「経歴の英語表現を完全にマスターしよう!」
皆さんは、英語で「経歴」をどのように表現するかご存知ですか?
この記事では、英語学習者の皆さんに、経歴を表す英語表現の種類、使い方、そして具体的な例文を紹介します。
経歴に関する英語表現に不安がある方や英語で経歴について話したいと考えている方は、ぜひこの記事をご活用ください!
「経歴」を英語で表現する方法
まずは、「経歴」を意味する英単語を3つ紹介していきます。
- “Career”
- “Experience”
- “Background”
それぞれの単語の意味や使い方・例文を確認していきましょう。
“Career”
“Career”は「経歴」を表す一番一般的な表現です。
中でも、長期にわたる職業や仕事、専門分野を指します。
品詞は「名詞」であり、発音は「カリアー[kəˈrɪr]」です。
“Career”の使い方
訳)キャリアを変えようと思っているんだ。
“Career”を使った表現
- “Career path”:出世コース
- “Career change”:転職
- “Career advancement”:出世
“Career”は名詞との組み合わせで「出世コース」や「転職」を表現できます。
海外での就職を考えている方は、ぜひ覚えておくとよいでしょう。
“Experience”
“Experience”は、「経験」や「体験」を表す英単語ですが、「経歴」の意味も持っています。
品詞は「名詞」であり、発音は「イクスピリエンス[ɪkˈspɪriəns]」です。
他にも、動詞で「~を経験する」という意味も持つので、覚えておきましょう。
“Experience”の使い方
訳)彼女はマーケティングの経験が豊富だ。
“Experience”を使った表現
- “Life experience”:人生経験
- “Hands-on experience”:実践的な経験
- “Previous Experience”:過去の経験
“Experience”を使うと、上記のように自分の経験に基づく経歴を説明できるようになります。
“Background”
“Background”は、「背景」や「出身」を意味する英単語ですが、ビジネスの場では「経歴」や「職歴」を表現することが可能です。
品詞は「名詞」であり、発音は「バックグラウンド [ˈbækɡraʊnd]」となります。
“Background”の使い方
訳)金融業界での経験が新しい仕事に役立った。
“Background”を使った表現
- “Educational background”:学歴
- “Cultural background”:文化的背景
- “Professional background”:職歴
“Background”を使うと、「学歴」や「職歴」を表現できます。
他にも、「文化的背景」を説明する際にも役立つので、ぜひ覚えておきましょう。
「経歴」に関連する表現
次は、「経歴」に近しい意味を持つ表現を確認していきましょう。
- CV:“Curriculum Vitae”
- 履歴書:“Resume”
- 職務経歴:“Work Experience”
それぞれの単語の意味や使い方、例文を解説します。
CV:“Curriculum Vitae”
「CV」は、”Curriculum Vitae”の略称であり、「生涯の経歴」を指します。
これは、主に学術や教育、科学・研究などの分野で使用される履歴書を指す表現です。
“Curriculum Vitae”の使い方
訳)今度の就職説明会に向けて履歴書を更新しているんだ。
履歴書:“Resume”
“Resume”は「履歴書」を指す英単語です。
品詞は「名詞」であり、発音は「レズメ[ˈrɛzjʊmeɪ]」となります。
ちなみに、「履歴」のみを英語で言いたい場合は、”History”を使うので混同しないようにしましょう。
“Resume”の使い方
訳)求人に応募するための履歴書を作成したい。
職務経歴:“Work Experience”
“Work Experience”は、「職務経歴」を意味する英語の表現です。
通常、職務経歴全体を表現したい場合は、先に紹介した”CV”や”Resume”といった用語を使用します。
そのため、”Work Experience”を使う際は、「職務経歴」の意味であることはもちろん、それを「実務経験」と訳した方が分かりやすいかもしれません。
“Work Experience”の使い方
訳)5年間のマーケティング経験を持つ。
「経歴」の実戦練習|例文紹介
最後に「経歴」を使った実戦練習をしていきましょう。
対話形式の例文を用意したので、ぜひ参考にしてください。
“Career”の例文紹介
訳)何のお仕事してるんだっけ?
訳)看護師だよ!あなたは?
訳)エンジニアしてます!もうエンジニアになって5年だよ。
訳)5年は凄いね!俺は看護師として3年目のキャリアだよ。
“Experience”の例文紹介
訳)仕事は好き?
訳)うん、好きだよ。現状すごい良い経験をさせてもらってる。
訳)よかったね!私は結構複雑な経験してきたな。
訳)ええ、そうなの?まあ、どの仕事も良い点と悪い点があるよね。
“Background”の例文紹介
訳)大学では何を勉強してきたの?
訳)コンピューターサイエンスを勉強したよ。君の学歴はどんな感じ?
訳)私は大学で経営学を専攻したよ!
訳)それは良いね!私たちが大学で学んできたことは大分違うみたいだね。
まとめ
今回の記事では、英語で「経歴」を表すさまざまな単語とその使い方について紹介しました。最後に、3つの主要な表現を復習してみましょう。
- “Career”: 長期にわたる職業的な経験や現在の職業
- “Experience”: 特定の職種や業界、または生活全般での経験
- “Background”: 教育や職歴だけでなく、文化的な背景なども含めた一般的な経歴や過去の経験
英語での「経歴」に関する表現は、日常会話やビジネスの場でも頻繁に使われます。
今回の記事を参考に、「経歴」を正確に伝える表現を学び、英語力の向上に役立ててください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。