大学生で1人暮らしを始めたばかりのころ、ご飯は何合でも炊いただけ、卵は何個でも割った分だけ食べてしまい、自炊代がバカにならないので全て外食で済ませていました。
外食だと「これが1食分だよ」と提示されるので我慢できますが、自炊だと家にあるだけ無限に食べてしまっていたのです。
あれから幾年月、自制を覚えたため家でも食事ができる今日この頃です。
さて、ということで今回のテーマは「外食」です。英語で外食をどう表現すればいいか、詳しく解説していきます。
また、一括りに外食といっても、同僚をランチに誘う外食や、気になる異性と一緒に出かける外食など色々あります。それらのニュアンスを英語で表現する方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
それでは、早速始めていきましょう!
「外食」「外食する」は英語で何て言う?
「外食」は英語だと “eating out” と言います。「外食する」と動詞で表現する場合は “eat out” です。
eat は「食べる」、out は「外で」を表すので、eat out を直訳すると「外で食べる」という意味。日本語の外食とほとんど同じニュアンスで使える便利な表現です。
I eat out every day of the year.
訳)私は1年中毎日外食しています。
I eat out three times a day, so that’s 1,095 times a year.
訳)僕は3食すべて外で食べるから、年間1095回は外食だね。
I give up…
訳)負けた…。
eat outside はおかしい?
外食を “eating outside(eat outside)” と言う人がいますが、これは完全な誤りなので注意しましょう。
eating out の場合、そこには家の外(out)で食べるというイメージがありますが、eating outside は建物の外側(outside)というイメージなので、路上などの屋外で食べる意味に取られてしまいます。
年中BBQをしているか家がないか、いずれにせよ意図せず変な人に思われかねないので、くれぐれも注意してください。
How do you usually have dinner?
訳)普段夕食はどうしてるの?
I usually eat outside.
訳)たいていは屋外で食べるかな。※「外食(eat out)」と言っているつもり
Are you homeless or just a party person?
訳)ホームレスなの?それともパリピなの?
「家で食べる」は英語で何て言う?
外食に対して、家でご飯を食べることは “eat in” と言います。「外」を表す out と「(家の)中」を表す in が対応しているイメージです。または、家ということを強調して “eat at home” と表現することもできます。
Shall we eat out tonight? Or do you want to eat in?
訳)夕飯は外食する?それとも家で食べる?
I feel like eating at home today.
訳)今日は家で食べたい気分かなー。
ただし、ファストフード店などで eat in を使うと、家ではなくお店の中で食べることを表します。場面によって「何の中か」が変わるので、くれぐれも注意しましょう。
I want to eat in, so could you please pack up these leftover meals?
訳)イートインしたいので、残った食事をパックに詰めてもらえますか?※「持ち帰りたい」と言っているつもり
Huh? Why don’t you just eat them now?
訳)え? 今すぐ食べるのに?
「ランチに行く」など、ニュアンス別の外食表現を英語で言ってみよう
日本語には外食を表す言葉として、「ランチに行く」や「食事に行く」など、場面に応じてさまざまな表現が存在します。どの外食も eat out で表現できるものの、これらのニュアンスを保ったまま英語で表現するには、どうすればいいのでしょうか。
ここでは、外食を表す代表的な3つの表現について、英語での上手い言い換え方を詳しく確認していきます。
「ランチに行く」in English
英語で「ランチに行く」と言いたい場合は “go out for lunch” を使います。直訳すると「昼食のために外出する」という意味です。職場の同僚同士のランチから、ママ友とのランチに至るまで、幅広いシチュエーションで使えます。
I’m going out for lunch with my mom friends.
訳)ママ友たちとランチに行ってくるねー。
Have a great time!
訳)楽しんできな!
また、よりカジュアルに表現したいなら “lunch out” という言い方もあります。この場合は例外的に lunch が動詞の役割をしているので、lunching out と ing を付けることも可能です。
Feeling like lunching out today. Want to come along?
訳)今日は外でランチしたい気分だな。一緒にどう?
Sounds good, let’s go!
訳)いいね、行こう!
「食事に行く(ご飯を食べに行く)」in English
「食事に行きませんか」あるいは「ご飯を食べに行きませんか」という表現は、気になる異性などを誘う際によく使われる表現ですね。英語でこれらを表現する場合は “go out for a meal” がピッタリです。
go out for a meal は直訳すると「食事(meal)のために外出する」という意味ですが、単なる外食だけでなく、気になる相手をデートに誘う際の決まり文句としてもよく使われます。
How about going out for a meal this weekend?
訳)今週末、よかったらお食事に行きませんか?
Oh, yes, definitely. (I wonder if she likes me?)
訳)え、はい、ぜひ。(彼女僕に気があるのかな?)
「ご飯食べてくる」in English
家族と一緒に暮らしている場合、夕飯は家で一緒に食べることが多いですよね。その際、「今日は外でご飯食べてくる」と言いたい場合は “have dinner out” がよいでしょう。日本語と同じニュアンスを相手に伝えられます。もちろん、昼食を外で食べてくるなら dinner を lunch に替えればOKです。
ただし、単に「外で食べてくる」だけでは角が立つので、「夕飯は作らなくていいよ」などと言葉を添えるようにしましょう。
I’m going to have dinner out, so you don’t need to make anything for me tonight.
訳)今夜は外でご飯食べてくるから、夕飯は要らないよ。
Got it. Come back home soon.
訳)了解。早く帰って来てね。
まとめ
今回は「外食」を表す英語表現について、詳しく確認してきました。
外食は英語で “eating out” と言います。外だからといって “eating outside” と言うと、屋外で食べると勘違いされてしまうので注意しましょう。
また、ひとくちに外食といっても、同僚をランチに誘ったり、気になる相手をデートに誘ったりと、場面によってニュアンスはさまざま。今回ご紹介した各表現を参考に、色々な外食表現を使い分けてみてください。
それでは、これからも楽しい英語学習を。
Let’s enjoy!!