あなたは「完璧」を英語で表現できますか?
「完璧」は、日常会話ではもちろん、ビジネスシーンでも当たり前のように使われる言葉です。
ということで、こちらの記事では「完璧」の英語表現はもちろん、関連表現や例文も紹介していきます。
「完璧」に限らず、色々な表現が学べるのでぜひ参考にしてください。
「完璧」は英語で何という?
皆さんは「完璧」を英語で表現できますか?
ここでは「完璧」の英語表現はもちろん、「完璧主義」などの近い表現も紹介します。
一つ一つ丁寧に解説していくので、一緒に勉強していきましょう。
「完璧」は英語で”perfect”という
まず、「完璧」は英語で”perfect”と表現します。
カタカナの「パーフェクト」と発音は近しいので、日本人の間でも比較的覚えやすい単語でしょう。
基本的には「完璧な」という形容詞での意味が使われますが、動詞や名詞でも使えるのでどちらも重要です。
動詞「完全にする、完成させる」の場合
- perfecting – 現在分詞
- perfected – 過去形&過去分詞形
- perfects – 三人称単数
“perfect”の動詞形は、「完全にする、完成させる」という意味を持ちます。
現在分詞に関しては”ing”をつけるだけですが、過去形と過去分詞形が全く同じ形なので間違わない様にしましょう。
名詞「完璧」の場合
- perfects – 複数形
“perfect”を名詞で使う場合、「完璧」という意味になります。
複数形で使う場合も、三人称単数と同じように”s”をつけるのみなので、使われ方次第で意味が若干異なる点に注意です。
「完璧主義」は英語で”perfectionism”という
「完璧」は”perfect”でしたが、「完璧主義」は英語で”perfectionism”となります。
基本的な構造としては“perfection(完全、完璧)”に”ism”がくっついている形ですが、“ism”には「主義」という意味があるので、「完璧+主義」=「完璧主義」となっているのです。
意味がどうしてもわからない場合は、”ism”をなくした状態の単語を知っているかどうかを確認するのがおすすめです。
“nobody’s perfect”の意味は?
- 「誰でも間違えはあるよ」という意味の励まし表現
“nobody’s perfect”という言葉がありますが、これは励ましの時に使われる英語表現となります。
最近では仮面ライダーシリーズの曲名としても話題になりましたが、普段使いできる英語表現なのでぜひ覚えておきましょう。
訳)ごめんねKen。
訳)大丈夫だよ。誰にでも間違えはある。
「完璧」の関連表現
皆さんは”perfect(完璧)”の関連表現をいくつ言えますか?
ここからは、”perfect”に近い英語表現を複数紹介していきます。
対義語も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
「コンプリート」= “complete”
何かを完了させたときに言う「コンプリート」は、英語でも”complete”と表現します。
“complete”を日本語にする場合「完了する、終える」という意味になりますが、この単語は形容詞でも意味を持ちます。
動詞と形容詞の場合の使い方を両方見ていきましょう。
動詞の”complete”の使い方
動詞で”complete”を使う場合、”complete + 名詞”の形でよく使われます。
例えば、“complete my homework(宿題を終える)”のような使い方をされており、+αで”for”を後につけると「~の為に終える」という使い方ができます。
また、動詞の”complete”は下記のような変形をする点にも注目です。
- complete(現在形)
- completed(過去形)
- completed(過去分詞形)
- completes(三人称単数現在形)
- completing(現在分詞形)
“complete”は”e”で終わる単語なので、過去形や過去分詞形にする時に付ける”ed”をどうすればいいのか悩む方もいるでしょう。
実は、非常にシンプルで“e”の後に”d”を付けるだけで、過去形や過去分詞形を表現できるのです。
形容詞の”complete”の使い方
形容詞で”complete”を使う場合、「完璧な、完全な」という意味になります。
この場合”complete ~(完璧な~、完全な~)”という使われ方をするので、例えば”complete version”で「完全版」のような使い方になるのです。
また、スポーツなどで「完全勝利」した場合にも、”complete victory”のような言い方ができます。
「中途半端」= “half-baked”
「中途半端」を英語にする場合、”half-baked”が適切といえます。
単語帳などでは”incomplete”や”halfway”がメインで書かれていますが、カジュアルな会話ではどちらかというと”half-baked”の方が使われるでしょう。
“half-baked”は、単語から見てわかる通り「半分-焼けた」という意味になります。
つまり、そこから派生して「中途半端」として使われるようになっており、料理の分野に限らず様々な文章に組み込むことが可能です。
例えば、“My homework is half-baked.(宿題が中途半端だ)”のように、宿題などの身近なものにも使えます。
「完璧」を使った例文紹介
最後に「完璧」を使った例文を紹介していきます。
「完璧主義」にも触れて例文を作っているので、ぜひ参考にしてください。
昨日のタスクを完璧に終わらせた
- I completed my task perfectly yesterday.
「完了する」の”complete”と、「完璧に」の”perfectly”を両方使った例文です。
“my task”で、「自分のタスク」という意味になるので、あとは組み合わせるだけで文章になります。
“perfect(完璧な)”は形容詞でしたが、形容詞に”ly”を付けると副詞になるので、今回使っている”perfectly”は副詞の「完璧に」という意味になるのです。
完璧主義にはメリットとデメリットがある
- Perfectionism has its advantages and disadvantages.
「完璧主義」は”perfectionism”でしたが、主語として使う場合は最初のアルファベットを大文字にすることで文章が成り立ちます。
「メリットとデメリット」に関しては、”advantage(有利)”と”disadvantage(不利)”を”and”で繋ぐことで、対比関係を作るイメージです。
また、“Merits and Demerits”のような対比もできるので、色々カスタイマイズ可能となります。
まとめ
こちらの記事では「完璧」に関する英語表現を紹介してきました。
「完璧」を英語にすると”perfect”となりしたが、他にも色々な表現が実際存在するのでぜひ色々調べて見て下さい。
本記事で紹介した関連表現や例文も非常に便利なので、ぜひ色々応用してくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。