アメリカでは国民食ではないかと思うほど食される「ステーキ」。バーベキューの場面ではもちろん、スーパーで気軽に買えて毎日食べる人もいるというステーキはプロテインも多く、活力を与えてくれる食べ物です。
今回は、そんな「ステーキ」を英語で言う方法、お店でステーキを注文する方法など、ステーキにまつわる英語を例文を交えてご紹介します。

「ステーキ」は英語で何と言う?発音は?

日本語でも「ステーキ」はカタカナ英語として主流となっていますが、英語圏で「ステーキ」はどう言うのでしょうか。

ステーキは、英語で「steak」と英語で表現します。特に牛肉の場合は「beef steak」と言うときはありますが、基本的に「steak」だけでよいでしょう。

発音は日本の「ステーキ」とは少し違い、英語では「ステイク」といった発音になります。

Aさん
Do you like steak?
訳)あなたはステーキは好きですか?
Bさん
No, I don’t like steak. I don’t eat any kinds of meat including steak.
訳)いいえ、ステーキは好きではありません。ステーキを含め、どんなお肉も食べません。

「steak」は数えることができないので「steaks」や「a steak」としません。もし、数えるとしたら「a dish of beef steak」(ビーフステーキ一皿)などと、お皿の数で数えます。

Aさん
The restaurant is famous for its delicious steak.
訳)レストランは、おいしいステーキで有名です。
Bさん
Wow, I can’t wait to eat it!
訳)あら、食べるのが待ちきれないわ!

ステーキを注文する際の英会話

ステーキを注文する際の英会話

ここでは、ステーキを食べる際に使える英会話をご紹介します。
レアやミディアムなどの焼き具合から、部位についての英語が様々あるので参考にしてみてください。

ステーキをオーダーする際の英会話

食事をオーダーする際は、「I’d like to have ~.」(~をいただきたいです。)や「I will have ~.」(~をいただきます。)と言います。

Aさん
Are you ready to order?
訳)ご注文いたしますか?
Bさん
Yes, I’d like to have T-bone steak with fries.
訳)はい、私はTボーンステーキをフライ付きでお願いします。

ステーキ屋さんで注文する際は、サイドが一緒についてくることがあるので忘れずに注文できると良いですね。

焼き具合を説明する英会話

続いて、ステーキの焼き具合を説明するための英語をご紹介します。

ステーキ屋さんで注文する際は「ウェルダン」「ミディアム」「ミディアムレア」「レア」などと焼き方も注文することができます。

それぞれの焼き具合を英語で表すと

レア:rare
ミディアムレア:medium-rare
ミディアム:medium
ミディアムウェル:medium well
ウェルダン:well done
エキストラウェル:extra well

下の方に行くにしたがってよく焼けている状態のステーキになります。

Aさん
How would you like your steak?
訳)ステーキの焼き具合はどういたしましょうか?

Bさん
I would like my steak well done.
訳)ウェルダンでステーキを焼いてください。

店員側が焼き具合を確認する際、「ステーキの焼き具合はどういたしましょうか?」と言う場合は、上にあるように「How would you like your steak?」の他に「How would you like your steak cooked?」(どのようにステーキを料理いたしましょうか?)や、「How would you lie your steak done?」(ステーキはどのような状態にいたしましょうか?)などと英語で表現することができます。

ステーキのそれぞれの部位を英語で表現

ここでは、ステーキの部位を英語で言う方法をご紹介します。日本にいると馴染みのない部位もあるので、欧米圏に行く場合は是非参考にしてください。
ここでは、基本的な部位を4箇所ご紹介します。
NY stripe : ニューヨークストライプ(ニューヨークストリップ)
牛のあばらの後ろにあるショートロインで、通常は骨が無い状態で提供されます。
脂肪が多くて柔らかいものの、テンダーロインやリブほどは柔らかくありません。肉の風味が強めです。
Tenderloin : テンダーロイン
テンダーロインは、あばら骨の下にあるショートロインとサーロインです。細い方がフィレミニョン、太い方がシャトーブリアンと言います。骨なしで提供されます。
脂身がすくなくもっとも柔らかい部位です。フィレとも言います。
T-bone : ティーボーン
骨付きのロース肉です。柔らかいテンダーロインと肉の風味の強いストライプステーキ両方の味わいがあります。
Ribeye : リブアイ
あばらの上の方にあるリブの肉。脂肪が多く柔らかい部位です。肉の風味が強くて肉汁も多いのが特徴です。
Aさん
I guess I will have the T-bone steak.
訳)私はTボーンステーキをいただこうかな。
Bさん
How would you like your steak done?
訳)焼き加減はいかがいたしましょうか?
Aさん
Medium-rare, please.
訳)ミディアムレアでお願いします。

「steak」と「stake」の違いは?

「steak」と「stake」は同音異義語です。発音も(/steɪk/)で同じです。
「steak」は、これまで説明したようにお肉の「ステーキ」です。
一方で、「stake」は、「棒」「杭」(地面に突き刺さっている棒状のもの)、「かけ金」という意味です。

Aさん
He put a stake on the field.
訳)彼は土地に杭を打った。

ステーキの大きさ、重さを聞く英会話

ステーキの大きさ、重さを聞く英会話
ここでは、お店でステーキをオーダーする際に大きさや重さを聞く英会話をご紹介します。
Aさん
How many grams is this steak?
訳)このステーキはどのくらいのグラム数ですか?
どのくらいのグラム数かを聞く英文です。
Aさん
How big is this steak?
訳)このステーキはどのくらいの大きさですか?

単位に関係なく、どのくらいの大きさをおおよそ聞きたいときの英文です。店員さんは、重さの単位を教えてくれる場合もありますし、手で大体の大きさを教えてくれるでしょう。

Aさん
Can I ask how bit this steak is?
訳)このステーキはどのくらいの大きさか教えてください。

少し丁寧に大きさを聞きたいばあ委の英文です。

「ステーキ」の部位などを知って楽しく食事を楽しもう

いかがでしたか?ステーキは欧米系のレストランではポピュラーなメニューであり、現地では日本よりも大きなボリュームで楽しむことができます。部位も日本ではあまり見かけないものもあるので、欧米のステーキ屋さんに訪れた時は、是非新しい部位のステーキにチャレンジしてみてください。