“real”の意味は何?
こちらの記事では、そんな”real”という英単語の意味を紹介していきます。
関連表現はもちろん、”true”や”for real”の使い方など、覚えておくと役に立つ知識も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
“real”の意味は何?
皆さんは”real”の意味をご存じでしょうか?
“real”は、良く日本語でも「リアル」と言ったりしますが、同じ意味なのか気になりますよね。
まずは”real”の用語解説から、関連表現や変形を紹介していきます。
では、初めて行きましょう。
“real”は「本当の」という意味
前提として”real”には、色々な意味があります。
その中でも一番汎用性の高い意味は、この「本当の」です。
日本語でも「リアルな〜」の使われ方をしますが、カタカナと英語での意味はほとんど同じなので、覚えやすいかと思われます。
“real”の意味一覧
・(名目上・表面的でない)真の ・本当の ・(まがいでない)本物の ・天然の ・(うわべだけでなく)心からの ・(想像・空想でなく)現実の ・実際の ・実在する ・真に迫ったまったくの Weblio様より引用
“real”の意味は、「本当の」意外にもこれだけ多く存在します。
全て覚えるのは大変なので、先にも紹介した「本物の」や「実際の」あたりを覚えておけば、問題ないでしょう。
“for real”で「まじで?」を表す
“real”を使った英語表現の中でも、カジュアルな会話で使える”for real”は覚えておいて損はないでしょう。
訳)今日午後から雨降るらしいよ。
訳)まじで?傘持ってくるの忘れちゃったわ。
この様に、日常会話のちょっとした「まじで?」に使える英語表現となります。
ちなみに、“for real ?”はスラング表現と言われているので、公共の場で使いたい方は”really ?”や”seriously ?”を代わりに使いましょう。
“real”と”true”の違いは?
A. 現実的か非現実的かの違い
“real”と”true”の違いは、現実的か非現実的かの違いとなります。
前提として、どちらも同じ意味として使われることがあると言うことは覚えておきましょう。
その理由として、単語の意味を日本語で調べるとどちらも「本当の、正しい、真実の」と訳されることがあるからです。
違う意味として使われる時の"true"&"real" ▶︎The true life:真の人間 ▶︎The real life:実生活
“true”は、誰でも知っている様な事実を指し、“real”は想像ではない事実を指すイメージと言えます。
“reality”は”real”の名詞バージョンとなる
“real”の名詞版表現は、”reality”となります。
意味は「現実」となり、複数形”realities”にもできるので覚えておきましょう。
ちなみに”true”にも名詞形が存在し、”truth”と表記します。
“real”の対義語は”imaginary”となる
“real”は、「本当の」という意味ですが対義語は「想像上の」の意味を持つ”imaginary”となります。
この単語は、”imagine(想像する)”の形容詞形となるので、一緒に関連付けて覚えておきましょう。
発音はローマ字読みと変わらず「イマジナリー」となります。
“real”を使った例文紹介
ここでは、”real”を使った例文を複数紹介していきます。
先に紹介した関連表現やまだ紹介していない”real”の変形も使っているので、一緒に勉強していきましょう。
まじで最近暑すぎる
- It’s been real hot lately.
こちらは、外が暑くて仕方ないときに役立つ例文です。
まずは前提として、天気を表す文章を書くときは”It’s”から始まることが基本といえます。
“It’s cold(寒い)”や“It’s hot(暑い)”と基本形は変わらず、ここ最近の天気を表しているので、”It’s been(ずっと)”という使い方をしているのです。
また、”real hot”とすることで、「本当に暑い」という表現ができます。
“lately”には「最近」という意味があるので、”It’s been”と組み合わせることで「最近ずっと~」という文書を作れるのもポイントです。
簡単に言うと”so”や”very”と同じ使い方しているのです。
理想と現実は異なることが多い
- Ideal and reality are often different.
「理想と現実」という日本語でもよく使う表現を例文にしています。
“Ideal(理想)”と“reality(現実)”は、どちらも名詞であるという点に注目です。
AとBのような使い方をする場合は、英単語の形を合わせる必要があります。
その点を除けば非常にシンプルな文章なので、説明は不要でしょう。
現実的に考えて、明日お金持ちになることは難しい
- Realistically speaking, it’s hard to be a millionaire tomorrow.
こちらの文章で使っている”realistically speaking”という表現は、「現実的に考えて」という意味を持つセット表現であり、非常に便利なので覚えておきましょう。
ちなみに”~ speaking”でよく言われる表現として、”Frankly speaking(正直言って)”が存在します。
基本的には「~と言って」や「~と考えて」と訳すのが無難でしょう。
“It’s hard to be ~”で、「~になるのは難しい」となる点にも注目です。
“to be”は、”to become”とも置き換えることができ、「~になる」という意味を持ちます。
今回は「お金持ち」を”millionaire”と表現していますが、”rich”や”wealthy”とも表現できるので、お好みに合わせて置き換えてみましょう。
彼が言っていることは本当ではありません
- What he is saying is not true.
最後に”true”を使った例文を紹介します。
“true”は先にも説明した通り、現実的なことに使う「本当」という表現です。
今回は「正しくない」と、伝えたいので”not true(現実的に考えて正しくない)”という使い方をしています。
“What he is saying is ~(彼が言っていること)”は、誰かの発言が前提として必要となる文章なのでその点に注意です。
まとめ
こちらの記事では、”real”の意味を解説してきました。
“realには色々な意味が存在しましたが、中でも「本当の」は覚えておくと用意でしょう。
「実在する」も覚えていれば、”true”との違い(現実的か非現実的か)もわかりやすくなります。
最後に紹介した例文もぜひ英会話の中でそのまま使ってみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。