「英語は、なるべく小さいうちから習わせたい」
「自宅でできるオンライン英会話に興味があるけれど……」
「4歳からオンライン英会話を受講できるの? 早すぎない?」

このような悩みを抱えている親御さんは多くいらっしゃいます。

「自分は英語が苦手だったので、子供にはしっかり勉強させたい」という方もいれば、反対に「自分は英語が好きだからこそ、子供にも同じように育ってほしい」と期待する方もいます。

4歳というと、3歳のときに比べると、かなり語彙が増えます。親や友達、先生ともスムーズにコミュニケーションがとれるようになってくる年齢です。なかには幼児教室に通ったり、英語を習い始めたりする子供もいることでしょう。

そこで今回は、人気のオンライン英会話について、4歳の子供にとって効果的な受講の仕方と、勧めたい教材・レッスンを紹介します。

早すぎることはない4歳からのオンライン英会話

「そんな言葉をどこで知ったの?」と、親も驚くような言葉を知っていたり、教えてもいない難しい言葉を使ったりすることがあるのが4歳児です。

特に言葉の発達が早い子には、将来を期待して、英語を習わせたいと考える親御さんも多いことでしょう。

「でも、まだ日本語も未完成なのに、さらに英語を始めたら混乱するかも?」
「英語を始めるにはまだ早すぎる? いや、もしかしてもう遅すぎる?」

子供の習い事として考えるとき、英会話をいつから習わせたらいいのか、さまざまな疑問が浮かんでくるのではないでしょうか。

英語学習を始めるタイミングは人それぞれ

結論からいうと、4歳からオンライン英会話を始めるのに早すぎることはありません。

英語学習をスタートする時期はそれぞれで、絶対の正解はないからです。

0歳から英会話のレッスンを受け始める子供もいれば、ある程度日本語が話せるようになった4歳ごろから始める子供もいます。

胎教で妊娠中から赤ちゃんに英語の音楽を聴かせていた、などという話を聞くと、「4歳から英会話を始めるのでは遅すぎる?」と心配になってしまう方もいるかもしれません。

しかし、小学校に入ってから英会話を習い始める子もいれば、高校受験まで特別な習い事をしていない子も大勢います。目的があやふやなまま始めても、ゴールがなかなか見えてこなくて続けにくいということもあるかもしれません。あるいは、学校で英語を学び始めたことがきっかけで、英語に興味をもつこともあるでしょう。

大人になってからビジネス英会話を勉強する人もたくさんいるように、英語学習を始めるタイミングは人それぞれです。年齢だけで早すぎることもなければ、遅すぎるということもありません。

英語習得で大切なのは適切な学習方法

英語の習得で重要なのは、年齢と環境に見合った適切な学習の仕方ができているかどうかではないでしょうか。

たとえば、どんなに小さいころから英語を習っていても、日常生活で使わなければ忘れてしまいます。親の海外赴任について外国で暮らした子供が、滞在国では問題なく英語が話せたのに、日本に帰国してからはほとんど話せなくなってしまった、という話はよく耳にします。

もう少し年齢が上の留学生についても同様で、留学中は英語の授業にもそれなりについていけたし、外国人の先生やクラスメートともさほど不自由なく話ができたのに、帰国して環境が変わってからは、以前ほど英語がスムーズに出てこない、単語や話し方を忘れてしまった、ということは起こり得ます。

英語は、勉強しなければ身につけられませんが、勉強だけで十分なわけではなく、維持・向上させるためには、継続的に英語に触れていることも必要なのです。

子供にオンライン英会話を受講させる場合、特に大切なのは教材です。

次の記事では、幼児や小学生などの年齢や、英検受験をめざすなどの目標別に、それぞれに合ったオンライン英会話の教材について考察しています。お子さんに、これからどのように英語とかかわりをもたせるかを考える際の参考にしてください。

 

 

子供のためのオンライン英会話

近年、注目を集めているオンライン英会話は、自宅で子供を見守りながら、親子でレッスンが受けられる点で人気が高い習い事です。

しかし、4歳はまだまだ言葉の発達段階ですから、レッスン中に気が散って遊び始めてしまうことも考えられます。

レッスン後には、いつも以上にほめてあげるだけでなく、復習を兼ねて親子でクイズ遊びをしたり、習った単語を言い合ったりするなど、英語に触れる機会を絶やさないようにすることが大切です。

英語の歌を流しながら一緒に歌を歌ったり、英語の絵本を読んだりと、家のなかの身近なところから日々の生活に英語を取り入れるのもよい方法です。

また、親も英語でちょっとした働きかけをすることができます。

Good job! (よくできました)

Congratulations! (おめでとう!)

