「効果の英語表現を完全にマスターしよう!」
皆さんは英語で「効果」をどのように表現できるか知っていますか?
この記事では、英語学習者に向けて、効果を表す英語表現の種類や使い方、そして具体的な例文を紹介します。
効果に関する英語表現が分からないと困っている方や、英語で効果について話したいと思っている方は、ぜひご活用ください!
「効果」を英語で表現する方法
まずは、「効果」を意味する英単語を3つ紹介していきます。
- “Effect”
- “Efficacy”
- “Potency”
それぞれの単語の意味や使い方・例文を確認していきましょう。
“Effect”
“Effect”は「効果」を意味する英単語です。
何かが原因となって生じる結果や変化を指します。
品詞は「名詞」に分類され、発音は「エフェクト」ではなく「イフェクト[ɪˈfɛkt]」です。
“Effect”の使い方
訳)その薬は患者には何の効果もなかった。
“Effect”を使った表現
- “Side effect”: 副作用
- “Cause and effect”: 原因と結果
- “In effect”: 実質的に、事実上
“Effect”は名詞表現となるので、複合名詞や前置詞と一緒に使われます。
“Efficacy”
“Efficacy”は、「効果」や「効能」を意味する英単語です。
主に、ある目的を達成する能力や効力を意味します。
品詞は「名詞」となり、発音は「エフィカシー[ˈɛfɪkəsi]」です。
“Efficacy”の使い方
訳)新薬の有効性はまだ試験中である。
“Efficacy”を使った表現
- “Proven efficacy”: 実証された効果
- “Clinical efficacy”: 臨床的な効果
- “High efficacy”: 高い効果
“Efficacy”は、使用例のように「○○ efficacy」の形で使われることが多いです。
中でも”Clinical efficacy”は頻繁に使われる表現なので、覚えておきましょう。
“Potency”
“Potency”は、「効能、有効性」を意味する英単語です。
品詞は「名詞」に分類され、発音は「ポテンシー」ではなく、「ポータンシー[ˈpoʊtənsi]」となります。
この単語は主に、物質や薬の強さや効力を示す際に使用されるのです。
“Potency”の使い方
訳)高温の場所に保管すると、薬の効力が低下する。
“Potency”を使った表現
- “High potency”: 高い効力
- “Reduced potency”: 減少した効力
- “Drug potency”: 薬の効力
“Potency”も名詞表現となるので、「○○ potency」の形で使われます。
訳されるときは逆になる(○○の効力)となるので、注意しましょう。
「効果」に関連する表現
次は、「効果」に近しい意味を持つ表現を確認していきましょう。
- 有効:“Valid”
- 相乗効果:“Synergy”
- 効果がある:“Has an effect”
それぞれの単語の意味や使い方、例文を解説します。
有効:“Valid”
「有効」という意味を持つ英語の単語は、”Valid”です。
この単語は、何かが法的に認められている・機能していることを示すときに使用されます。
品詞は「形容詞」であり、発音は「ヴァリド[vǽlid]」です。
“Valid”の使い方
訳)クーポンは無効となりました。
相乗効果:“Synergy”
“Synergy”は英語で「相乗効果」を意味する英単語です。
日本語でも「シナジー効果」と言いますが、二つ以上の要素や組織が協力して、個別に行動するよりも大きな効果や利益を生み出すことを指します。
品詞は「名詞」であり、発音は「シナジー[ˈsɪn.ɚ.dʒi]」です。
“Synergy”の使い方
訳)両社の相乗効果で合併は成功した。
効果がある:“Has an effect”
「効果がある」と英語で言いたい場合は、”Has an effect”とフレーズで表現します。
何かが特定の結果や変化を引き起こすことを示すときに使用され、先に紹介した「効果」を意味する、”Effect”が含まれているのです。
直訳すると「効果を持っている」となり、そこから派生して「効果がある」と訳されます。
“Has an effect”の使い方
訳)薬は30分以内に効果を発揮する。
「効果」の実戦練習|例文紹介
最後に「効果」を使った実戦練習をしていきましょう。
対話形式の例文を用意したので、ぜひ参考にしてください。
“Effect”の例文紹介
訳)その新しいシャンプー使って、効果感じた?
訳)うん、髪がすごく柔らかくなってツルツルになったよ。どうだった?
訳)正直、あまり変わらなかったかな。
訳)もうちょっと使い続けると効果が出るのかも。
“Efficacy”の例文紹介
訳)この新しい薬の効果、聞いた?
訳)ん、研究によると、片頭痛にすごく効くらしいよ。もう試した?
訳)まだだけどさ、使おうと考えてる。評判いいらしいし。
訳)でも、使う前に医者に相談した方がいいよ。
“Potency”の例文紹介
訳)このチリソース、すごく辛いって聞いたんだけど。
訳)本当に辛いよ!ちょっとで十分だった。
訳)そうなんだ。ちょっと試してみようかな。辛いの大好きだから。
訳)でも、気をつけてね。思ってるより辛いから!
まとめ
今回の記事では、英語で「効果」を表す様々な単語とその使い方について紹介しました。3つの言い方を最後に復習していきましょう。
- “Effect”
- “Efficacy”
- “Potency”
英語を使った「効果」の表現は、日常会話やビジネスの場でも頻繁に使われる表現の一つです。
今回の記事を参考に、「効果」を正確に伝えるための表現を学び、英語力の向上に役立ててみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。