「タバコ」は英語で何と言うかご存じですか?

そもそも「タバコ」はカタカナなので、”tabaco”が正解なのではと思いますよね。

残念ながら、これは大きな罠です。

でも安心してください、こちらの記事ではそんな「タバコ」の英語表現はもちろん、スラング表現や「電子タバコ」などの関連表現も紹介していきます。記事の最後には応用として例文も用意してあります。

この記事を読んだ暁には、誰よりも「タバコ」の英語に関して詳しくなっていると言えるので、ぜひ参考にしてください。

「タバコ」は英語で何と言う?

皆さんは「タバコ」を英語にできますか?

結論から言うと「タバコ」は英語で”cigarettes“と表現します。

では、「タバコ」という言葉はどこから来たのでしょうか?

それぞれ詳しく単語の解説を行っていきましょう。

「タバコ」は英語で”cigarettes”という

「タバコ」の英語は、”cigarettes”と表現するのが良いでしょう。

この単語は”cigarette(名詞)”の複数形となるので、発音は「シガレッツ」となります。

複数形にしている理由としては、「タバコは1箱に複数本入っているのが基本」だからです。また、「タバコ」には色々な銘柄があるので、複数形にしているとも言えます。

つまり、大枠での「タバコ」を指す場合は”cigarettes”となり、友達に「タバコを一本くれ」とお願いするときは、単数形の”a cigarette”を使うのが正解なのです。

「タバコ」のスラング表現は”cigs”となる

「タバコ」をスラング(砕けた言い方)で言うと、”cigs”となります。

“cigs”は、先に紹介した”cigarettes(タバコ)”の略称表現です。つまり”CIGaretteS“の部分を抽出して考えているイメージでしょう。

「タバコ」のようないわゆる「ギャング」をイメージできるモノには、基本的にスラング表現が存在するので、基本的な言い方+αで知っておくと便利です。

Aさん
HipHopの歌詞を理解する上でも、スラング表現を知っておくと役立ちます。

“tobacco”はタバコの「原料」の部分を指す

「タバコ」の英語表現は”cigarettes”で問題ありませんでしたが、「タバコ」の英語を語る上では必ず“tobacco”も一緒に見ておく必要があります。

結論から言うと、”tobacco”は「タバコの原料」を指す単語です。つまり、タバコの筒の中に入っている「葉っぱ」の部分のことでしょう。

既にお気づきの方もいるかもしれませんが、この“tobacco”が派生して日本語の「タバコ(tabaco)」というカタカナ表現に行きつきました。

つまり、皆のイメージする「タバコ」は”cigarettes”であり、その元となった英単語が”tobacco”であるという事です。

“tobacco”にスラング表現は”baccy”となる

“tobacco”のスラング表現は、”baccy”となります。

この単語は”cigarettes”から派生した”cigs”と似ており、”tobacco”の”toBACCo”に”y”をくっ付けることで生まれた単語です。

使い方は簡単で、“Pass me the baccy(タバコとって)”のように使います。

「タバコ」の関連表現

「タバコ」の関連表現

ここからは「タバコ」の関連表現を紹介していきます。

こちらの記事で紹介する関連英語は下記の通りです。

  • smoking – 喫煙する
  • electronic cigarette – 電子タバコ
  • shag – 手巻きタバコ

どれも覚えておくと便利な表現なので、ぜひ一緒に見ていきましょう。

「喫煙する」の英語は”smoking”

「喫煙する」を英語にすると、”smoking”という単語が出てきます。

“smoking”は、”smoke(喫煙する)”の現在分詞形であり、「タバコを吸っている状態」を指す単語です。

簡単に言うと、この”smoke”の変形表現を使えば「喫煙する」の色々なシーンを表現できるので、覚えておきましょう。

  • smoking – (現在分詞)
  • smoked – (過去形)
  • smoked – (過去分詞)
  • smokes – (三人称単数現在)

「電子タバコ」の英語は”electronic cigarette”

最近流行りの「電子タバコ」は英語で”electronic cigarette”と表現します。

“cigarette”は、先にも紹介した通り「タバコ」の意味がある単語です。先にある“electronic”には、「電子の、電子工学の、電子音楽の」という意味があります

つまり、「電子の+タバコ」で”electronic cigarette”となるので、単純な単語の足し算で成り立っているのです。

「手巻きタバコ」の英語は”shag”

「手巻きタバコ」を英語にする場合、”shag”というのが適切です。

この”shag”という単語は、「シャグ」と発音するので、日本語での「シャグ」と同じ意味を持ちます。

「手巻きタバコ」=「シャグ」なので、結論”shag”と表現するのが正解なのです。

「タバコ」を使った例文紹介

ここからは「タバコ」を使った例文を確認していきましょう。

どれもそのまま覚えても使える表現なので、ぜひお役立てください。

息抜きにタバコを吸いたい

  • I need to smoke a cigarette for relaxation.

「タバコ」はリラックス目的で吸う人が多いですが、そんな日常のワンシーンを例文にしてみました。

「タバコを吸いたい」は、”I want to smoke a cigarette”でも伝わりますが、いわゆる「ニコチン中毒」の人らしさを表現するには、”want”よりも強い”need”を使うのが適切でしょう。

最後にある”for relaxation”は、「息抜きの為に」という意味があります。”for”には「目的」を表現する力があるので、ここでは「為に」を意味します。

タバコは癌になるリスクを高くする

  • Cigarettes increase the risk of cancer.

「タバコ」を吸う人は吸わない人と比べて、男性1.6倍、女性1.5倍の確率でガンになりやすくなるようです。そんな医学的なエビデンスを例文にしてみました。

この文章は非常にシンプルであり、“cigarettes(タバコ)”が、”increase(増加させる)”、”the risk of cancer(癌のリスク)”を足し算した文章です。

いわゆるSVOの形であり、シンプルに意見を伝えたいときに役立つ言い方でしょう。

まとめ

こちらの記事では「タバコ」に関して、単語の学習や関連表現の確認と例文で応用を行ってきました。

記事の内容を要約すると「タバコ」はいわゆる「タバコの原料」を指す単語”tobacco”から来ており、英語では”cigarettes”と表現するのが正解でしたよね。

最後に今まで学んできた単語を一気に復習して終わりにしていきましょう。

  • cigarettes – タバコ
  • tobacco – タバコの原料
  • cigs – タバコのスラング表現
  • baccy – タバコの原料のスラング表現
  • smoking – 喫煙
  • electronic cigarette – 電子タバコ
  • shag – 手巻きタバコ

スラング表現も含めて、様々な表現が存在するのでぜひ使ってみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。