Keep up the good work! (その調子で勉強しましょう)

など、オンライン英会話のレッスンで講師がよく使うほめ言葉を家でも使うと、子供にもその意味がわかり、英会話を学ぶ励みになるかもしれません。

小さな子供は一年一年の成長ぶりが大きいものです。「4歳」はどのようなことに興味をもち、何ができるようになる年齢なのでしょうか。

次の記事では、4歳児の「からだ」と「こころ」の発達の特徴をまとめ、この年代の子供に接するときに気をつけること、学び方への配慮を紹介しています。

 

 

オンライン英会話の効果的な受講の仕方

オンライン英会話の効果的な受講の仕方

まだ集中力が続かない4歳の子供が、オンライン英会話のレッスンを受けることで効果を上げるためには、どうしたらよいのでしょうか。

4歳児向けに、オンライン英会話の効果的な受講の仕方を3つ紹介します。

  • 集中できる環境を作る
  • 親子で一緒に復習する
  • 子供の気持ちに寄り添う

 

集中できる環境を作る

子供は、興味のあることには時間を忘れて夢中になって取り組みます。しかしその一方で、楽しくない、面白くないと感じると、すぐ飽きて違うことを始めてしまいがちです。

オンライン英会話は、パソコンやタブレットを使って自宅で手軽に受講できます。しかし、日常の生活空間で勉強することになるため、おやつやおもちゃといった誘惑が多いのは否めません。パソコンやタブレットを使って、レッスン以外のことをしたいと言い出すこともあるかもしれません。

レッスン中に緊張しないように、リビングで受講させるご家庭も多いですが、子供がレッスンに集中できる環境を用意することが重要です。

もしリビングで受講するなら、テレビや、ふだん遊んでいるおもちゃが子供の目に入らないよう、少し背の高い棚や間仕切りなどを使って学習スペースを作ってみるのもよいでしょう。

親子で一緒に復習する

4歳児には、ひとりでオンライン英会話のレッスンを受けた後、教材を読みながら復習することはできません。

1回20〜30分のレッスンを終えたら、一刻も早くおやつを食べて、テレビや動画を見て気ままに遊びたいのが子供の心理です。

「ここを読んでおいてね」「この単語を読んでみて」と復習のために声をかけたところで、自分から進んで取りかかる子は多くないでしょう。

4歳の子供の場合、英語の定着に欠かせない復習は、必ず親子で一緒にすることが大切です。

「今日のレッスンはどうだった?」
「ママ(パパ)にも単語を教えてちょうだい」
「パパ(ママ)と交代で読んでみよう!」
「レッスンで一番面白かったのはどんなところ?」

このような会話をしながら教材を開き、レッスンの復習を進められたら理想的ですね。

親子で遊ぶような感覚でいつも英語に触れる機会を増やしていけると、その後のレッスンもさらに楽しくなっていくことでしょう。

続けやすいオンライン英会話には、親子で一緒に英会話レッスンを受けるコースもあります。

次の記事では、親子でレッスンを受講するメリットとデメリット、子供と一緒にレッスンを受ける際に親が注意すべきことを詳しく説明しています。

親が子供と一緒に【オンライン英会話】は効果的?メリットとデメリットは?

子供の気持ちに寄り添う

4歳児は言葉への興味はあるものの、まだまだ発達途上です。子供によっては、自分の気持ちやなぜその行動をとったかという理由まで説明できる子もいれば、深い意味や時系列を考えずに、知っている単語をただ並べるだけにとどまる子もいます。

