皆さんは英語で「お泊まり」を表現できますか?
また、「お泊まり会」と言いたい場合はどうでしょう。
こちらの記事では、そんなお泊まり関連の英語表現の紹介はもちろん、スラング表現も紹介していきます。
色々な言い方がある表現となるので、ぜひ参考にしてください。
「お泊まり」は英語で何と言う?
他人の家で夜を過ごす「お泊まり」は英語で何と言うでしょう。
日本語では「お泊まり」と言いますが、英語では数々の表現方法が存在します。
という事で、まずは「お泊まり」の英語を学びつつ、実際の使い方を見ていきましょう。
「お泊まり」は英語で”sleepover”と表現する
「お泊まり」を英語で表現する場合、英語では”sleepover”と表現します。
“sleepover”の品詞は名詞となり、中でも可算名詞となるため、複数形”sleepovers”も存在する単語です。
まずは、実際の使い方を見た方が分かりやすいので、一緒に見ていきましょう。
例)I had a sleepover at her house last night. 訳)昨日の夜は彼女の家でお泊まりした。
例文からも分かるように、”sleepover”を使う場合、”have a sleepover”とすることが多いです。
“sleep”と”over”を別々で使うこともできる
実は、名詞の”sleepover”以外にも、”sleep”と”over”を別々にして文章にすることも可能です。
こちらも例文を見た方が早いので、一緒に見ていきましょう。
例)I slept over at her house last night. 訳)昨日の夜は彼女の家で泊まった。
例文で使っている単語”slept”は、”sleep”の過去形となります。
和訳から見ても分かる通り、“sleep”と”over”を別々で使う場合は「お泊まり」ではなく、「泊まる」といった行為を説明できるのです。
“stay”を使って「泊まる」を表現する
先に紹介した”sleep”という単語の関連で、”stay”も一緒に見ていきましょう。
この単語の品詞は「動詞」となり、中でも「自動詞」となります。
意味は「居残る、とどまる、滞在する」と言った意味になるので、「泊まる」を使う場合でも使えるのです。
例)I stayed at her place last night. 訳)昨日の夜は彼女の家で泊まった。
例文からも分かるように、”stay”を使う場合は”stay+場所”で「~に泊まる」という意味になります。
「お泊まり」のスラング表現
次は「お泊まり」の中でも、スラング表現に分類される英単語の紹介です。
ここで紹介していく英単語は、下記の3種類となります。
- to crash
- a slumber party
- a pajama party
本項目でも、英単語の解説と一緒に例文を紹介していきます。
“crash”で「お泊まり」を意味する
「お泊まり」のスラング表現で、一番最初に覚えるべきは”crash”という動詞表現です。
“crash”には、本来「ぶつかる、衝突する」という意味がありますが、実は「お泊まり」としても使うことができます。
例文を見ながらの方が分かりやすいので、一緒に確認していきましょう。
例)I crashed at her house last night. 訳)昨日の夜は彼女の家で泊まった。
基本的には、先に紹介した”stay”と同じ使い方で「泊まる」を表現できます。
“crashed”は”crash”の過去形となるので、一緒に覚えておきましょう。
“slumber party”でも「お泊まり」を表せる
“slumber(眠る、まどろむ)”を使って、”slumber party”と表現することで「お泊まり」を表せます。
“slumber party”を直訳すると「パジャマパーティ」という意味になり、海外での共通認識で「お泊まり」という意味になるようです。
例)Will the party be an overnight or slumber party? 訳)そのパーティはオールになるか、お泊まりになるかどっちですか?
“slumber party”は名詞表現となるので、例文からも分かる通り”a”や”the”が必要になります。
基本的には“have a slumber party”のセットで使うので、一緒に覚えておきましょう。
“pajama party”でも同じ意味になる
“slumber party”の和訳が「パジャマパーティー」となりましたが、英語ではそのまま”pajama party”とするのでも問題ありません。
“pajama”という単語を見ると一見ローマ字に見えますが、しっかりと英語の名詞表現として辞書に載っています。
例)Will the party be an overnight or pajama party? 訳)そのパーティはオールになるか、お泊まりになるかどっちですか?
「お泊まり」の関連表現
最後に「お泊まり」の関連表現を紹介していきます。
本記事で紹介する英語表現は、下記の通りです。
- sleepover party:お泊まり会
- stay up all night:オールをする
- overnight:オールする
例文も併せて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
「お泊まり会」は英語で”sleepover party”
「お泊まり会」を英語で表現する場合、”sleepover party”とするのが良いでしょう。
“party”には、「会、集まり」という意味のある名詞表現となる為、「お泊まり」を意味する”sleepover”と組み合わせることで、お泊り会と言った意味合いになります。
先に紹介した”slumber party”や”pajama party”も、「お泊まり会」の方がピンポイントな意味を説明できているので、こちらも一緒に覚えておくと便利です。
例)We are having a sleepover party with friends next Saturday. 訳)来週の土曜日は、友達とお泊まり会をする予定です。
“stay up all night”で「オールする」と表現する
お泊まりで一睡もしないことを「オールする」と言いますが、英語では”stay up all night”と表現することができます。
ここで言う「オール」という表現は、”stay up all night”の”all”から来ており、”stay(留まる)”とセットで使うことが多いです。
例)I stayed up all night at a friend's house. 訳)昨日は友達の家でオールした。
また、一睡もしなかったわけではないけど、ほとんど起きていた場合は”stay up late(夜更かしをする)”と表現することも可能です。
“overnight”を使っても「オール」を表現できる
ちなみに、「オール」を一つの単語で表現したい場合は”overnight”を使うのが良いでしょう。
例)I am sleepy because I was awake overnight last night. 訳)昨日は夜通し起きていたので、眠い。
例文のように”awake overnight”で、「夜通し起きていた」なんて便利な表現も可能です。
まとめ
こちらの記事では「お泊まり」に関する英語表現を紹介してきました。
「お泊まり」には色々な言い方がありましたが、記事の中から1つだけでも頭にインプットできれば、十分役立てることができるでしょう。
また、「お泊まり会」とする場合は、”party”を使えば簡単に表現できました。
本記事が少しでもあなたの英語学習に役立てば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。