近年ではSNSに触れる機会も増え、英語で書かれた文章を目にしたり、英語で海外の人とコメントやメッセージのやりとりをしたりすることもあるでしょう。
その際、感嘆符であるビックリマーク【!】が使われることもありますが、日本語とはややニュアンスが異なる使い方がされることもあります。
そこで今回は、ビックリマークに注目して英語で何て言うのか、どのようなシーンで使うのかを解説していきます。また、ほかの記号の英語表現についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
ビックリマーク【!】は英語で?
日本語では「!」のことを「ビックリマーク」と言いますが、これは英語表現ではないため英会話で使っても意味が通じません。
英語で「!」は以下のように表現します。
イギリス英語:exclamation mark
アメリカ英語:exclamation point
exclamationは「(喜び・怒り・驚きなどの)突然の声」「絶叫」「簡単」といった意味があり、「exclamation mark」「exclamation point」は喜びや怒り、驚きなどで突然発せられる声という意味になります。
ビックリマークは句読点です。
「ビックリ」も同様の意味合いがあり、まさに驚いたときに使われることが多いですね。
「!!(二重感嘆符)」「!?(感嘆符疑問符)」の英語表現
ビックリマークは「!」だけで使われることもあれば、より強い感情を表現するために「!!」と表現したり、驚きと疑問を同時に表現するために「!?」と表現したりすることもありますよね。
「!!」は英語で「double exclamation mark」、「!?」は英語で「exclamation question mark」と言います。英語で言う機会は少ないかもしれませんが、覚えておきましょう。
ビックリマークの使い方
では英語でビックリマークを使うシーンについてみていきましょう。
ビックリマークは使うシーンは英語と日本語でやや異なるケースもあるため、英語での使い方を押さえておくと安心です。
センテンスの最後
基本的にビックリマークは文章の最後で使います。
新しい彼氏がとても素敵なの!
新しい彼氏が素敵であることを強調するために「!」が使われています。
わたしはワールドカップ限定グッズを買うのが楽しみです!
こちらは驚きや感嘆を表現しているわけではなく、自分の友人や家族が幸せであることを願っている表現です。このように必ずしも驚きや感嘆のシーンだけに使われる表現でないことがわかります。
名詞・形容詞の後
文章の最後にビックリマークを使うことが多いものの、特定のキーワードを強調する意味合いで文中の名詞や形容詞の後に使われることもあります。
限定品!今すぐワールドカップのアイテムをゲットしよう!
このように、あえて文中に使うことで限定品であることを強調するという使われ方もあります。
命令文の後
ビックリマークは命令文の後に使うこともあります。
- Stop!:やめて!
- Don’t touch!:触らないで!
- Look!:見て!
- Wait!:待って!
待って!パスポートをどこかに忘れました。
見て!空に虹がかかっています。
感嘆詞の後
自分自身の感動や驚きを表現するときに使うケースもあります。
- Hey!
- Ouch!
- Wow!
- Aww!
- Ooops!
わあ!それは安いですね!
おお痛い!ハチに刺された!
おい!あなたのサッカーボールがわたしの家の窓を割りましたよ。
その他のマークは英語で?
はてなマーク【?】
ビックリマークの英語表現や使い方について解説しましたが、ビックリマークと同じくらい「はてなマーク:?」もよく使う表現ですよね。
英語で「?」は一般的に「question mark」と表現されますが、「interrogation point」「interrogation mark」という表現が使われることもあります。
はてなマークは基本的に疑問文の最後に使いますが、文章の真ん中に使われることもあります。なお、questionは「疑問」「問い」、「question mark」は「謎」「不明なこと」といった意味があります。
はてなマークの使い方を教えてもらえますか?
質問してもいいですか?
彼女は今月の終わりに規制できるかどうかまだ不明です。
このように「?」で表現するのではなく、「question mark」で不明な様子を表現することもできます。
ピリオド【 . 】
文章の最後に使われる「ピリオド:.」はアメリカ英語で「period」、イギリス英語で「full stop」と言います。
なお、「period」「full stop」は単に記号の「.」を意味するだけでなく、「以上」「終わり」といった意味で使われることもあります。
あなたの退去期限は明日です。
提出期限は今日です。
文章の終わりにはピリオドが必要です。
まとめ
今回は「ビックリマーク」について解説しました。
「ビックリマーク」は英語で以下のように表現します。
イギリス英語:exclamation mark
アメリカ英語:exclamation point
日本語、英語ともに文章のやりとりで頻繁に使われる表現の一つであり、驚きや感嘆などの感情を強調するときに使われます。英語で使うときは文章の最後が基本ですが、文中の名詞や形容詞の後に使われることもあるので覚えておきましょう。
また、「はてなマーク」は「question mark」「interrogation point」「interrogation mark」、「ピリオド」はアメリカ英語で「period」、イギリス英語で「full stop」と言います。
これらの表現は日常的によく出てくるので覚えておくこと、適切な使い方を押さえておくことが大切です。ぜひ今回の記事を参考に、句読点を上手に使い分けて感情や考えを表現してみてくださいね。