小学生が楽しく英語を勉強するにはどんな方法があるのか多くの家庭が考えます。
世界でグローバル化が加速するなか、子供たちの可能性を広げるのために、公立の小学校でも英語の授業が導入されています。それまでの書く・読むという試験対策とも言える勉強法から、話す・聞くが加わった4技能すべてを中心にした目標に向かっていることは確かです。学校の英語の授業だけに頼っていてよいのでしょうか?

この記事は、小学生のお子さんを持つご家庭のために、オンライン英会話を利用する場合に知っておきたい様々なポイントを解説します。

小学生向けのレッスンとは・その目的は?

小学校では3年~4年で外国語活動、5年~6年で成績として評価される教科として英語を学びます。
まずは、kimini英会話から小学生向けレッスンがどのようなものなのか、その目的とともに紹介しましょう。

kimini英会話の小学生向けレッスンとその目的

小学生が対象のコースは10コースです。そのうち、夏期など季節ごとの講習を除くと以下の4コースになります。
対象の学年や内容、そしてコースの目的を紹介します。

小学生の英会話1

対象は小学3年生から、全38レッスン
毎日の生活のなかで身近にある単語と簡単なフレーズを中心に、英語を音で覚える学習を行ないます。
目的は、簡単なフレーズを使って会話ができるようになること、そして自ら質問ができるようになることです。

小学生の英会話2

対象は小学3年生から、全47レッスン
生活のなかで身近にある単語と簡単なフレーズを中心に、モノや人と説明する形容詞を覚えていきます。
目的は、質問に答えるだけなく自分の意見を少しづつ言えるようになることです。また、スピーキング・リスニングだけでなく読み書きの学習が宿題として出ます。

ばっちり話せる小学英語1

新学習指導要領に対応したコース、全41レッスン
学研の人気書籍「小5英語がばっちり身につくレッスン」をオンライン英会話に適した形にアレンジし新学習指導要領に対応しています。
目的は、キーフレーズや英単語を学び「話す」ようになることです。

ばっちり話せる小学英語2

新学習指導要領に対応したコース、全40レッスン
学研の人気書籍「小6英語がばっちり身につくレッスン」をオンライン英会話に適した形にアレンジし、かつ新学習指導要領に対応しています。
目的は、キーフレーズや英単語を学び「話す」ようになることです。

参考:kimini英会話「小学生向け」

その他のオンライン英会話

多々あるオンライン英会話でも小学生が受講できるコースが用意されています。しかし、対象年齢は3歳~12歳となっていたり、大人でも基礎からやり直したい人が受講できるようになっていることもあります。
その点、kimini英会話の小学生向けコースは小学生が対象であること、新学習指導要領に対応していることなどが特徴となります。

小学生向けの教材・カリキュラムを紹介

小学生向けの教材・カリキュラムを紹介

ここでは、小学生向けにどんな教材が使われ、どのようなカリキュラムでレッスンが行なわれるのかみていきましょう。これからオンライン英会話をと考えているご家庭はぜひご参考にしてください。

どんな教材が使われているのか?

オンライン英会話では大きく分けて、以下2種類の教材が使われています。

  • 各スクールのオリジナル教材
  • Let’s GoシリーズやSide by Sideなど有名な教材

Let’s Goシリーズはオックスフォード出版の子供向け教材、Side by Sideは初級英会話のための教材です。

カリキュラムの紹介

カリキュラムもオンライン英会話によって特徴が表れるポイントです。
例えば、英語初心者の子供が楽しく学べるもの、目的別のカリキュラム、英語4技能が学べるもの、教育機関で採用されているものなど様々です。
多くがレッスン以外の時間でも教材にアクセスできたり、録画したものを使って自習できるようになっています。

kimini英会話から「ばっちり話せる小学英語1」のカリキュラムをみてみましょう。
全41レッスンでは以下を学んでいきます。一部紹介します。

Lesson 5までは子どもたちが興味のある数々のテーマで会話をしていきます。

  • Lesson 1 名前と年れいを言ってみよう
  • Lesson 2 好きなデザートとを言ってみよう
  • Lesson 3 犬が好きかたずねよう
  • Lesson 4 好きな動物を答えよう
  • Lesson 5 はじめまして、よろしく最後のLesson 41は”好きな人物をしょうかいしよう!”で、大人でも英語初心者が悩んでしまうような英会話ができるように学んでいきます。

すべてのレッスンは学研の人気書籍「小5英語がばっちり身につくレッスン」をオンライン英会話に適した形にアレンジし、なおかつ新学習指導要領に対応した教材を使って進められます。

フォニックス

もう一つ、カリキュラムでフォニックスを取り入れているオンライン英会話もあります。フォニックスはアルファベット1文字ごとの発音を学ぶことであり、英語圏のネイティブの子どもたちが読み書きの練習をするために使われています。フォニックスによって、スペルをみただけで知らない単語でも発音できる、単語のスペリングが覚えやすい、発音が綺麗になるなど多くのメリットがあります。

講師はどう選ぶか、おすすめは?

