今回は、「発注って英語でなんていうの?」をテーマに、発注の意味や、発注という言葉を使用する場面、そして発注を表す英語を紹介します。
さらに、記事の後半では、実際に使える英語例文と、その日本語訳も紹介するので、ぜひ英語学習の参考にしてください。
「発注」ってどういう意味?
「発注」は、日本語のビジネスや取引の文脈でよく使われる言葉であり、特定の商品やサービスを提供するために、企業や個人に対して注文を出すことを意味しています。
具体的には、以下のような使われ方となります。
- 企業が商品や部品を仕入れる際に、供給業者に対して特定の数量や品質の商品を注文すること。
- 建設プロジェクトやサービス提供プロジェクトの際に、請負業者に対して特定の作業やサービスを提供するための契約を結ぶこと。
- 一般的な消費者がオンラインショッピングなどで商品を購入する場合。
「発注」は、注文書や契約書を通じて行われることが一般的で、提供される商品やサービスの詳細、数量、価格、納期などが含まれます。発注は、ビジネスや取引のプロセスにおいて重要なステップであり、双方の当事者が合意した条件に基づいて取引が進行することが一般的です。
「発注」という言葉を使用するシーンとは?
ここでは、発注という言葉が使用されるシーンについて、見ていきましょう。
【ビジネス】
企業や組織が、特定の商品やサービスを供給業者や請負業者に対して注文する場合。
【建設業】
建設プロジェクトにおいて、建設会社が特定の建設作業や建材の供給をサブコントラクターや供給業者に対して発注する場合。
【オンラインショッピング】
一般消費者がインターネット上で商品を購入する際、ウェブサイト上で「発注する」または「注文する」というアクションを実行する場合。
【一般的な注文】
日常生活のさまざまな場面で、「発注」や「注文」の用語が使用されます。
「発注」は英語でなんていうの?
発注は英語で、”order”といいます。日本語でも、「オーダー」ということがあり、聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。
比較的覚えやすい英語なので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。
「発注」にまつわる英語
ここでは、発注にまつわる英語について、具体例を紹介します。
- Purchase order: 企業が商品やサービスを発注する際に、一般的に使用される用語です。「PO」と略されることが一般的です。
たとえば、「Please send us a copy of the purchase order」(発注書のコピーを送ってください)といった具体的な文脈で使用されます。 - Procurement: 「調達」という意味で、企業が物品やサービスを調達し、発注するプロセス全体を指します。
たとえば、「Our procurement department is responsible for placing orders」(調達部門は発注を担当しています)といった文脈で使われます。 - Contracting: 契約を結ぶ行為を指す言葉で、「発注」と関連があります。建設業界などでよく使用されます。
たとえば、「The company is contracting a construction firm for the project」(その企業はプロジェクトのために建設会社と契約しています)といった使われ方となります。 - Request for Proposal (RFP): プロジェクトや契約に対して提案を募る際に使用される用語で、提案を受け付けて最終的な発注を決定するためのプロセスの一部です。略して「RFP」と呼ばれます。
「発注」を使った実際に使える英語例文
ここでは、発注という意味の英語を使った英語例文と、その日本語訳について見ていきましょう。
“事務用品をもうすぐ発注しなければなりません。”
“新しい設備の発注書を明日送ります。”
“当社の調達部門は、サプライヤーに対して発注を行う責任があります。”
“その会社は新しい本社ビルを建設するために建設会社と契約しています。”
“次回のプロジェクトに最適なベンダーを見つけるためにRFPを発行しました。”
“需要の増加に対応するため、新製品の100台を発注しました。”
“クライアントは、サプライヤーに発注済みの後にプロジェクトのスコープを変更要求しました。”
“調達チームは現在、サプライヤーと発注書の条件について交渉中です。”
“国際的なサプライヤーに発注書を送る必要があるので、彼らの言語に翻訳されていることを確認してください。”
“サプライヤーから発注の確認を受け、彼らは即座に生産を開始します。”
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、「発注って英語でなんていうの?」をテーマに、発注の意味や、発注という言葉を使用するシーン、そして発注という意味の英語を紹介しました。
発注は英語で、“order”といいます。日本語でも「オーダー」ということがあり、聞き馴染みがある言葉といえるでしょう。日本語の発音とも似ているので、比較的覚えやすいでしょう。
なお、基本的には、ビジネスシーンなどで使用する言葉ですが、日常生活においても使うことがあります。ぜひ、この機会に覚えておきましょう。