フリーで仕事をしていると、オンオフの境目がわからなくなってしまいがち。働き始めると「働き過ぎ」に、休み始めると「休み過ぎ」になってしまい、なかなかバランス良く生きられません。オンオフのスイッチを錆びつかせないためにも、適度な間隔で休みを決めることが大切ですね。

ということで、今回のテーマは「休み」です。

ひとくちに休みといっても、その種類はさまざま。今回の記事では、休日や休暇、休息や休憩など、休みの種類ごとに適切な英語表現について、詳しく確認していきます。

これを読めば、英語でも適切に「休み」を取れるようになるはずです。私も自分事として、しっかり確認していきたいと思います。

それでは、早速始めていきましょう!

「仕事の休み」は英語で何て言う?

「仕事の休み」は英語で何て言う?

「仕事の休み」という意味で最も幅広く使えるのは “off” です。日本でも仕事しているときを「オンタイム」、休みのときを「オフタイム」、それぞれを合わせて「オンオフ」と言いますよね。英語の場合も、基本的には同じイメージです。

Aさん
I’m off today.
訳)今日は休みです。

なぜ off が「休み」なのか?

off の基本イメージは「離れる」です。そこから、「仕事から離れる」というイメージで「休み」という意味が派生しました。

また、機械のイメージで「ON=活動中」「OFF=休止中」と捉えても良いでしょう。

off を使った各種休みの表し方

off が表すのは、基本的に「一日以上の休み」です。例外的に半日休み(半休み)を表すこともありますが、あくまで1日が基準となっている点では変わりません。

off を使った各種休みの表し方は以下の通りです。

  • a day off:1日休み
  • a half day off:半日休み(半休)
  • a week off:1週間の休み
  • two days off a week:週休2日
  • nine days off a month:月休9日
Aさん
I have 30 days off a month.
訳)月に30日休みなんだ。
Bさん
I’m jealous! But how do you live?
訳)羨ましいなあ! でも、どうやって生活してんの?

 

ちなみに、a off day とすると、イギリス英語で「ツイてない日(厄日)」という意味になります。順番には注意しましょう。

Aさん
Today is a off day!
訳)何て日だ!

「お休みをもらう(取る)」は英語で何?

「お休みをもらう(取る)」と言いたいときは “take a day off” と言います。もちろん、a day の部分は長さに応じて a week off などと変えてOKです。

Aさん
Can I take a day off this weekend?
訳)今週末、1日お休みをもらってもいいですか?
Bさん
Of course!
訳)もちろんだよ!

 

off 以外のお休み表現

off と似た「お休み」を表す単語に “leave” と “absent” があります。

① leave

off は決まっている定休から申請したお休みまで幅広く表す一方、leave が表すのは、臨時のお休みです。もともと決まっているお休みに leave は使われません。

そのため、社員が各々の事情で申請する「有給休暇」は leave を使って表すのが一般的です。「有給」という部分を強調したければ “paid leave” と言いましょう。

leave を用いた主なお休みな以下の通りです。

  • paid leave:有給休暇
  • annual leave:年次休暇
  • sick leave:病気休暇(病欠)
  • childcare leave:育児休暇(育休)
  • maternity leave:産前産後休暇(産休)

ちなみに、leave は “on 〇〇 leave” の形で使います。「お休みなのにon?」と違和感があるかもしれませんが、leave 自体がもともと「離れる(出発する)」という意味の動詞なので、on と leave が合わさって off と同じ意味になっています。算数の「(+-)=-」みたいな話ですね。

Aさん
I’m on a paid leave now.
訳)今は有給休暇中です。

② absent

absent(アブセント)は対象者が不在であることを表す表現。ちなみに、反対語は present(プレゼント)です。

absent は客観的に人がその場にいないことを伝えるため、自分のことには使うことができません。また、お休みでいない場合だけでなく、一時的に席を外している状態も absent で表現することができます。

Aさん
My boss has been absent for a while.
訳)私の上司はしばらく欠勤しています。

「長期休暇(余暇)」は英語で何て言う?

「長期休暇(余暇)」は英語で何て言う?

長期休暇(余暇)は英語で “holiday”、または vacation” と言います。

先述の off が仕事で疲れた身体を休める(rest をする)ことをメインとした休みだったのに対して、holiday と vacation は日本語の字面通り「余った暇(ひま)」です。そのため、身体を休めることよりもレジャーや趣味などを楽しむことに主眼が置かれています。

holiday と vacation の違い

holiday はイギリス英語、vacation はアメリカ英語で、それぞれ長期休暇を表します。

ただし、アメリカ英語でも「国民の休日(national holiday / public holiday)の場合は holiday が使われます。英米での住み分けは以下表の通りです。

国民の休日 長期休暇
アメリカ holiday vacation
イギリス holiday holiday
Aさん
Respect for the Aged Day is a public holiday.
訳)敬老の日は国民の休日(祝日)です。
Aさん
I will spend this summer vacation in Nagano prefecture.
訳)今年の夏休みは長野で過ごす予定です。

ちなみに、最近では長期休暇を自宅で過ごす “staycation(stay × vacation)” という楽しみ方も増えてきており、長期休暇の過ごし方も一様ではなくなってきているようです。

また、海外で就労体験をすることを “working holiday” と言いますが、これを反対にした “holiday working” は一転「休日出勤」という意味になるのでご注意を。

「大型連休」は英語で何て言う?

ゴールデンウィークなどの大型連休は、英語で “long weekends” と呼ぶのが一般的です。

なぜ weekends なのかと言うと、これらの連休はたいてい土日を核にして祝日を連結させているから。「長くなった週末(土日)」という語感は、日本の「大型連休」より的を射ていると言っても良いかもしれません。

ちなみに、「ゴールデンウィーク(Golden Week)」という表現は日本独自の呼び方、つまり和製英語なので海外では通じません。注意しましょう。

「休憩(休息)」は英語で何て言う?

「休憩(休息)」は英語で何て言う?

「休憩(休息)」は英語で “rest”、または “break” と言います。

ここまでに挙げてきた単語たちは、基本的に「休みの日や期間」を表すのに対して、rest と break は「休む行為」を表します。

restは、仕事や勉強などから離れて、一定時間がっつり休憩すること。その一方、break は一時的な小休止を表すことが一般的です。大小関係は「off > rest > break」のイメージです。

Aさん
You work too much. Take a enough rest.
訳)あなたは働き過ぎよ。ちゃんと休息を取りなさい。
Bさん
OK. At first, let’s take a break!
訳)わかった。とりあえず手始めに休憩しようか。

 

まとめ

今回は、「休み」をテーマにお話ししてきました。

仕事の休みなら off、祝日や長期休暇なら holiday か vacation、そして休息タイムなら rest か break が適切な表現です。

冒頭でも言いましたが、ひとくちに「休み」と言ってもその種類はさまざま。身体を休めることと心をリフレッシュさせること、これらが両立した「心身双方にとっての休み」を摂取することが大切です。

今回ご紹介したことを参考に、適切な休みを取っていきましょう。

それでは、これからも楽しい英語学習を。

Let’s enjoy!!