TポイントやDポイントなど貯まると嬉しいポイント、皆さんは日頃何種類のポイントを集めていますか?
このポイントは英語のpointからきているわけですが、pointには実に様々な意味が含まれます。まさに今、様々な意味と述べましたが、pointは「意味」に近いニュアンスもあります。
この記事では、身近な英語pointを最大限に使えるように様々な使い方を紹介しましょう!
ポイントの言い換えは何?
ポイントを言い換えると、以下のような多くの同義語が存在します。
- 主意(中心となる主な考え・意味)
- 中枢
- 核心
- 本質
- 核
- エッセンス
ポイントのコアイメージ
ポイントが持つコアイメージは「刺す」です。尖ったもので突いたときにできる点、このような明確な点は上で紹介したポイントの同義語を連想することができます。英語pointの類語としては、tip, end, sharp endなどがあります。基本的な意味は点や先端ですが、それ以外に多くの意味を持つpointは知れば知るほど面白い単語です。
さて、ここからはポイントを使った様々な英語表現を例文とともにみていきましょう!
「ポイントを貯める」の英語4選
各種カードのポイントを貯めれば、賢く買い物をしたり特典に変えることができます。物価高騰の折り、ポイントを貯めるアプリも便利ですね。
「ポイントを貯める」の英語
まずは、私たちが日常でよく使う「ポイントを貯める」の英語フレーズから紹介しましょう。どんな言い方かぜひ覚えたいですね。
accumulate(アキュムレイト)という単語があります。意味は「蓄積する・累積する・少しづつためる」であることから、accumulate pointsで”ポイントを貯める”になります。
しかし本記事では、口語表現の場合にネイティブが使う以下4つの表現を紹介しましょう。これらの「貯める」はポイントに限らず、お金だったりフライトのマイレージなどを貯めると言うときにも使え、覚えると英会話の幅が広がります。
save up points
お金を貯める、蓄えると言いたいときにも使えるのがsave upです。関連してsavingなら、節約や貯金の意味になります。
そして、save up pointsでポイントを貯めるになりますが、ポイントを貯めればお金の節約や貯金に関係していくという捉え方で覚えるのはいかがでしょう?
I’m saving up points.
訳)ポイントを貯めています。
get points
get(得る・ゲットする・手に入れる)を使っても、ポイントを貯めると言うことができます。
I’ve already got 10,000 points.
訳)すでに、10,000ポイント貯めているよ。
earn points
労働の対価として「お金を得る」というときのearnという動詞には獲得するという意味もあります。ポイントを獲得する=貯めるということになります。
My mother earns lots of points by shopping.
訳)母はショッピングでポイントをたくさん貯めています。
collect points
collectには「集める・収集する・受け取る」といった意味があります。趣味の収集やゴミの収集もcollectまたはcollectionですね。
How do you want to spend the points you’ve collected?
訳)貯めたポイントを何に使いたいの?
いかがでしょう?「ポイントを貯める」は使えそうですか?
「ここがポイント」の意味
要点や核心という意味でポイントを使うことがあります。”要”は物事を支える最も重要な部分、人物や事柄を指します。
「ここがポイント」の英語はkey point
要点や要所という意味でポイントやキーポイントを使うことがあります。筆者の記事でも、英語学習に抑えていただきたい点をポイントとして紹介することがあります。
言いたいことを伝えるときの「ここがポイントですよ」の英語はThis is the point.になるのでしょうか?実は、この訳では”これが先端(ポイント)です”と受け取られかねません。
それを避けるために、pointだけでなくkey pointにすると要点の意味になります。明確な、はっきりと限定された点です。日本語でもキーポイントと言いますが、keyには部屋の鍵の他に、物事を完全な理解するための「鍵・秘訣・コツ」の意味があるためです。「そこがカギなんだ」という言い方もありますね。
This is the key point of today’s English lesson.
訳)ここが今日の英語のレッスンのポイントです。
日本語キーポイントとしても身近な表現ですので、覚えやすいのではないでしょうか?
「チャームポイント」の英語
続けて、ポイントの英語表現をみていきましょう。
ある人のもっとも魅力的なところ、人を惹きつける部分をチャームポイントと言います。例えば、笑顔だったり、泣きぼくろだったり口元だったりします。キャラクターを特徴づける身体的な特徴だったり、性格が魅力になるなど人それぞれです。
charm pointは和製英語
チャームポイントからcharm pointになると考える人がいるかもしれません。charmはお守りの他、魅力・魔力・魅力的な点や特質といった意味があるので当然かもしれません。しかし、実はcharm pointは和製英語なんです。
ちなみに、関連する単語でcharming(チャーミング)は魅力的・魅惑的という意味の形容詞です。He is charming.(彼は魅力的だ)のようにして使います。
「チャームポイント」の英語
チャームポイントは魅力的な点であることから、英語では「attractive」を使うのがキーポイントになります(キーポイント!)。
attractiveを辞書で調べてみると、見た目などが”魅力的な”、性格などが”人を引きつける”の意味があります。女性対象では”色っぽい”もあります。
The mole, just next to the lips, is her attractive point.
訳)くちびるのすぐ横にあるほくろが彼女のチャームポイントだ。
What do you think of my attractive point?
訳)私のチャームポイントって何だと思う?
ちなみに、attractiveとcharmingの違いにも触れておきましょう。前者は主にビジュアルなど見た目の魅力、後者は性格なども含めた魅力になります。
「ピンポイント」の英語
正確な位置や目標といった言葉に置き換えられるのがピンポイントです。針の先で突いたような点、そのような小さい範囲に正確に狙いを定めることですね。
「ピンポイント」の英語
ピンポイントの英語は「pinpoint」です。
I can pinpoint her precise location on this map.
訳)この地図上で彼女の正確な位置を特定できます。
It was difficult to pinpoint the cause of the car accident.
訳)その自動車事故の原因をピンポイントで特定するのは困難だった。
どちらの例文も、正確、明確な位置や理由をpinpointが表しています。
ポイントに関連するネイティブの英語
最後に、様々な使われ方をするpointから、ネイティブが使う表現をいくつか紹介しましょう。
pointを使った会話表現例
ここでは、pointの持つ「意味」を表すフレーズをみてみます。どれも日常英会話に使えそうで知っていないと使えないものとなります。意味のニュアンスをイメージして読んでみてください。
- What’s your point? 何が言いたいの?
- That’s not the point. そういう問題じゃないから。
- That’s not my point. 私が言いたいことってそういうことじゃない。
- I don’t see any point. 意味がよく分からない。
- You have a point. 一理あるね。
まとめ
サービスを利用して貯めるポイント、要点を伝える、チャームポイントからピンポイントなど、pointの使い方を紹介しました。
私たちが普段カタカナで使っているように使うもの、または和製英語のものがあることも分かりました。それぞれを使いこなせる日本人はまだまだそういないかもしれませんが、単語自体は簡単ですので少しづつ使う幅を広げていきましょう。