18世紀の後半、フランスでは王政打倒と社会変革の運動が起こりました。皆さんは、フランス革命によって社会がどのように変わったかご存知ですか?

この記事では「フランス革命」を取り上げ、英語表現、革命の歴史や、混乱期に登場したナポレオンなどについて紹介します。

French Revolution – 英語の意味

French Revolution - 英語の意味

いきなりではありますが、本記事では英語フレーズの”French Revolution”の解説から始めましょう。どのような意味を持つフレーズかみていきます。

French Revolutionで「フランス革命」

この記事で取り上げる「フランス革命」を英語にすると、”French Revolution”になります。Frenchは形容詞で「フランスの・フランス語の」、Revolutionに「革命」という名詞の意味があるからです。例えば、17世紀のイギリス革命はEnglish Revolution、1905年に始まったロシア革命ならRussian Revolutionのように表現します。
なお、French Revolutionを”Revolution in France”という言い方にすることもできます。

French Revolution – 例文

次に、French Revolutionをどう使うのかを例文で紹介します。この時代、日本では当時、江戸時代にありました。

French Revolutionを使った例文

フランス革命は1789年に起こり、ナポレオンによるクーデターによって総裁政府が倒れたのが1799年です。

The French Revolution was a period of major social upheaval that began in 1787 and ended 1799.
訳)フランス革命は、1787年に始まり1799年に終わった、大きな社会的激変の時期でした。

参考:Britannica “French Revolution”

革命の始まりの年に1787年または1789年と2種類あるのは、1787年は革命の前段階で重要な出来事が始まった年であるためです。

フランス革命とは

フランス革命の英語表現が“French Revolution”であることが分かりました。改めて、フランス革命がどのような革命だったのか歴史をみてみましょう。シンプルに理解するため、ここではGakkenx朝日新聞による「キッズネット」から歴史を紹介します。

キッズネット「フランス革命」

フランス革命のおこり

「絶対王政の専制政治で農民は苦しめられ、商工業者も自由な活動をさまたげられ、不満が高まった。国王がこれを武力でおさえると、パリの民衆はバスチーユ牢獄をおそい(1789年7月14日)、革命が始まった。」

バスチーユ牢獄(the Bastille/Bastille Prison)は残っていませんが、バスチーユ広場を訪れることができます。行った際には「7月革命記念柱」と」呼ばれる記念碑をぜひ確認してください。

共和政へ

「同年8月、国民議会は封建制廃止を宣言、人権宣言をだし、1791年立憲君主制を定めた憲法を制定した。オーストリアやプロイセンは、自国への革命がおよばないようにフランスへ攻めこんだ。フランス国民は祖国と革命をまもるために、義勇兵としてたたかった。この間、国王は海外へ逃亡しようとしてとらえられた。1792年王権は停止され、新たに国民公会が成立、共和政を宣言した。翌1793年、国王ルイ16世は処刑された。」

革命の急進化と終結

「国王処刑の後、ロベスピエールのひきいる急進派ジャコバン派が独裁的権力をにぎり、反対派を弾圧する恐怖政治をしき、農民に無償で土地をあたえるなど徹底した変革を行った。しかし、ロベスピエールは1794年に保守派の反撃にあって処刑された。1795年国民公会は解散され、総裁政府が成立するが、政治や社会は安定しなかった。ナポレオン1世が1799年クーデターで政権をうばい、フランス革命は終結した。」

「18世紀革命」の英語表現

ところで、フランス革命がヨーロッパで起こった時期に近いとき、アメリカでも革命が起こっています。これら2つの革命を指す言葉が「18世紀革命」です。

「18世紀革命」とは

アメリカ独立革命とフランス革命を合わせて「18世紀革命」と呼びます。近代民主主義の基礎が確立され、市民社会が登場するなど重要な時期になります。「18世紀革命」におけるアメリカとフランスの概要を以下、示します。

アメリカ独立革命(1775〜1783年)
イギリス植民地が独立、アメリカ合衆国が成立。自由と権利の思想が強調された。

フランス革命(1789~1799年)
旧体制が崩壊し、国民主権、自由・平等の理念が登場した。

これらの革命は、日本の明治維新にも間接的に影響を与えたと言われています。

アメリカ独立革命とフランス革命の英語

アメリカ独立革命は”American Revolution”、フランス革命は、もうご存知ですね。

Aさん
American Revolution is a war of independence fought by the 13 American colonies against Great Britain.
訳)アメリカ独立革命は、13のアメリカ植民地がイギリスに対して戦った独立戦争だ。

アメリカ独立革命の主要人物には、ジョージ・ワシントン(George Washington)やベンジャミン・フランクリン(Benjamin Franklin)などがいます。

「18世紀革命」の英語フレーズ

18世紀革命を英語にすると”the 18th-century Revolutions”になります。

Aさん
The 18th-century Revolutions refer to major political, social, and intellectual upheavals that occurred in the 18th century, primarily in Europe and America.
訳)18世紀革命とは、18世紀におもにヨーロッパとアメリカで起こった、政治的、社会的、思想的な大変革のことです。

「ナポレオン」に関する英語

「ナポレオン」に関する英語

さて、最後に紹介するのはフランス革命で重要な役目を持つナポレオンについてです。日本人にも有名なナポレオンを改めて理解しましょう。

ナポレオンとは

ナポレオンは1769年8月15日、当時フランス領だったコルシカ島で生まれました。フランス本土で軍学校に進学した後は、軍人、政治家、そしてフランス皇帝になります。
1795年のパリ反乱鎮圧、続いて1796〜1797年のイタリア遠征で大勝利を得て、戦略・指導力が高く評価されました。1804年、皇帝に即位し、ナポレオン1世としてフランスを統治しました。1821年5月5日に流刑先のセントヘレナにて、52歳で死去しました。

Napoleon Bonaparteで「ナポレオン・ボナパルト」

ナポレオン・ボナパルトを英語では”Napoleon Bonaparte”、ナポレオンのタイトルは”Emperor of the French(フランス皇帝)”になります。

In May 1804, he later became Emperor of the French under the name of Napoleon I, and was the architect of France’s recovery following the Revolution before setting out to conquer Europe, which led to his downfall.
訳)1804年5月、彼はナポレオン1世としてフランス皇帝に即位し、革命後のフランス再建の立役者となったが、その後ヨーロッパ征服に乗り出し、それが彼の没落につながりました。

参考:CHÂTEAU DE VERSAILLES “Emperor of the French”

ナポレオン1世の生涯については、以下の動画をご覧ください。

Napoléon ler – The soldier emperor

ナポレオンのトリビアとして、朝型人間だった、肉とスープを好み豪華なパーティよりも簡単な食事を好んだ、コーヒーが大好き、犬が大好き、読書家、ファッションに敏感、健康管理マニアだったなどなど、多くが語られています。

まとめ

本記事では18世紀革命にも含まれる「フランス革命/French Revolution」について解説しました。歴史、英語表現、そしてフランス皇帝であった重要人物ナポレオン・ボナパルト(Napoleon Bonaparte)など紹介しました。フランス革命に関しては、英語でも資料が多くあります。ご興味がありましたら、本記事でリンクさせている英語ページなどを読んでみても面白いでしょう。

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sachifre 日英リエゾン・通訳翻訳者 / UK-Japan Liaison & Translator
イギリス在住で日英間のリエゾンや通訳・翻訳業務に従事。日本文化とイギリス文化をつなぐ活動を行いながら、英語とコミュニケーションに関する実践的な情報を発信している。