今回はニキビにお悩みの方、必読です。
おでこや鼻のTゾーンなど顔だけでなく、背中にもできる厄介なニキビ。英語ではどのように表現するのが知っていますか?
この記事では、ニキビや関連する皮膚科やアトピーなどの英語表現を紹介します。お肌のトラブルを英語でも言えるようになりましょう。
ニキビの英語表現
さっそくですが、ニキビの英語表現は以下になります。
- pimple
- acne
pimple
ニキビの一つ目は「pimple」です。
発音は”ピムプル”のような感じで、ニキビの他に「吹き出物・腫れ物」という意味を持つ名詞になります。一つのニキビはpimple、2つ以上ある場合はpimplesと複数形にして使います。
ここで、例文でpimpleの使い方を確認していきましょう。
まず、顔にニキビが一つできちゃったと言いたいときの例文です。ティーンの女子なら、ニキビひとつでも大問題ですね。
I’ve got a pimple on my face!
ニキビがどこにできたという場合に、前置詞onが使われいますが、この辺は皆さん大丈夫でしょうか?onは「~の上に」の意味になりますが、特に接触をしている状態のときに使われます。顔にニキビ、まさしくその状態ですね。
では英語エクササイズとして、”背中に数個ニキビができた”の英文を作ってみてください。
どんな英文になりましたか?
I’ve got some pimples on my back!
someでいくつかのニキビ、on my backで背中の上にできたとなります。同じ文つくりましたか?
acne
ニキビを表す二つ目の表現は「acne」になります。アクネ/アクニと発音することを知れば、pimpleより馴染みがある単語ではないでしょうか?聞き覚えのある印象とは別に、acneは医学用語として使われます。
After washing with a mild cleanser and water, apply acne cream once or twice daily.
訳)刺激の少ないクレンザーと水で洗った後、1日1回~2回にきびクリームを塗ってください。
I’ve been taking medicine for acne.
訳)ニキビの薬を飲んでいます。
皮膚科の英語表現
ニキビは尋常性ざ瘡(じんじょうせい ざそう)という皮膚疾患のひとつです。皮膚疾患ということで、保険が適用されますし、皮膚科で治療を受けることができます。
そこで、ニキビを覚えた後は皮膚科の英語表現も覚えましょう。
皮膚科は「dermatology(ダーマトロジィ)」です。dermatologyは皮膚科学ですので、実際に皮膚科はdepartment of dermatologyになります。~学という場合は、語尾にlogyをつけて表現することが多くあります。例えば、biologyなら生物学、criminologyで犯罪学というパターンです。
dermatology、少し難しいと感じるかも知れませんが、ダーマトロジィダーマトロジィダーマトロジィと3回繰り返して言ってみてください。
dermatologyを使った例文
The department of dermatology is the branch of medicine concerned with skin, hair and nails and the conditions that affect them.
訳)皮膚科は、皮膚、髪、爪とそれらに影響を与える状態に関係する医学の一分野です。
The department of dermatology work closely with dermatologists from other hospitals helping to increase knowledge of rare children’s skin conditions.
訳)皮膚科は他の病院の皮膚科医と緊密に連携し、子どもたちの希少な皮膚疾患に関する知識を深めることに貢献します。
TVシリーズ Dr. Pimple Popper
上の例文でdermatologisという単語がでてきました。ご想像の通り、皮膚科医という意味です。
アメリカのTVシリーズに「Dr. Pimple Popper」がありますが、皮膚科医Dr.Sandra Leeが彼女のクリニックに顔や皮膚疾患の珍しい症例をもつ患者を迎え、それを治療する姿を追うリアルテレビシリーズです。体の様々な部位の皮膚にできた大きな腫れ物をDr. Leeが潰すところなど、ギャっ!と言わずにいられません。ここでは敢えてリンクを紹介しませんが、興味のある人は検索してみてくださいね。
Dr. Pimple Popperというタイトルはpimple(ニキビ・腫れ物)をpop(パンと音を立てる・つぶす)ドクター、シリーズは人気で2023年4月には第9シーズンが放送予定です。
ちなみに、ニキビを潰すの英語フレーズ「pop my pimples」も合わせて覚えましょう。
アトピーの英語表現
多くの人がアトピーを持っていますが、正式な名称はアトピー性皮膚炎。本来アレルギーを起こしやすい体質だったり皮膚のバリヤ機能が弱い人に多くみられる炎症を伴う病気です。
アトピーを持っている子どもが痒くて肌をかきむしっていると、本人はもちろん、親もいたたまれないですね。
アトピーは英語なんでしょうか?ここで、どう英語で言うかも抑えておきましょう。
アトピーの英語表現
atopy(名詞)アトピー(体質)を使って、I have atopy.とすれば、アトピーがありますと伝えることができます。
もう一つ、皮膚炎・湿疹の意味である「eczema(エクセマ)」でアトピーを表現することができます。日常英会話でアトピーと言いたいときはeczemaの方が一般的です。
It’s hard to watch my child, who has eczema and keeps scratching all over their body.
訳)アトピーがあって全身を掻きむしり続ける我が子を見るのは辛いです。
All of my family get an eczema condition during the winter.
訳)私の家族は全員、冬になるとアトピーが出ます。
A doctor suggested to take a steroid but I’m not sure because of the side effects.
訳)医師からステロイドの服用を勧められたんだけど、副作用があるので迷ってるの。
湿疹の英語表現
さらに、湿疹の英語をみていきます。
特定の食べ物や脂っこい食べ物を食べすぎたときなどにでる蕁麻疹(じんましん)、季節的または加齢でも湿疹が出ることがあります。
一般的に湿疹はrashを覚えると便利ですし、蕁麻疹はhives/a nettle rashで表現します。
I get a rash when I am in the sun.
訳)日光に当たると湿疹が出るんです。
A nettle rash is a raised, itchy rash that appears on the skin.
訳)蕁麻疹は皮膚に出る盛り上がったかゆみを伴う発疹のことです。
Blue fish such as mackerel and horse mackerel can cause a rash if you eat too much.
訳)鯖やアジなどの青魚は、食べ過ぎると湿疹の原因になる可能性があります。
疾患の英語表現
疾患は、疾病(しっぺい)や病気と同じ言葉です。
英語では大きくくくったものとして、いくつかの表現があります。例えば、以下が一般的でしょう。
- diseaseは、エボラやコロナなどの伝染病など、重度の病気を含む。
- illnessは、病気や不健康な状態を表す。
- sicknessは、病気や吐き気を表す。
I don’t smoke, don’t drink alcohol and sleep well – these are my daily life habits for avoiding illness.
訳)タバコを吸わない、お酒を飲まない、よく眠る、これらが病気にならないための私の日常生活習慣です。
ニキビができた・ニキビ跡の英語フレーズ
最後に、にきびに戻って「ニキビができた」「ニキビ跡」の英語フレーズを紹介しましょう。
ニキビができた
get a pimple/pimplesで「ニキビができた」を言い表します。
She has pimples on her face and says that she really wants to cure them as soon as possible.
訳)彼女は顔にニキビができて、できるだけ早く治したいと言ってる。
ニキビ跡
ニキビに限らず、傷や火傷などの跡を「scar(スカー)」と言います。scarは心の傷にも使えます。
Don’t pop your pimples or you will get scars.
訳)ニキビを潰したら跡になっちゃうから止めてね。
まとめ
ニキビができがちな人っていますね。深刻に悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
今回はそんなニキビについて英語表現を紹介しました。皮膚に関係する様々なフレーズもぜひご参考にしてください。