皆さんこんにちは!今回は「ガソリン」についての英語です!

ガソリン」はイギリスとアメリカで呼び方が違ったりなど、かなりややこしいんです、!

今回は「ガソリン」についての英語や「ハイオク」や「軽油」、関連する英語表現を詳しく解説します。

 

ガソリンは英語で?

冒頭でも触れた通り、「ガソリン」はアメリカとイギリスで呼び方が違います。

まず、アメリカでは「ガソリン」を「gas」 または「gasoline」と言います。

イギリスでは「petrol」と言います。

ハイオクと軽油は?

ハイオクと軽油は?

日本ではガソリンスタンドに行くと「レギュラー(ガソリン)」、「ハイオク」、「軽油」で分けられていますよね。

海外では「ハイオク」と「軽油」がどのように呼ばれているのかご紹介します!

ハイオク

ハイオク」は「premium fuel(プレミアムフューエル)」や「premium gasoline(プレミアムガソリン)」と呼ばれています。

ハイオク」の正式名称は「高オクタン価ガソリン」であり、「ガソリン」の一部となります。「オクタン価」が高いのと、他の燃料よりも高額であるため、名称に「premium」が付いています。ガソリンスタンドでは「premium」と言えば、「ハイオク」を入れてくれます。

また、「lead-free gasoline(リードフリーガソリン)」、「unleaded gas(アンリードガス)」もあります。こちらは日本語では「無鉛プレミアムガソリン」と呼ばれ、主に輸入車などに導入されています。「無鉛プレミアムガソリン」は、「ガソリン」と「ハイオク」どちらを入れても稼働するという性質を持っています。

無鉛(鉛が入っていない):lead-free、unleaded

軽油

軽油」は「diesel(ディーゼル)」です。

diesel(ディーゼル)」は日本で使用されるケースは比較的少ないですが、輸入車や大きな車、トラックやバスなどによく使用されています。

ガソリン」よりも安価ですが、排出ガスが「ガソリン」よりも有害であるという欠点があります。そのため、燃料とともに、「AdBlue(尿素水)」という「ろ過物質」を補充しなければなりません。

ガソリンスタンドは英語で?

gas station

ガソリンスタンド」はアメリカ英語では、「gas station」、またイギリス英語では 「petrol station」と言います。

「ガソリンスタンド」は和製英語であり、海外では通じないので注意が必要です。

 

ガソリンに関連した英語表現

ここからはガソリンに関連した代表的な英語表現をご紹介します。

「ガソリンを入れる」

「ガソリンを入れる」は「get gas(petrol)」です。

get」の代わりに「buy」や「put」なども使用することができます。

 

「ガソリンを満タンに入れる」

「ガソリンを満タンに入れる」は「fill up the gas(petrol)」や「top up the tank」と表現します。

 

※車の燃料ゲージに 「F」 と「 E」が表記されていますよね。 「F」は「full(満タン)」の意味で「E」は「empty(空)」の意味です。

「ガス欠(ガソリン切れ)になる」

ガス欠」は「running out of gas(petrol)」です。run out of」が「使い果たす」という意味で、「ガス欠」の他にもよく使われます。

 

ガソリンの単位は?

アメリカやイギリスで「ガソリン」の量を量る単位は実は「L(リットル)」ではないんです。

アメリカやイギリスではガソリンの単位に「gallon(ガロン)」を使用します。しかし、イギリスとアメリカでは「gallon(ガロン)」の定義が異なります。

名称もそれぞれ分かれており、アメリカの「gallon(ガロン)」は「米国液量ガロン」、イギリスでは「英ガロン」と呼ばれています。

「1米国液量ガロン」は「約3.8L」で「1英ガロン」は「約4.5L」となり、かなり量が違いますよね。とんでもなくややこしいですよね、、、

 

なぜこのややこしい「ガロン」を使っているのか?

なぜこのようなややこしい単位を使っているのでしょうか。理由は、アメリカとイギリスが「ヤードポンド法」を使っているためです。

現在ヤードポンド法を使用している国は「アメリカ」と「ミャンマー」、「リベリア」の3カ国のみとなっています。イギリスは現在メートル法に転換を図っている最中となります。

※日本をはじめ、世界のほとんどの国は「メートル法」を使用しています。

 

海外の燃費の表記は?

ガソリンの値段について

アメリカやイギリスでは、ガソリンの単位が違うので、当然日本と燃費の表記も異なります。

 

アメリカやイギリスの燃費の表記は「MPG(Mile per Gallon)」となります。 

「1ガロンで何マイル進むか」という意味となります。

日本ではkm/L(キロメートル毎リットル)を使用しますので、「マイルをキロメートル」に変換し、「ガロンをリットル」に変換しなければならないのでとても大変です。

また、イギリス以外の欧州では「L/km」が使用されており、日本の「km/L」とは分母と分子が逆になっています。

こちらもかなりややこしいので注意が必要です。

 

燃費を示す英語

燃費を示す英語は複数あります。

fuel consumption

→直訳すると「燃料の消費」です。「燃費」を表す上で一番多く使用されます。

gas mileage

→「mileage」には、「走行距離」という意味があり、「単位燃料当たりの走行距離」となります。

fuel expenses

→「expenses」は「費用」なので「燃料費」と表現できます。

fuel efficiency

→「efficient」は「効率が良い」という意味がありますので「燃料効率」と表現できます。

 

ガソリンの値段について

ガソリンに関連した英語表現

「1リットルにつきいくら」の表現

1L/~円」は、「per(~につき)を使って、「150 yen per liter(1リットルにつき150円)」のような形で表すことができます。

 

(例)

Aさん
How much does gasoline cost per liter at that gas station?
訳)あのガソリンスタンドのガソリンは1Lあたりいくらになりますか?

 

「ガソリンの価格が上がる」の表現

(ガソリンの価格)が上がる」の表現は「go up」 や「increase」、「rise」などを使います。

 

(例)

Aさん
The price of gasoline is rising due to recent social conditions.
訳)昨今の社会情勢の影響で、ガソリンの価格が高騰しています。

 

「ガソリンの価格が下がる」の表現

(ガソリンの価格)が下がる」の表現は「fall」や「decrease」、「go down」を使用します。

 

(例)

Aさん
I hope the gas price will go down next year.
訳)来年はガソリンの価格が下がっていればいいですね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。ご紹介したガソリンに関する英語の中でも、「燃費の表記」や「単位」が特に難しかったですよね。日常会話で「燃費」や「単位」について話すことは少ないですが、いざという時に使えると便利なので、この機会に覚えていただければ幸いです!