アメリカの学校では、夏休みが終わる少し前になると、学校や担任の先生からさまざまなお知らせが届き始めます。特に初めて現地校へ通う家庭にとっては、「メールが長すぎて何が重要なのかわからない」「先生からの連絡に返信したいけど英語が不安」「学校から何を準備しろと言われているの?」と戸惑うことも少なくありません。
わが家でも、娘がカリフォルニア州のKindergarten(キンダーガーテン)へ入学する前の夏、毎週のように学校からメールが届きました。日本の幼稚園や小学校とはかなり違う文化があり、「えっ、そんなことまで連絡が来るの?」と驚いたこともたくさんあります。今回は、Back to Schoolシーズンに先生や学校から届くお知らせの特徴や、よく出てくる単語・フレーズ、先生への質問の仕方までまとめてご紹介します。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- Back to Schoolシーズンには、先生からWelcome LetterやSupply Listなど多くの英語のお知らせが届くため、重要な単語やフレーズを知っておくと安心です。
- Classroom・Meet the Teacher・Drop-off・Pick-upなど、新学期によく使われる英語表現を理解すると学校生活の準備がスムーズになります。
- 先生への質問は短くシンプルな英語で十分伝わります。よく使う例文を覚えておくと、初めての現地校でも安心してコミュニケーションできます。
Back to Schoolシーズンとは?

アメリカでは8月から9月にかけて新学年が始まります。
この時期は「Back to School Season」と呼ばれ、学校、先生、PTA、学区(School District)などから大量のお知らせが届きます。日本では4月の入学式前に書類をまとめて受け取ることが多いですが、アメリカではメール中心。
しかも、
「まずメール」
↓
「追加メール」
↓
「リマインドメール」
という形で何度も送られてきます。
そのため、保護者はメールを見逃さないことがとても大切です。
まず届くのは先生からのWelcome Letter
新学期前によく届くのがWelcome Letterです。これは担任の先生からの自己紹介のような手紙です。例えば、
“Hello Kindergarten Families!”
のような書き出しで始まり、先生の名前、経歴、教室について、持ち物、初日の流れ、などが書かれています。
娘の学校では、先生の愛犬の写真まで添付されていました。アメリカでは先生が自分の趣味や家族について紹介することも珍しくありません。日本よりも「先生との距離が近い」と感じる家庭は多いでしょう。
よく出てくる単語① Classroom
“Classroom”は「教室」です。
例えば、
“Welcome to our classroom!”
私たちの教室へようこそ!という表現がよく使われます。また、
“Your child will be in Room 12.”
お子さんは12号室のクラスです。という案内もあります。
よく出てくる単語② Meet the Teacher

Back to Schoolシーズンの重要イベントです。
“Meet the Teacher”
とは、
「先生と顔合わせをする日」
のこと。
授業開始前に、
- 教室見学
- ロッカー確認
- 先生との挨拶
などを行います。
娘の学校では授業開始の2日前に開催されました。
子どもたちは教室を見て大興奮。
保護者は先生に質問できる貴重な機会でした。
よく出てくる単語③ Supply List
アメリカならではなのが”Supply List”です。
学校用品リストのことです。
例えば、
- Crayons
- Glue sticks
- Folders
- Dry erase markers
- Tissues
などが指定されます。
初めて見たときに驚いたのは、
ティッシュやウェットティッシュまで持参指定だったこと。
アメリカでは教室全体で使う備品を各家庭が持ち寄る文化があります。そしてそれらの備品には記名はしません。なぜなら、クラス全体でシェアをするためです。そのため、普段は娘の持ち物はお弁当(カフェテリア使う場合は不要)、水筒、スナックのみです。
よく出てくる単語④ Drop-off と Pick-up

先生からのお知らせで必ず出てくる重要単語です。
“Drop-off”
=登校時の送り
Pick-up
=下校時のお迎え
です。例えば、
Drop-off starts at 8:00 a.m.
登校受付は午前8時開始です。
Pick-up is at the kindergarten gate.
お迎えはキンダー専用ゲートです。
カリフォルニアのKinderで驚いたこと
日本の保護者が驚くことの一つが、
「誰がお迎えに来るのか」
を非常に厳しく管理することです。
先生からは何度も
Who will pick up your child?
誰がお迎えに来ますか?
と確認されました。
登録されていない人がお迎えに来ても引き渡してもらえません。
安全管理への意識の高さを感じました。
よく出てくる単語⑤ Snack
Kinderでは”Snack Time”があります。
つまりおやつタイムです。
先生から
Please send a healthy snack.
健康的なおやつを持たせてください。
という連絡が来ることがあります。
また、
Nut-free classroom
という表現も重要です。これは「ナッツ持ち込み禁止教室」を意味します。食物アレルギー対策として非常に一般的です。
よく出てくる単語⑥ Volunteer
アメリカの学校では保護者ボランティア文化があります。先生から
We are looking for volunteers.
ボランティアを募集しています。という連絡が来ることがあります。
内容は
- 読み聞かせ
- イベント補助
- 教室準備
などさまざまです。日本人保護者には少しハードルが高く感じられますが、参加は基本的に自由です。
お知らせを読むときに注目すべきフレーズ

Important Reminder:重要なお知らせ
Please return:提出してください
例:
Please return the form by Friday.
金曜日までに提出してください。
Required:必須
Optional:任意
この2つは必ず区別して読みましょう。
先生に質問したいときは?
英語が苦手でも大丈夫です。短くシンプルに聞けば問題ありません。
登校時間を確認したい
持ち物を確認したい
訳)初日に必要な持ち物を教えていただけますか?
わからなかったとき
とても便利なのがこの一文です。
訳)もう少し詳しく教えていただけますか?
ネイティブの保護者もよく使う表現です。
先生へのメール例文
最近では、アプリやメールアドレスを共有して先生とコミュニケーションができるようになっている場合が多いです。
件名:
Question About the First Day of School
本文:
Hello Ms. Smith,
I hope you are doing well. I have a quick question about the first day of school.
Could you please confirm what my child needs to bring?
Thank you very much for your help.
Best regards,
〇〇
内容は「こんにちは、スミス先生。学校の初日について少し質問があります。我が子が必要なものをもう少し明確にしていただけますか。いつもサポートありがとうございます。敬具、〇〇より。」シンプルですが十分丁寧です。
まとめ
Back to Schoolシーズンは、アメリカの学校生活が本格的に始まる大切な時期です。特に初めて現地校へ通う家庭にとっては、先生や学校から届く英語のお知らせが最初の大きな壁になるかもしれません。しかし、よく使われる単語やフレーズを知っておけば、メールの内容は意外とパターン化されています。
まずは「日時」「持ち物」「締切」を確認すること。そしてわからないことがあれば、シンプルな英語で先生に質問してみましょう。アメリカの先生たちは、保護者からの質問を歓迎することがほとんどです。Back to Schoolシーズンをきっかけに、ぜひ英語でのコミュニケーションにも挑戦してみてください。
