の方は、ぜひ参考にしてください。
作曲家に役立つ英単語

カタカナ語として普段使っている音楽用語も多いですが、英語の綴りと本来の意味をこの機会に覚えていきましょう
作曲・制作に関する単語
- melody(メロディ):旋律
- chord progression(コードプログレッション):コード進行
- hook(フック):耳に残る中心フレーズ
- demo track(デモトラック):仮音源
- composition(コンポジション):作曲・構成
【ピックアップ単語】
melody
a tune, especially the main tune in a piece of music written for several instruments or voices
旋律。特に、複数の楽器や声のために書かれた楽曲における主要な旋律。
アレンジ・音響に関する単語
- arrangement(アレンジメント):編曲
- harmony(ハーモニー):和声
- acoustic sound(アコースティックサウンド):生音
- synthesizer(シンセサイザー):電子楽器
- mixdown(ミックスダウン):音の調整
【ピックアップ単語】
synthesizer
an electronic machine for producing different sounds. Synthesizers are used as musical instruments, especially for copying the sounds of other instruments, and for copying speech sounds.
さまざまな音を作り出すための電子機器。シンセサイザーは楽器として使われ、とりわけ他の楽器の音を模倣したり、音声のような音を模倣したりするために用いられる。
打ち合わせ・コミュニケーションに関する単語
- reference track(リファレンストラック):参考曲
- session(セッション):制作時間
- feedback(フィードバック):意見・修正点
- deadline(デッドライン):締切
- collaboration(コラボレーション):共作・協力
【ピックアップ単語】
session
a period of time that is spent doing a particular activity
特定の活動を行うために費やされる一定の時間。
作曲家が使える英語フレーズ

ここでは、作曲・アレンジ・打ち合わせの3場面で使える英語フレーズをご紹介します。
いきなり全部と身構えず、まずは明日使えそうな1フレーズから覚えていきましょう。
作曲・制作で使うフレーズ
Could we try a different chord progression here?
(ここは別のコード進行を試してみませんか?)
Let me send you the demo track.
(デモ音源を送りますね。)
I’ll rewrite the melody for the chorus.
(サビのメロディを書き直します。)
アレンジ・音響で使うフレーズ
Could you make the harmony softer?
(ハーモニーを少し柔らかくできますか?)
Let’s add some acoustic instruments.
(アコースティック楽器を追加しましょう。)
The synthesizer part needs more energy.
(シンセのパートにもっと勢いが欲しいです。)
打ち合わせ・共有で使うフレーズ
Do you have any reference tracks in mind?
(参考曲のイメージはありますか?)
I’ll send you my feedback later today.
(今日このあとフィードバックを送ります。)
Let’s finalize the arrangement by tomorrow.
(明日までにアレンジを完成させましょう。)
作曲家の実践的な英会話ロールプレイ
ここでは、制作現場やオンライン打ち合わせを想定した、曲家の実践的な英会話ロールプレイを4パターンご紹介します。
ぜひ、作曲家役・アーティスト役・ディレクター役に分かれて練習してみてください。
パターン1:アーティストとのメロディ確認
Could you sing the melody one more time?
メロディをもう一度歌ってもらえますか?
Sure. Should I keep the same rhythm?
はい。同じリズムのままですか?
Yes, but make the phrasing smoother.
はい、でもフレージングをもっと滑らかにしてください。
Got it. I’ll try it like this.
わかりました。そのように歌ってみます。
パターン2:アレンジの方向性を相談する
I’m thinking of adding strings in the chorus.
サビにストリングスを加えようと思っています。
That sounds great. Will it make the section bigger?
いいですね。より盛り上がる感じになりますか?
Yes, it will add emotional impact.
はい、感情的なインパクトが増えます。
Let’s go with that idea.
その方向でいきましょう。
パターン3:オンラインでの共同制作ミーティング
Did you listen to the reference track I sent?
送った参考曲は聴いていただけましたか?
Yes, I like the vibe. Should we follow that style?
ええ、雰囲気がいいですね。そのスタイルを踏襲しますか?
Let’s take inspiration, but keep our original sound.
参考にしつつ、オリジナルのサウンドを残しましょう。
Agreed. I’ll adjust the arrangement.
了解です。アレンジを調整します。
パターン4:納品前の最終確認
Is everything ready for the final mix?
最終ミックスの準備はできていますか?
Almost. I’m fixing the outro now.
ほぼできています。今アウトロを調整しています。
Great. Please send me the final version tonight.
了解です。今夜中に最終版を送ってください。
Sure, I’ll send it as soon as it’s done.
はい、完成したらすぐに送ります。
まとめ
今回は、作曲家に役立つ英単語・フレーズ・ロールプレイ会話をご紹介しました。
制作、アレンジ、打ち合わせを英語で行えるようになると、海外アーティストとの共作や国際リリース、海外イベントにも自信を持って取り組めるようになります。
今回の内容を参考に、日々の制作やデモ作成、オンラインミーティングで少しずつ英語表現を取り入れてみてください。
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