1日の生活の中で、イライラしたり、安心したり、呆れたり、様々なシチュエーションで「ふぅ」っとため息をすることはありませんか?
ポジティブなため息も、ネガティブなため息も含めて「ため息」は英語でどう言うでしょうか?自分の気持ちと共にため息について的確に英語で伝えたいときは、どう言えばよいでしょうか。
今回は、そんな「ため息」を英語で伝える言い方を様々な状況で言う方法を例文でご紹介いたします。
「ため息」は英語でどう言う?発音は?
「ため息」は英語で「sigh」と言います。
発音は「/saɪ/」。
カタカナで表すと「サイ」というニュアンスです。日本人でも割と発音はしやすいです。
「ため息が出る」「ため息をつく」は英語でどう言う?
「ため息が出る」「ため息をつく」は、英語で様々な言い方があります。
まず、動詞として「sigh」を単独で使う方法があります。
Tim just sighed now.
訳)ティムがたった今ため息をした。
その他、「sigh」を名詞として使う場合は様々な動詞と合わせたフレーズが挙げられます。例えば
- 「give a sigh」(単純にため息を出す)
- 「release a sigh」(すーっとため息を口から慣れだすイメージ)
- 「let out a sigh」(ため息を出して解放させるイメージ)
- 「breath out a sigh」(大きくため息を出すイメージ)
等が挙げられます。
「大きくため息をつく」の英語フレーズ
「大きくため息をつく」は大きく分けると2通りあります。
- 名詞として「sigh」を使う場合は「give a big sigh」などと言います。
「big」の他に「huge」「great」などという形容詞も使います。 - 動詞として「sigh」を使う場合は、「sigh heavily」などと言います。
「heavily」は「重く」「大きく」という意味です。
Are you OK? You just gave a huge sigh.
訳)大丈夫?君いま凄い大きいため息をついたけど。
「ホッとしてため息をつく」の英語フレーズ
「ホッとため息をつく」を英語で言う方法は「sigh in relief」「sigh with relief」と言います。「relief」は「安心」「安堵」という意味です。
また、「give a sigh of relief」という言い方もできます。「安堵のため息をつく」と訳します。
The president let out a sigh of relief. What did that mean?
訳)大統領が安心したようにため息をした。なんの意味があったのかな?
He gave a sigh because he could explain his thought without a script, I guess.
訳)台本無しに自分の考えを説明できあからため息をしたんじゃないかな。
「やれやれ」「あーあ」呆れたため息を表す英語フレーズ
My mom just sighed with disappointment. I think she didn’t like my decision.
訳)お母さんがやれやれというため息をした。私の決定が気に入らなかったんだと思う。
「イライラしてため息をつく」の英語フレーズ
こちらも、「イライラ」=「frustration」を付けるだけです。
「sigh with frustration」「let out a sigh of frustration」で、「イライラしてため息をつく」という意味になります。
「give a 〇〇 sigh」で「〇〇なため息をつく」と表現
「give a 〇〇 sigh」の、〇〇に形容詞を入れることでどんなため息をつくかを表現することができます。
例えば「give an annoyed sigh」で「イライラしたため息」、「give a tired sigh」で「疲れたため息」、「give a happy sigh」で「幸せなため息」などと表現ができます。
My son gave a happy sigh when he saw his father for the first time in a month.
訳)息子は父親を一か月ぶりに見た時に幸せなため息をした。
「うっとりとしたため息」「ため息がでるほど」を英語で
好みの相手を見てうっとりしたり、あこがれの人をみてうっとりしたときにため息が出る時も独特の表現があります。
例えば、形容詞では「breathtaking」=「ため息がでるほど」「息をのむほど」という意味の英語フレーズがあります。
「breath」(息)を「take」(奪う)ほど、はっとしてしまうときに使う「breathtaking」は、思わず出てしまうため息にぴったりです。
It was such a breathtaking moment. I still can’t believe I saw him in person.
訳)それはとってもため息が出るほどの瞬間だったわ。彼に直接会えたなんていまだに信じられないわ。
また、「take 〇〇’s breath away」で「〇〇がため息が出るほど」「〇〇が息をのむほど」という意味です。
こちらも、「breath」(息)を「take away」(取り去る、奪う)ほどうっとりしてしまうときに使います。
You just took my breath away! Thank you for taking me to such a beautiful place!
訳)息をのむほどうっとりしちゃったわ!こんな美しいところに連れてきてくれてありがとう。
「ヒュー」「あー」ため息の直接の英語表現
直接「ヒュー」などのため息の音を英語で用言したい場合も、英語表現は存在増します。
- 安心してでる「ヒュー」「ふぅ」というため息は「Phew」、
- 呆れてでるため息「あぁ」は「Ahh」や「Dah」(発音は『ダー』)、
- イライラしてでるため息は「Ugh」(発音は『アー』)、
- 感動、残念、慈しみがこもったため息は「Aww」(発音は『アーゥ』)
等が挙げられます。
それぞれ様々なシチュエーションで頻繁で使われるので、実際の発音を聞きながら取得していくとよいでしょう。
Hi. This is my son. He just turned 1 month old.
訳)こんにちは。この子が私の息子よ。産まれて一カ月よ。
Awww! He is so lovely!
訳)あらぁ!とってもカワイイわ!
まとめ
いかがでしたか?
ため息は、イライラ、喜び、不安なとき様々な場面で出てくるもの。どんなシチュエーションでも、いろんな感情や場面によって上手く使い分けられるとよいですね。
会話の中でため息をつく場合は、最後の感嘆詞のところを参考に上手くネイティブのように言ってみると気持ちがストレートに伝わるでしょう。
是非、参考にしてみて下さいね。