楽しいレッスンには講師も重要

オンライン英会話にはネイティブ、ノンネイティブの外国人講師、そして日本人講師が揃っています。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、一概にどの国の先生がいいということではありません。しかし、好奇心旺盛な小学生には真面目だけれどフレンドリーというタイプの講師が良いかもしれません。そういう理由で言えば、フィリピン出身の講師たちがおすすめです。政府主導の英語教育を受けてきたこと、英語が就業の必須条件であることなどから考えると、フィリピンの人たちに取って英語がいかに重要であり実力を持っているか明らかです。
加えて、とてもフレンドリーであるため、子供が初めて会う外国人として理想的だと言えます。

小学生でオンライン英会話をやっている割合は?

ここまで人気になり英語学習の方法として定着したオンライン英会話。気になるのはどれくらいの小学生が利用しているかという点ではないでしょうか?

ここで「こどもえいごぶ」のアンケート調査を紹介しましょう。「こどもえいごぶ」は子どもの英会話教育に困っている親のために運営されているメディアです。

アンケートはオンライン英会話を利用している2歳~12歳のお子さん100名対象、調査期間は2022年9月1日~9月30日で行なわれました。

このアンケート結果から、小学校入学前に子供がオンライン英会話を使い始めた家庭は44%、小学生になって始めた子供が56%です。
さらに見ると、小学生高学年になるほどパーセンテージが下がっていくこと、5歳~7歳という年齢が全体の45%を占めることも分かります。
小さな頃から多くの小学生がオンライン英会話をスタートしていることが分かると、自分の子どもにもぜひやらせてみたいという気持ちになりますね。

料金は(いくら費やすか)?

料金は(いくら費やすか)?

レッスン料金が安いことが特徴のオンライン英会話でも、費用にはある程度の幅があります。

以下、ご参考にしてください。すべて、月額になります。

  • 週1回(月4回)の場合 → 2,450円~9,800円(相場は約5,000円)
  • 週2回(月8回)の場合 → 4,980円~17,300円(相場は約7,700円)

kimini英会話では月額5,800円のスタンダードプランがあり、毎日1レッスンとってもこの価格です。さらに、初月割引(2023年1月30日まで)で999円という破格に無料体験が10日付くというお得な料金が用意されています。

ご家庭によって、月にいくらオンライン英会話に費やすかは違ってきます。しかし、しっかり比べ調べれば、低価格でも質の高いスクールを見つけることが可能です。オンライン英会話と他の習い事などのバランスを考え、長期で続けていける金額を確認した上で考慮することをおすすめします。
お子さんがオンライン英会話のレッスンを楽しむものの、他のスケジュールや出費で続けることができなくなるという状況は極力避けるようにしましょう。

オンライン英会話と塾とのバランスをどう考えるのか?

オンライン英会話と塾とのバランスをどう考えるのか?

多くの小学生が塾通いをしています。
「ママスタなび」を運営するインタースペースによる「小学生・中学生の塾通い」によれば、小学生で学習塾・進学塾に通っている人は24.3%と約4人に1人です。頻度は週に2回が平均、月額には1万円~2万円が相場です。
学校、塾に加えて、いくつかの習い事をこなす忙しい小学生もいます。

このような多忙な毎日にオンライン英会話を追加することになります。
通学タイプの英会話スクールと比べ、オンライン英会話のスケジュール調整は大変柔軟にできます。朝活として、学校に行く前の25分をレッスンに充てることもできますし、夜遅めの時間帯でも自宅で受けるレッスンはお子さんの安全面というメリットがあります。

フレキシブルなオンライン英会話だからこそ、新しいスケジュールを組み込むことが可能、塾との掛け持ちも良いバランスでできるということになります。お子さんは日々、遊んだりリラックスする時間を持つことも重要ですが、オンライン英会話の楽しい講師とのレッスンが楽しいものになれば逆に他のスケジュールの息抜きの時間になる可能性もあります。

参考:インタースペースによる「小学生・中学生の塾通い」

まとめ

小学生のためのオンライン英会話レッスンには、新学習指導要領に対応したコースや様々な教材が使われます。小学生になって始めた子供は56%という調査結果もあり、多くの子供に利用されていることが分かります。塾や他のスケジュールの合間にもレッスンが受けられるオンライン英会話のメリットを活かして、お子様の英語についてご検討されてみてはいかがでしょうか?