「神」を英語でいうとどうなりますか?

このように質問されて、答えられる人はどのくらいいるのでしょう。

こちらの記事では、そんなあなたの為に「神」の英語に関してはもちろん、例文や周辺知識も一緒に紹介していきます。

ぜひこちらの記事を通じて、一緒に理解度を深めていきましょう。

では、初めて行きます。

「神」は英語で何という?

自由の女神

皆さんは英語で「神」を表現できますか?

「神」というと、思い浮かべるのは「神様」だと思いますが、若者言葉では「それは神!」なんていい方もしますよね。

ここでは、いわゆる「神様」に関する英語表現はもちろん、若者言葉として使う「神!」に関しても紹介していきます。

一緒に勉強していきましょう。

「神」は英語で”God”という

「神」は英語で”God”と表現します。

ゲームやアニメなどでは、「ゴッド」なんて単語を聞いたことがある方もいらっしゃるはずです。

ただし、英語での発音は「ゴッド」というよりは、「ガァッドゥ」となります。

Godの意味

(特にキリスト教の)神、創造の神、造物主、(異教の)神、(神話などの)男神、神像、偶像、神のようにあがめられている人、崇拝の対象、(劇場の)天井桟敷席

参考:Weblio

一般的に”God”は、男性の神様を指し、女性は女性で別の呼称があるので注意が必要です。

女性の神様に関しては、次で紹介していきます。

「女神」は”goddess”になる

男性の神様は”God”でしたが、女性の神様は英語で”goddess”と表現します。

「女神」というと、アメリカの「自由の女神」を連想する方もいらっしゃるはずです。

「自由の女神」を英語にする場合は、”the goddess of Liberty”と表現します。

ただし、“the goddess of Liberty”よりも、”the Statue of Liberty”と表現する方が主流なので、「自由の女神」を英語にする際は思い出してみてください。

その他の「神」表現一覧

「神」といっても、国や宗教、使い方によっては違った英語を使うのが自然です。

ここでは、色々な「神」を英語にして紹介しています。

  • Mother of God:聖母マリア
  • Word of God:聖書
  • god of hell:地獄の神様
  • false god:偽神
  • deity:神(日本語の神様)
  • lord:キリスト・ユダヤ教の神
  • Allah:イスラム教の神
  • deva:ヒンドューや仏教の神
  • the Creator:創造主
  • the Divine:神
  • Heaven:神

日本語で「神様」という場合、”God”を使っても伝わります。

ただし、日本人のイメージする神様は”deity”の方が近しい印象があり、こちらを使うのがおすすめです。

「神」を使った例文紹介

「神」を使った例文紹介

ここまでは、「神」に関する様々な表現が理解できたかと思われます。

「神」という単語を英語にできても、実践で使えるかどうかは怪しい所ですよね。

ということで、ここでは「神」を使った例文を複数紹介していきます。

そのまま使っても良し、自分で編集して使っても良しな例文を紹介するので、ぜひご覧ください。

「それは神がかってる。」

  • You’re doing well!
    訳)それは神がかってる。

日本語で「神」という表現を使ったとしても、英語では”God”を必ずしも使うわけではありません。

今回のような場合は、ニュアンスで言うと「神」=「すごく良い」という解釈で訳しています。

もちろん、”godlike”のような単語を使ってみるのもありですが、伝えたいことをそのまま伝えたい場合は上の例の通りに言うと良いでしょう。

Aさん
「神」という言葉は、色々な変換が可能ですよね。日本語の場合、「神」=「完璧」だとか、「超すごい」など色々言い換えられます。日本語から日本語に変換した後に、英語に訳すとニュアンスがずれずに伝わりやすいですよ。

「昨日の配信はまじで神回だった。」

  • Yesterday’s streaming was truly excellent.
    訳)昨日の配信はマジで神回だった。

今回は「神回」を英語にするという文章でしたが、先ほど紹介した日本語→日本語の変換をするとわかりやすいです。

神回>最高の回>最高の配信としており、英語では”truly excellent”と表現しています。

“truly”は、「本当に」という意味があり、”excellent(最高な)”を強調しているのです。

“streaming”って何?

「昨日の配信」は、”Yesterday’s streaming”と訳していますが、そもそも”streaming”という表現が聞きなれない方も居るかもしれません。

“streaming”はいわゆる「生放送」「生配信」を指し、最近ではYouTubeやTwitch等を中心に世界的な流行をしています。

そもそも「神回」ってなんだ?

神回(かみかい)の意味

俗に、雑誌などの連載や、テレビの帯番組、連続ドラマ・アニメなどで、ふだんより特におもしろかった回。

参考:goo辞典

「神回」という単語は、若者を中心に流行した言葉のイメージが強いです。

「しんかい」と読みたいところですが、読み方は「かみかい」なので覚えておきましょう。

「それはマジ神、ありがとう。」

  • That would be extremely helpful, thank you.
    訳)それはマジ神、ありがとう。

こちらの表現も、まずは日本語日本語の解釈を一致させていくのがおすすめです。

今回は「神」を「役に立った」と訳すことで、ニュアンスをしっかりと伝えられます。

“That would be ~”で、「それは~だ」という表現ができるので、これを軸に文章が作られているのです。

また、「神」と同じくらい役立ったことを表現するために、”extremely(極限に)”を使って”helpful”を強調しています。

「サッカーの神プレイ集見た?あれヤバイよ。」

  • Have you seen the compilation of genius plays in soccer? It’s amazing.
    訳)サッカーの神プレイ集見た?あれヤバイよ。

こちらは、サッカーの神プレイ集のすごさを友達に紹介していているシーンをイメージした例文となります。

神プレイを日本語から日本語に変換し、”genius plays(天才的なプレイ)”に変換しています。

「~を見た?」と聞きたい場合は、上記のように”Have you seen ~”と表現できるので覚えておきましょう。

Aさん
二つ目の文章でも若者言葉「ヤバイ」を使っていますよね。こちらは、良い意味でヤバイということで、”amazing”を使って表現しています。翻訳や英語変換の際にすごく役立つ考え方なので、日本語から日本語への変換は出来るようになっておくと便利です。

まとめ

こちらの記事では「神」に関する英単語はもちろん、関連表現も紹介してきました。

国や文化によって異なる英単語を使う表現は覚えるのが面倒ですが、覚えておくと便利なシーンが沢山あるのでぜひ面倒くさがらず頑張って覚えていきましょう。

本記事で紹介した例文は、そのまま応用が利くものがほとんどなのでそのまま覚えても良し、少し編集して外国人に伝えてみる所までやってみると色々さらに勉強になります。

ここまで読んでいただきありがとうございました。