「待合室」とは、病院、バスや空港など建物の中で待ち時間を過ごすための場所のことを言います。
待つ場所が建物であれば待合所もしくは待合とも言います。
私たちは日常生活で待合室を使うことがあります。
例えば、病院では診察を待つための待合室がありますし、バスや空港のターミナルでは乗車する時間が来るまで待合室を利用します。
他にもホテルや劇場などさまざまな場所で待合室を使います。
そのため、海外でも待合室を使うタイミングはたくさんあります。では、待合室で待つ時にどのような英語のフレーズが使われるのでしょうか。
英会話で使われる英語の表現を知っておくとスムーズな会話をすることができます。
本記事では、「待合室」を英語で言うときの英語表現や、待合室で待つときの会話についてもご紹介します。
「待合室」って英語でなんて言うの?
おもに「待合室」は英語で言うとwaiting roomとなります。「待合室」を利用する場所といえば、病院や駅、美容室などが思い浮かびます。
waiting room以外にも waiting areaでも「待合室」と言うことができます。
waiting roomは待つための部屋と言うイメージですが、waiting areaの場合は、待つ部屋の中の限定されている場所と言うイメージです。あまりリラックスして長く待ってはいられないと言うイメージがあります。
waiting room「待合室」を病院や駅、美容室などでそれぞれどのような英語表現として使われているのか、「待合室」で待つときの会話の流れについて詳しく解説します。
病院の場合
病院では、受付をするときや受診を待っているときなどで待合室を使います。
受付の人との会話の流れをみていきましょう。
この病院での受診は初めてですか?
はい。
問診票を記入していただけますか?
わかりました。
待合室でお待ちください。
駅の場合
バスや鉄道などの駅では、出発時刻が来るまで「待合室」で待つ場合があります。
駅で「待合室」を使うときの会話での英語表現についてご紹介します。
ごめんなさい、30分くらい遅れそうなんです。
どうしたの?大丈夫?
電車が遅れちゃってる。電車内で急病の人を担架で運ぶのに時間がかかっています。
わかった!駅の待合室で待っているから、駅に着いたら教えてね。
駅の待合室は、プラットフォーム上にあることが多いですね。
美容院の場合
美容室にもよりますが、例えば予約をしないで美容室を訪れる場合、一時的に担当が対応するまで待ってもらう場合もあります。
その時の会話の流れについて例文をみていきましょう。
予約してません。今からヘアカットしてもらえますか?
できますよ。そこでおまちください。担当のスタイリストがそちらにお伺いしますね。
ありがとうございます。
人気の美容院は、予約を入れずに飛び込みで入っても、ヘアカットしてもらえないことが多いですが、時期や時間帯によって、予約なしでも少し待てば、ヘアカットをしてもらえることもあります。
「さまざまな待合室」にまつわる様々な英語表現
「待合室」で待つときの英会話の表現についていくつか紹介しました。
ここでは、 空港・ホテル・劇場や会社で「待合室」は違う英単語で使い分けをします。
waiting room以外のそれぞれの「待合室」の英語表現について詳しく解説します。
waiting lounge
waiting loungeは、空港や病院で使う表現で、待合室や待合ラウンジのことを言います。
私たちはしばしばフライト前に待合ラウンジで過ごしています。
彼女は空港のラウンジで待っています。
空港の特別ラウンジを利用する方法
空港には待合ラウンジがあるという話をしましたが、飛行機を利用したことがある人の多くが、空港には特別ラウンジがあることをご存知ですよね。空港の特別ラウンジを利用するには、どうすればいいのでしょうか。いくつか方法があるので、紹介します。
航空会社ラウンジ
航空会社ラウンジとは、JALやANA、デルタ航空などの航空会社が設けているラウンジのことを指します。ビジネスクラスやファーストクラスの乗客、または航空会社の会員ステータスが上級クラスの乗客だけが、航空会社ラウンジを利用できます。
私はANAのクレジットカードを持っていて、日常品の買い物でもそのカードをよく使っています。
往復旅行のフライトでそのカードを使うと、たくさんマイレージがたまりますね。
カードラウンジ
クレジットカードでゴールドカード以上のステータスを持っている人も、空港の特別ラウンジが利用できる場合があります。自分の持っているクレジットカードの種類にもよるので、対象のクレジットカードかどうか確認してみましょう。
カードラウンジでは、クレジットカード会社が提携している空港ラウンジの各種サービスを利用できますが、一部のサービスについては有料となる場合もあるので、確認しましょう。
ビジネスクラスやファーストクラスの航空チケットを入手するのは厳しいけど、クレジットカードラウンジなら利用できるかもしれません。
ほとんどの人がクレジットカードは持っているし、ほぼすべての買い物を1つのクレジットカードでまとめたら、ゴールドカードホールダーになれそうです。
「空港ラウンジが使えるクレジットカード」で検索してみるのをおすすめします。
lounge
loungeは、動詞で「ゆったり座る」と言う意味もあります。
彼女は豪華なホテルの受付のソファーでゆったり座っていました。
空港・ホテルなどのラウンジ、休憩室、待合室のことを指しており、ただ待つのではなくゆったりとした空間で待つというイメージです。
ホテルでは、カクテルなどのアルコールを飲める場所と言うニュアンスでラウンジが使われており、cocktail loungeとも言われています。
家では、居間、リビング、玄関、ロビーと言った意味で使われる場合もあります。
彼らは最上階のラウンジでお酒を楽しみました。
彼は空港のラウンジで新聞を読みながら過ごしました。
訳)彼女は、空港のラウンジでシーフードとマカロニのクリームグラタンを食べるのを楽しみました。
次回私が飛行機に乗るときまでに、空港のラウンジを利用できるように努力してみます。
空港のラウンジでは、資格のある乗客に対して、食事やドリンクなどを無料で提供するほか、無料でWi-Fiが使えたり新聞や雑誌が読めたりします。仕事などで頻繁に飛行機を利用される方は、マイレージがたまるクレジットカードを作るといいですね。飛行機を使う機会がなかなか得られなくても、いずれ飛行機を使う予定があれば、買い物などでがマイレージをためておくと、たまったマイレージが使えそうです。
lobby
lobbyは、劇場やホテルのロビー、待合室を指します。
トムは友達を劇場のロビーで待っています。
ロビーでお待ちいただいもよろしいでしょうか?
もちろん。問題ないですよ。
reception room
reception roomとは、会社などの応接室を意味します。receptionという場合もあります。
私たちは応接室に座っています。
応接室でお待ちください。
まとめ
「待合室」に関連した英語表現について紹介しました。
「待合室」は一般的には、病院や駅、美容室などで待合室で待つ場合に使われやすい表現として waiting roomで伝えることができます。
さらに待つ場所によっては他にも英語表現を言いかえることができ、空港や病院などではwaiting lounge、空港・ホテルでゆったりと待てる場所では lounge、劇場やホテルはlobby、会社などでは reception roomという英単語を使うことができます。
それぞれを使い分けると、さらに英語の表現の幅がグッと広がるのでぜひ参考にしてくださいね。