オンライン英会話を楽しく続けていくには、そのときの子供の気持ちに寄り添うことを忘れてはなりません。

もし子供が「レッスンは楽しくない」「英語は難しい」と感じてしまったとしたら……
英語を好きになってもらいたくてオンライン英会話を始めたはずが、本末転倒ですよね。

そんな風に感じさせることがないように、英会話のレッスンを受けているときには、以下の3つを意識して子供の様子を見守ることを勧めます。

  • レッスンが子供の年齢やレベルに合っているか
  • 子供がアクティビティに興味を示しているか
  • 講師との相性は良いか、子供が楽しんでいるか

4歳にもなると、子供は親の顔色をうかがうようにもなってきます。レッスンの感想を尋ねて「楽しかった」と言っていても、親に気をつかっているだけで、子供の本心はそうでもないことも少なからずあるものです。

レッスンのときは子供の表情や声色も観察しながら、終わった後は一緒に復習することを心がけておくとよいでしょう。

せっかく始めたオンライン英会話のレッスンを子供がいやがるとき、親はどのように接したらいいのでしょうか。

次の記事では、子供がオンライン英会話を嫌がる理由として考えられるものを挙げ、それぞれの場合に応じた働きかけを紹介しています。

4歳児におすすめの教材・レッスン

4歳児におすすめの教材・レッスン

これまでの説明で、オンライン英会話のレッスンを始める時期や、理想的な受講の仕方がわかったかと思います。次に「実際にはどんな教材があるの?」と思った人も多いのではないでしょうか。

ここでは、英語の習い事として評判のよいKiminiオンライン英会話を例に、4歳児におすすめの教材とレッスンの内容を一部紹介します。

教材 幼児英語4歳コース用

  • 幼児ワーク(4歳/ちえ)
  • 幼児ワーク(4歳/たしざん)
幼児英語5歳コース用

  • 幼児ワーク(5歳/ちえ)
  • 幼児ワーク(5歳/たしざん)
レッスン例

(各コース全100レッスン)

Lesson 1~4 Beautiful rainbow (1)~(4)

「色」や「自然」についての表現

Lesson 5~8 A walk in the park (1)~(4)

「あいさつ」や「公園」についての表現

Lesson 9~12 7 little monkeys (1)~(4)

「数字」や「動物」についての表現

Lesson 81~100 Review (1)~(20)

今までに出てきたシチュエーション・表現・歌・学研ワークの総復習

引用:Kiminiオンライン英会話の幼児向けレッスン

Kiminiオンライン英会話の幼児向けレッスンは、「4歳コース」と「5歳コース」の2種類です。4歳児対象の教材には「学研の幼児ワーク 4歳 ちえ/たしざん」を使用します。

親子で一緒に取り組むことを前提としていて、事前に幼児ワークの該当ページを予習しておくことでスムーズにレッスンを進められます。

幼児ワークに基づいた知育+英語のレッスンでは、ゲームをしたり、英語の歌を歌ったりしながら、日常生活で使う表現やあいさつを身につけられるカリキュラムになっています。

子供にオンライン英会話を習わせるとき、気になるのはどのような人が教えてくれるかではないでしょうか。すべて英語のネイティブ・スピーカー講師のレッスンではちょっと難しそう、というときに検討したいのが日本人講師です。

次の記事では、日本人講師にオンライン英会話のレッスンを受けるメリットとデメリット、おすすめのオンライン英会話サービスを紹介しています。

まとめ

人気のオンライン英会話について、4歳の子供に効果的な受講の仕方と、推奨したい教材・レッスンを紹介しました。

オンライン英会話のレッスンをいつ始めるかに正解はありません。早期英語教育を受けたからといって、英語が堪能になるとは限りません。

将来海外で活躍できる程度に英語力を向上させるには、英語を学ぶだけでなく、日常的に英語に触れるなど、習得した英語を使い続ける努力が必要です。

4歳児は、もっとも身近なおとなであるパパやママの言動をどんどん吸収していく時期です。オンライン英会話のレッスンでは、親も、子供と一緒になって楽しく取り組んでいくことがとても大切です。

「楽しみながら英語に慣れさせたい」「英語だけでなく知育も取り入れたい」といった親の思いに応えてくれるのが、学研の提供するKiminiオンライン英会話です。

Kiminiでは、英語学習の楽しさを体感できる、通常10日間の無料体験レッスンが受けられます。また、キャンペーン期間にはもっと長い期間のレッスンを無料で受けることもできます。

親子で一緒に取り組めるオンライン英会話レッスンを探している方は、Kiminiオンライン英会話を試してみてはいかがでしょうか。