昔からずっと仲が良い友達のことを「幼なじみ」と言います。

幼い頃からの友達、同郷の友達、長い期間友達など、様々な言い方で幼馴染を言う方法が日本語ではあります。そんな「幼なじみ」は、いざ英語で表現しようと思うと、なかなかぴったりの英単語が浮かんでこない言葉の一つです。

今回は、スラングで言う方法も合わせて「幼なじみ」の英語表現をご紹介します。

子供の頃からの「幼なじみ」:Childhood friend

「childhood friend」は「幼い頃の友達」と直訳でき、小さい頃からの友達という意味になります。

Aさん
Who is she?
訳)彼女は誰?
Bさん
She is my childhood friend. We grew up together in Okinawa.
訳)彼女は幼なじみです。私たちは沖縄で一緒に育ちました。

 

また、「friend from childhood」とも言うことができます。「幼い頃からの友達」という意味では「幼なじみ」と表現されます。

Aさん
Who are they?
訳)彼女らは誰?
Bさん
They are friends from childhood. They are all from Tokyo.
訳)彼女らは幼なじみです。みんな東京から来ました。

 

同様の意味でsinceを使って「friend since childhood」つまり「幼い頃からの友達」と表現することもできます。

Aさん
Who is your husband?
訳)君の旦那様は誰?
Bさん
He is right there. He was my friend since childhood.
訳)彼はあそこにいます。彼は私の幼なじみだったんです。

 

「old friend」:旧友、幼なじみ:旧友、幼なじみ

「old」(古い)をfriendにつければ、「古い友達」つまり「旧友」と言う意味の言葉になります。こちらも、長い間の付き合いという意味で「幼なじみ」というニュアンスとして使うことができます。
Aさん
Ken is my old friend from high school.
訳)ケンは高校からの幼なじみです。

「grew up together」:一緒に育った幼なじみ

「grew up together」、つまり「一緒に育った」と一言添えるだけで幼なじみを表現することができます。
Aさん
This is Tom. We grew up together when we were elementary school.
訳)こちらはトムです。私たちは小学校で一緒に育った幼なじみです。
Bさん
Nice to meet you. I heard a lot about you.
訳)初めまして。あなたのことは沢山聞きましたよ。

 

「have known each other since childhood」:小さい頃からの知り合い

「have known each other since childhood」は、直訳すると「幼少のころからお互いを知っている」という意味になります。
お互いに小さい頃から知っている「幼なじみ」というニュアンスを表現することができます。
Aさん
Who is this guy?
訳)この男の人はだれ?
Bさん
This guy is my best friend. We have known each other since childhood.
訳)彼は私の親友だよ。私たちは幼い頃からの知り合いなんだ。

 

また、「since childhood」の替わりに「for ages」(ずっと長い間)と置き換えても良いでしょう。
Aさん
I have known him for ages. He is like my best friend.
訳)私は彼を長いこと知っている。彼は私にとって親友のようなものだ。

「homie」:同郷の友達

「homie」:同郷の友達

「homie」は、同郷の幼なじみなど気兼ねなく接することができる関係を表すときに使う言葉です。
もともと、地元の男友達を「home boy」と言っていたことから、これを省略する形で「homie」が使われるようになったと言われています。この言葉は、若者から大人まえカジュアルに使うスラングとして使われています。
また、この言葉は数えられる名詞なので、複数形の場合は「homies」とします。

Aさん
Who is this guy?
訳)この男の人はだれ?
Bさん
This guy is my homie, Tom. We have known each other since elementary school.
訳)この男はは幼なじみのトムさ。小学校のときからの知り合いだよ。

 

※参考「親友」は英語でどう言う?

※参考「親友」は英語でどう言う?

「幼なじみ」に似た意味の「親友」という言葉。ここでは、「親友」を英語で言う方法も参考にご紹介します。

「good friend」「best friend」:親友

どんなシチュエーションでも使える「親友」の英単語は「good friend」「best friend」と言います。
親しくなってよく話すようになった間柄の友人を「good friend」と言います。さらに、親しい心の友として大切な存在そてぇい「best friend」になります。
Aさん
Who is this lady?
訳)この女の人はだれ?
Bさん
She is Maddy. She is a good friend of mine. We share everything in our lives.
訳)彼女はマディといいます。彼女は私にとってとての親友です。私たちはすべてを話す仲なの。

「BFF」=「best friend forever」:親友

近年、よくカジュアルの場でよく耳にする「BFF」。これは、「best friend forever」という言葉の略で、「親友」という意味になります。
ご飯に行ったり、遊びに行ったり、カジュアルに誘い合える仲間内でSNSでも「#BFF」などと書いてお互いの関係を表現する言葉として近年盛んに目にするようになりました。
Aさん
We are like totally BFFs!
訳)私たちは完璧に親友だよー!
複数形の場合は「BFFs」と表現しまs。

「buddy」「bestie」「sister」「brother」:「親友」「関係が近い仲」

また、スラングまではいかないものの、割とカジュアルなシチュエーションで使われる「親友」「心の友」に相当する言葉が、「buddy」「bestie」「sister」「brother」です。
男の間柄でかなり仲の良い間柄の場合、相手を「brother」と言います。女性の場合は「sister」と言います。兄弟、姉妹同様仲の良いことを表しています。

「幼なじみ」「親友」は沢山の言い方がある!

いかがでしたか?「幼なじみ」と言う言葉は、一言で表現する「childhood friend」から、「friends from 〇〇」や「have known each other since 〇〇」と言った文章として婉曲的に表現する方法など様々な言い方があります。
また、似たような言葉「親友」にも様々な言い方があるので、カジュアルに言いたい時、かしこまって言いたいときなど表現方法を使い分けて会話に取り入れていけるよう、是非参考にしてみて下さい。