「城」の英語は４つもある！発音や使い方も一挙紹介

「城」は英語で“castle”と表現されます。

この単語を知っていたという人も、知らなかったという人も、castle以外の「城」を表す言葉は？と聞かれるとなかなかぱっと出てこない方も多いのではないでしょうか。

観光地で道を聞くときや外国から来た観光客の方に案内する時などにさらっと言えると素敵ですよね。

この記事ではそんな城にまつわる単語や使い方などをご紹介します。是非最後までご覧ください。

「城」の意味を考えてみよう

「城」はcastle以外にも palace や fort、strongholdといった英単語で城を表すことができます。

同じ城なのに英語では４つも単語があるの？と疑問に思うかもしれませんが、それぞれ細かな違いがあります。

castle

皆さんが思い浮かべるような王様やお殿様が住んでいるようないわゆるお城はcastleと表現されます。

江戸城を表現したいときにはEdo castleと説明すれば伝わります。

その他のcastleの意味は、大邸宅や館です。

palace

palace は宮殿という意味があります。

王族が住む場所という意味は同じですが、palaceには軍事的要素がなく住居のニュアンスが強くなります。

その他のpalaceには、豪華な建物、殿堂、宮廷の有力者たち、側近の意味があります。

fort

fort は城塞や堡塁（ほうるい、ぼうるい）という意味です。

城という建物だけではなく敵から身を守る場所という意味が含まれる他、交易市場、常設の陸軍駐屯地と言う意味もあります。

人気オンラインゲームのFORTNITEでは敵から身を守るために建物を作るので、fortに由来する造語だと推測できますね。

stronghold

stronghold　は牙城や要塞という意味です。

敵の本拠地や主将のいる場所という意味が含まれます。

その他のstrongholdには、根拠地、拠点というがあります。

以上のように城は英語でcastle、palace、fort、strongholdの4つがありますが、普段の会話では基本的にcastleを使えば城を表現することができます。

「城」の発音とカタカナ読み

単語の意味がわかったところで、それぞれの発音をご紹介します。

castle

castle　はカタカナでキャッスルといいます。

発音記号ではkˈæsl(アメリカ英語)と表され、実際の発音はキャーソゥに近くなります。

palace

palace はカタカナでパレスと言います。

発音記号ではpˈæləs(アメリカ英語)と表され、実際の発音はペァレスに近くなります。

fort

fort はカタカナでフォートといいます。

発音記号ではfˈɔɚt(アメリカ英語)で、実際にはフゥォートゥに近い発音になります。

stronghold

stronghold はカタカナでストロングホールドです。

発音記号はˈstrɔŋhold(アメリカ英語)で、実際にはスゥトゥロンホーウドゥに近い発音です。

英語の発音については実際のネイティブスピーカーの発音と自分の発音の違いを聞き分ける耳を鍛えることが大事です。

動画や辞書の他に実際の英会話を通じて生の英語をたくさん聞いて、たくさん発音することで上達していきますよ。

「城」を含む例文一覧

単語の意味と発音が分ったところで実際にそれぞれの単語を、例文を使って覚えていきましょう。

castle

palace

fort

stronghold

その他の城に関連する単語

城と併せて覚えておくと便利な関連語を一部ご紹介します。

• Royal family(王族)
• Imperial family（皇族）
• King(王様)
• Lord（殿様）
• Majesty（天皇陛下）
• Servant（家来）
• gatekeeper（門番）
• Guards（近衛兵）
• Moat(堀)
• Castle ruins（城跡）
• Stone wall(石垣)
• Tile（瓦）
• Brick（レンガ）

まとめ

一口に城と言っても細かなニュアンスによって色んな英単語があることが分りましたね。

この記事でご紹介した単語以外にも、まだまだたくさんの城に関する単語があると思います。

英語の勉強を始めると普段身の回りでよく使うカタカナ語が実はは英語でこういう意味だったということはよくあります。

様々な場所にアンテナを伸ばしてみるときっと新しい発見や学びがあると思うので、小さな「見つけた！」を楽しみながらポジティブに英語を学んでいきましょう。