ビジネスや日常のシーンでも頻繁に登場する「連絡する」の英語。

よく使うにも関わらず、いざというときに思い出せないこともあるのではないでしょうか。

この記事は、「連絡する」の英語表現や関連表現をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

「連絡する」を表す英語

「連絡する」を表す英語には以下の表現があります。

  • contact
  • reach
  • report
  • communicate with
  • get in touch with
  • get a hold of
  • drop someone a line
  • hit someone up
  • keep someone posted

以下で1つずつ解説します。

contact

「連絡する」の英語表現の中で最も一般的なのが「contact(カンタクト)」です。
手段を問わず、相手と連絡を取る際に使用します。

Aさん
Please contact me anytime.
いつでもご連絡ください。
Bさん
Ok, thanks.
わかりました。ありがとうございます。

reach

「reach(リーチ)」は到着するや、達する、届くの意味の他に「〜に連絡する」の意味もあります。

Aさん
How can I reach you?
あなたに連絡するにはどうすればよいですか?
Bさん
Here is my business card. You can text me later.
名刺をお渡ししておきます。後でメールください。

「reach(リーチ)」を使った関連表現として「reach out to someone(リーチ・アウト・トゥ・サムワン)」で「〜に連絡する」もあります。

Aさん
Is it possible to reach out to your boss? I would like to discuss about this matter.
あなたの上司に連絡を取っていただくことはできますか?この件についてもっと話したいです。
Bさん
Sure.
もちろんです。

report

「report(レポート)」は、連絡するのニュアンスよりも「報告する」として使用されます。

Aさん
I would like to report on the recent incident happened at our factory.
我社の工場で最近起こった事故について報告します。

communicate with

「communicate with〜(コミュニケート・ウィズ〜)」も、手段を問わず「〜に連絡する」の意味です。

Aさん
I communicated with B company about our new product and they seem interested in it.
新商品についてB社に連絡してみましたが、興味がある様子です。
Bさん
That is good.
それはいいですね。

get in touch with

「get in touch with〜(ゲット・イン・タッチ・ウィズ〜)」は「〜と連絡を取る」の意味で、contactやcommunicate withよりも口語的な表現です。

Aさん
I got in touch with my ex yesterday.
昨日、元カレに連絡を取ってみたの。
Bさん
Why did you do that?
なんでそんなことしたの?

関連表現として「keep in touch with〜」や「stay in touch with〜」があり、「〜と連絡を取り続ける」の意味になります。

Aさん
I don’t know…Do you stay in touch with your exes?
なんでそんなことしたのかは分からないな。。。元カノとは連絡を取り続けてる?
Bさん
No, I never keep in touch with them.
いいや、一度もそんなことしたことないよ。

get a hold of

「get a hold of 〜(ゲット・ア・ホールド・オブ〜)」にも「〜と連絡を取る」の意味があります。

Aさん
Did you get a hold of your wife?
奥さんと連絡は取れましたか?
Bさん
No, she never answer my calls.
いいえ、全く電話に出てくれないです。

drop someone a line

「drop someone a line(ドロップ・〜・ア・ライン)」にも手段を選ばずに「〜に連絡する」の意味があります。
drop someone a line は元々「一筆書き送る・手紙を送る」の意味でしたが、現在は広く連絡するの意味で使われています。

Aさん
You should drop me a line when you get the hotel.
そのホテルに到着したら、連絡してね!
Bさん
Okay.
わかったよ。

hit someone up

「hit someone up(ヒット・〜・アップ)」も「〜に連絡する」の意味ですが、若者たちの間で使われるインフォーマルな表現になります。

Aさん
Hit me up later.
あとで連絡してね!

keep 〜 posted

「keep someone posted(キープ・〜・ポスティッド)」は「〜に随時連絡する」の意味です。

物事の最新情報や進捗などについて、何か新しい情報が入り次第連絡するのニュアンスになります。

Aさん
I might move to Osaka next year  but I haven’t decided yet. I’ll keep you posted !
来年大阪に引っ越すかもしれないけど、まだ決定ではないです。進捗があれば随時連絡しますね!

方法別の「連絡」英語

方法別の「連絡」英語

 

メールや電話、LINEやチャットアプリなど、現代にはたくさんの連絡方法があります。

ここでは、連絡方法別の英語表現をご紹介します。

電話する

電話で連絡するときには「call」が使われます。

Aさん
Call me later please.
後で電話してね。
Bさん
I’ll be busy today. Can I call you tomorrow?
今日は忙しいから、明日電話してもいい?

メールする・チャットする・メッセージを送る

メールや、チャット、メッセージを送る機会も増えましたが、テキスト系のやり取りには「text」が使えます。

Aさん
I’ll text you later about tomorrow’s plan.
明日の予定を後でメールしておきますね。
Bさん
Thank you.
ありがとう。

 

LINEする

コミュニケーションアプリのLINEを使って連絡する場合には「line」が動詞になることもあります。

Aさん
Can you line me the address of your restaurant please?
あなたのレストランの住所を私にラインしてもらえますか?
Bさん
Certainly.
もちろんです。

Zoomする

感染症の蔓延依頼、オンラインで会議する機会も増えました。
最近では、オンラインビデオ会議ツールの名称である「Zoom」が動詞として使われることもあります。

Aさん
I spent my holidays zooming with my friends.
休暇中ずっと友達とZoomをして過ごしました。

まとめ

この記事では「連絡する」の英語表現をご紹介しました。

日本語では「連絡する」の一言で表現できますが、英語にするとたくさんの言い回しがあります。
コミュニケーションツールの発達により、チャットやビデオ会議ができるツール名が動詞として使用されるようになった例もあります。

「連絡する」はビジネスシーンや普段の会話でもよく使用する表現です。
この記事をきっかけに「連絡する」を表すいろいろな表現を学んでみてください。