「気持ち悪い」という言葉には、色々な意味が含まれています。
例えば、「吐き気がするなどの体調が悪い」ので気持ちが悪いのかもしれませんし、「見た見が気味が悪くて恐ろしい」という意味で気持ち悪いのかもしれません。
このように「気持ち悪い」という言葉を紐解いていくと、なぜ気持ち悪いのかによって英語の表現が違ってきます。
本記事では、「気持ち悪い」を英語表現するときに、その意味のニュアンス別に英語のフレーズを紹介します。
「気持ち悪い」って英語でなんて言うの?
「気持ち悪い」という言葉には、気分が悪い・体調が優れないことからくる表現が含まれています。
吐き気がある場合にも「気持ちが悪い」とも言いますが、nauseous、feel sick、not feeling wellを使って表現できます。
それぞれの英語について解説していきます。
nauseous
nauseousは形容詞で、(人が)吐き気を催す、ムカムカする、を意味します。
実際に、吐き気を感じている気持ちを表現するときに使われる英単語です。
マリーは船に乗るとき、吐き気を感じています。
彼らはたくさんの生牡蠣を食べて、吐き気を催しました。食べるべきではなかったのです。
息子は吐き気と脱水症状があると言っていました。その後、彼は意識を失ったのです
nauseatinも形容詞で、(他者に)吐き気を催させる、気分が悪くなるような、胸の悪くなるような、とても不愉快な、という意味になります。
気分を悪く感じさせる物や事柄に対して使います。
私は自宅近くにある公園から気持ち悪い匂いがするのを感じていました。
私はその映画が嫌いでした。気分が悪くなるような暴力的な映画だったからです。
feel sick
feel sickでも、吐き気を感じている気持ちを表す英語のフレーズになります。
表現する範囲が広く、酔った場合や飲みすぎ、食べ過ぎなど様々な理由で起こる、吐き気がする、ムカムカする、気分が悪い、ということを伝えるときに使います。
ジェニーは旅行中に気分を悪くしてしまいました。
彼は講義の途中で吐き気をもよおしていました。
not feeling well
not feeling wellは、あまり体調が良くないことを伝えるときに良く使われる表現のひとつです。
これは、体調が良くないことを感じているけど、実際にどんな理由があって具合が悪いのかわからないというニュアンスが含まれています。
体がだるい、なんだか調子が悪いことを伝えるときに使ってみましょう。
他の表現として、I don’t feel wellでもなんだか調子が良くないことを表現することができます。
母は体調がすぐれないとと言っていました。
体調がすぐれないんです。目覚めもスッキリしました。
その他の「不気味に」まつわる様々な英語表現
「気持ち悪い」という言葉には、不気味なものや不快なものをみたときに感じる気持ちを表現するときにも使います。
不気味なものをみた、気色悪い、キモいと感じた場合にも「気持ちが悪い」と言いますよね。
これらが含まれる英単語であるdisgusting、weird、yucky、nastyの英語表現について解説していきます。
disgusting
disgustingは形容詞で、(汚物・人・行為・出来事などに対して)非常に不快な、むかつく、うんざりさせる、嫌な、へどが出そう、というような気持ちを表現することができます。
例えば、悪口を聞いてしまったり、その人の汚い行動をみてしまった時のショックで、とても不快に感じたときに使えます。
むかつく!
weird
weirdは形容詞で、異様な、不気味な、変な、というネガティブな印象を意味します。
例えば、この世の動物とは思えない、宇宙人のような風貌をしている動物をみたときに、異様な姿であることを詳しく伝えるときに使います。
生き物や人の外見や考えが変であるということを伝えることができるので、会話で使われやすいフレーズです。
私はエイリアンのような生き物を見ました。
その男性が変な行動をしたので、私たちは恐怖を感じました。
類義語としては、strange や unusual、funnyなどがあり、近いニュアンスがあるので言い回しとして使うことができます。
strangeは、形容詞で、奇妙な、変わった、変な、見知らぬ、面妖な、という意味があり、フォーマルな会話の中でも使用することができます。
unusualは、形容詞で、異常な、ありふれていない、普通ではないという意味があります。
yucky
yuckyは、形容詞で気持ち悪くて非常に不快な、という意味があります。食べ物がまずかったりして吐き気がするという表現もできます。
気持ち悪い食べ物や気持ち悪いと言う感情に対して使えます。
yuckyをもう少し強く言う単語には、grossやdisgustingがあります。
まずいってどういう意味ですか?
.麻婆豆腐を食べたときに酸っぱく感じました。
あまりに気持ち悪いので、その漫画については言いたくないです。
nasty
nastyは形容詞で、(人の言動が)不快な、嫌な、(人が)性格の悪い、意地悪な、たちの悪い、(出来事や体験についても)ひどいを意味します。
幅広く不快な感情を表現することができます。
彼女は性格が悪いので、同僚から嫌われているのも不思議ではありません.
それはひどい言い方ですね。
まとめ
「気持ち悪い」という言葉を英語へ置き換えるときに、意味によって伝わるフレーズを紹介しました。
体調不調や吐き気を催したために「気持ち悪い」のであれば、nauseous、feel sick、not feeling wellのフレーズを使ってみてください。
他には、身体の異変による不調だけでなく、外見や出来事など感覚的に不気味で気持ち悪いやキモいというような日本語の表現を英語で行う場合には、disgusting、weird、yucky、nastyを活用してみましょう。
使うシーンによって、意味の異なる「気持ち悪い」を英語で使うときに、ぜひ役立ててくださいね。