「無理の英語表現を完全習得しよう!」

皆さんは英語で「無理」を表現できますか?

こちらの記事では、英語学習者向けに、無理を表す英語表現の種類や使い方、さらには具体的な例文を紹介します。

無理に関する英語表現が分からなくて困っている人や、英語で無理について話したいと思っている人は必見です!

「無理」を英語で表現する方法

まずは、「無理」を意味する英単語を3つ紹介していきます。

  1. “Impossible”
  2. “Unfeasible”
  3. “Unreasonable”

それぞれの単語の意味や使い方・例文を確認していきましょう。

“Impossible”

“Impossible”は、「不可能」を意味する形容詞です。

物理的または論理的な制約により行うことができない、または発生しえない事柄を指します。

他にも名詞で「不可能なこと」を指すことがありますが、この場合、”Do the impossible(不可能を可能にする)”のような使われ方をする単語です。

ちなみに「無理です」と端的に言いたい場合は、”It’s impossible.”とだけ言えば伝わります。

Aさん
It’s impossible to finish this project in one day. We need more time.

訳)このプロジェクトを1日で終わらせることは不可能だ。もっと時間がかかる。

“Unfeasible”

“Unfeasible”も形容詞であり、理論的には可能だが、現状では実現性がないこと、または現実的でないことを指す言葉です。

プロジェクトや計画、提案について話す際によく使われます。

この単語の発音は「アンフィーザブル」に近い音となるので、覚えておきましょう。

Aさん
While the idea of building a bridge in this location is appealing, it’s unfeasible due to the high costs and environmental impact.

訳)ここに橋を建設するアイデアは魅力的だけど、高額なコストと環境へのダメージが大きいことから、実現不可能だ。

“Unreasonable”

“Unreasonable”は「不合理な」を意味し、状況を考慮すると公平でない、または妥当でないことを指す形容詞です。

適切でない、または受け入れられる範囲を超えた要求や期待、行動について話す際によく使われます。

発音は「アンリーズナブル」と読んでもよいのですが、これはイギリス英語の発音であり、アメリカ英語では「アンリザナブル」と発音する点注意が必要です。

Aさん
His demands for a higher salary are unreasonable considering he just started working here a month ago.

訳)彼がもっと高い給料を要求しているが、彼はここで働き始めてからたった一か月しか経っていないので、それは不合理だ。

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「無理」に関連する表現

「無理」に関連する表現

次は、「無理」に近しい意味を持つ表現を確認していきましょう。

  1. 限界:“Limit”
  2. 無理に:“Forcibly”
  3. マジ無理:“No way”

それぞれの単語の意味や使い方、例文を解説します。

限界:“Limit”

“Limit”は、「限界」を意味する英語であり、主に何かの最大または最小の範囲や能力を指すのに使われます。

何かの可能性や行為の終わりや制限を示すこともある単語です。

Aさん
I’ve reached my limit; I can’t study any longer.

訳)もう限界だ。これ以上は勉強できない。

無理に:“Forcibly”

“Forcibly”は、「無理に」や「力ずくで」という意味の英語です。

何かを強制的に、または抵抗にもかかわらず行うことを示します。

“Forcibly”は副詞として使われる単語なので、覚えておきましょう。

Aさん
He was forcibly removed from the premises.

訳)彼はその場から無理やり外に出された。

マジ無理:“No way”

“No way”は、「まったく無理」や「絶対にだめ」という意味のスラングです。

信じられないことや受け入れられないこと、または何かが絶対に不可能であることを示します。

単純に、”No way!”と言うこともできますが、文章に繋げて、”No way, …”と使うことも可能です。

Aさん
No way, I’m not going to jump off that cliff.

訳)こんな高い崖から飛び降りるなんて、マジ無理。

Bさん
ちなみに「もう無理」と非スラングの言い方で言いたい場合は、“I can’t do it anymore”と言いましょう。

「無理」の実戦練習|例文紹介

「無理」の実戦練習|例文紹介

最後に「無理」を使った実戦練習をしていきましょう。

対話形式の例文を用意したので、ぜひ参考にしてください。

“Impossible”の例文紹介

Aさん
I think I’m going to run a marathon tomorrow without any training.

訳)明日のマラソン一切トレーニングせずに挑戦する予定だよ。

Bさん
That sounds impossible! You should at least do some basic preparation.

訳)それは無理でしょ!少なくとも基本的なトレーニングで準備をするべきだよ。

Aさん
You’re probably right. I’ll start training from today.

訳)まあ、それはそうだね。そしたら今日からトレーニング初めて見るよ。

“Unfeasible”の例文紹介

Aさん
I was thinking about going to the moon next year.

訳)来月あたり、月に行きたいなって思ってたんだ。

Bさん
As fascinating as that sounds, it’s quite unfeasible unless you’re an astronaut.

訳)それは魅力的に聞こえるけどさ、宇宙飛行士じゃないんだから実現できないよ。

Aさん
I suppose you’re right. Maybe I should just visit a space museum instead.

訳)それはそうかもしれないね。月が無理なら宇宙博物館にでも行く方がいいかもしれないね。

“Unreasonabl”の例文紹介

Aさん
I plan on studying 10 hours a day for the next week.

訳)来週に向けて、一日10時間勉強するつもりだよ。

Bさん
That sounds quite unreasonable. It’s important to balance study and rest.

訳)それはかなり無理があるね。勉強と休息のバランスを取ることが大切だよ。

Aさん
You’re right. I should create a more manageable study schedule.

訳)その通りだね。もっと管理しやすい勉強スケジュールを作るべきだよね。

まとめ

今回の記事では、英語で「無理」を表す様々な単語とその使い方について紹介しました。3つの言い方を最後に復習していきましょう。

  1. “Impossible”
  2. “Unfeasible”
  3. “Unreasonable”

英語を使った「無理」の表現は、日常会話やビジネスの場でも頻繁に使われる表現の一つです。

今回の記事を参考に、「無理」を正確に伝えるための表現を学び、英語力の向上に役立ててみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。