「したい」を英語で表すとどうなるでしょうか?
こちらの記事では、「~したい」の英語表現はもちろん、「欲しい」や「願う」「希望する」の英語表現も紹介していきます。
例文も複数用意しているので、ぜひ参考にしてください。
「したい」は英語で何という?
皆さんは「したい」を英語で表せますか?
「今日~したいんだよね」とか、「明日~したい!」なんて時に、どんな英語がぴったりなのでしょうか。
ここでは、「~したい」の英語表現に関してはもちろんですが、「欲しい」や「願う」「希望する」等の近しい表現も紹介していきます。
一緒に勉強していきましょう。
「したい」は英語で”want to ~”と言う
「~したい」を英語で表現する場合、適切なのがこの”want to ~”という表現です。
“want”の意味を解説
・欲する
・(~が)欲しい
・(~を)望む
“want”には、「欲する」という感情を表現する役割を持ちます。
“want”は、単体でも「欲する」という意味を持つ英単語ですが、”to”と組み合わせることで、”want to ~(~したい)”という意味になります。
“want to”の使い方
まずは”want to ~”を使った例文を見てみましょう。
訳)今日は野球をして遊びたいな。
訳)いいね、賛成!
“want to ~”の”~”には、動詞が入ります。
今回の文章では”play(遊ぶ)”という動詞が入っており、”baseball(野球)”と組み合わせることで、「野球をしたい」という意味を持つのです。
「欲しい」も”want”で表せる
先に説明した”want”の意味の一番最初には、「欲する」という物がありましたよね。
実は、「~したい」に限らず、”want”は「欲しい」の意味を表す使い方もできるので覚えておきましょう。
訳)それが欲しかったんだよね!
特に上記の“That’s what I want(それが欲しいのだ)”は、そのまま覚えておくと訳立つ表現なのでぜひ使ってみてください。
「願う」は”wish”や”hope”を使う
「~したい」よりも強めに「願う」を表現したい場合、”wish”や”hope”が役立ちます。
“wish”と”hope”の違いは、どのくらい可能性があるか?です。
・wish : ほぼ不可能なことを願うときに使う
・hope : 可能性が高いことを願うときに使う
例えば、一切勉強せずに大学入試に励む場合は”wish”を使い、毎日たくさん勉強して「受かりますように」のニュアンスで使う場合は”hope”となります。
どちらも同じ意味を持つ英単語となりますが、上記の説明の通り期待値がどのくらいあるのか次第で使い分けると良いでしょう。
訳)あなたがここにいてくれたらな・・・。
訳)うまくやっていることを願うよ。
仮に、AさんとBさんは遠距離恋愛の間柄だとします。
しばらく会えないAさんの悲しい感情を表すときは、”wish”を使い、うまくやる(健康でいる)ことを願っている、Bさんは”hope”を使って表現しているのです。
「希望する」も”hope”で表せる
“hope”には、実は元々「希望する」という意味があります。
“hope to ~”で、”want to ~”と同じ使い方ができ、願望の強さを使う単語によって調整できるのです。
なので、”I hope to visit your house again.”となると、「君の家にまた行きたい(強め)」となり、”I want to visit your house again.”だと、気軽に遊びに行くというニュアンスを作れます。
「したい」を使った例文紹介
ここまでは「~したい」の意味を持つ、”want”に関してはもちろんですが、”hope”や”wish”の意味も一緒に勉強してきました。
意味は理解できたと思いますが、実践で使えるかどうかはまた別の話です。
ここからは、今すぐにでもそのまま使える例文を複数紹介していきます。
先に紹介した、”want”, “hope”, “wish”の3つを絡めて紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
“want”を使った例文一覧
まずは、”want”を使った例文からです。
「今夜は、ステーキを食べに行きたい」
- I want to go out for steak tonight.
“want to ~(~をしたい)”を使った例文です。
“go out for ~”で、「~を食べに行きたい」という便利な表現になります。
また、スラングで表現する場合は”I wanna go out for steak tonight”と表せるので一緒に覚えておきましょう。
「ハワイへ旅行に行きたい」
- I want to travel to Hawaii.
“travel(旅行する)”を使った、”want to ~”の例文です。
“travel”の後には、行先を書く必要があり、今回は”to Hawaii(ハワイへ)”と表現しています。
目的地を表す場合は、”to”を使うことが一般的なので一緒に覚えておきましょう。
「今は何も食べたくない」
- I don’t want to eat anything right now.
“want to ~”の否定表現をする場合、”do not”を使うのが一般的となります。
“don’t want to ~”で、「~したくない」という表現ができ、”anything”「何事も」を組み合わせることで、「何もしたくない」という文章になっているのです。
また、”right now”には「今すぐに」という意味があります。
もちろん”now”だけでも問題ないのですが、「たった今食べたくない」という意味を強調したい場合は、“right”を付けることで、分かりやすく表現できるのです。
“hope”を使った例文一覧
次は”hope”について学んでいきましょう。
「明日の受験に合格したい」
- I hope to pass the exam tomorrow.
基本的な文章構造は、”want to ~”と変わらない点に注目です。
“hope to pass the exam”で、「受験に合格する」という意味を持たせられます。
「明日」を表現する”tomorrow”を語尾につけることで完成です。
「良くなるといいね」
- I hope you feel better.
風邪や怪我、病気の友達などに使える英語表現です。
“I hope ~”で、「~であることを願う」という意味になり、”you feel better(良くなる)”を組み合わせることで本文が完成します。
“wish”を使った例文一覧
最後は”wish”を使った例文の紹介です。
「自分が猫だったらこんな思いをしなくてもいいのになぁ・・・」
- I wish I were a cat so I wouldn’t have to feel this way…
“wish”を使った文章は、「~だったらなぁ・・・」という、願望強めの使い方が多いです。
今回も、「猫だったらなぁ・・・」という不可能なことを冗談交じりで表現していますよね。
また、”so ~”で、「~なのになぁ・・・」の部分を表現しています。
まとめ
こちらの記事では、「したい」に関する英単語や例文を紹介してきました。
“want”や”hope”、”wish”はどれも同じようで違った意味を持つので、使い分けが出来るようになるといいですね。
ぜひこちらの記事を参考に、実践で色々試行錯誤してみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。