「水仙」という言葉を見たり、聞いたりしたことがあるでしょうか。今回は、「水仙は英語でなんていうの?」をテーマに、水仙の意味や英語表現について解説します。

さらに、水仙という意味の英語を使った実際に使える英語例文も紹介するので、ぜひ英語学習の参考にしてください。

「水仙」という言葉の意味は?

「水仙」という言葉を見たり、聞いたりしたことがない方もいるでしょう。ここでは、水仙とはどういう意味なのかについて詳しく解説します。

なお、「植物の水仙」「文学や神話における水仙」の2つに分けて見ていきましょう。

植物としての水仙

水仙は、ヒガンバナ科に属する球根植物の一種で、ラテン語名では「Narcissus」と呼ばれています。春になると、美しい花を咲かせることで知られおり、花の色は白や黄色があります。

水仙は、早いもので11月頃、そして遅いものは4月頃に開花します。通常は秋から春にかけて花が咲きますが、種類によって開花時期に大きな違いがあることを留意しておきましょう。

文学や神話における水仙

植物としての水仙だけでなく、文学や神話の中でも水仙という言葉が出てきます。実は、水仙属の学名であるナルシサスは、ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスが由来とされているのです。

ナルキッソスは、自分の姿が映る水面に恋をしてしまい、その場から動けなくなって、最終的にはその場で命を落としてしまいます。この物語から、「自己愛」や「自分自身への過剰な愛情」を意味する「ナルシシズム」という言葉も派生していると言われています。

以上のように、水仙という言葉は、植物としての水仙に加え、文学や神話の中にも出てきます。

「水仙」はどこの国の花?

「水仙」はどこの国の花?

水仙は、特定の国を象徴する国花ではないものの、ヨーロッパ、地中海沿岸、北アフリカ、アジアに分布する球根植物です。花の色は白や黄色が代表的であり、すっきりとしたフォルムが特徴的です。

また、水仙の花言葉は「自己愛」「神秘」であり、ギリシャ神話に出てくる、水面に移った自分の姿に恋い焦がれて亡くなっていった青年ナルキッソス(narcissus)の話に由来するとされています。

「水仙」の特徴

水仙の花が咲く季節は11月~4月ごろであり、冬から春にかけて花が咲きます。桜が散るころには水仙の花も散っているでしょう。

また、水仙は品種によって香りが異なり、ニホンスイセンは爽やかで少し甘味のある香り、ティタテイトやバルボコディウムは優しい甘さを連想させるような香りがします。なかには独得の香りがするものもあり、同じ水仙でも品種によって香りが異なることがポイントです。

また、水仙には毒があります。見た目がニラにしていますが、草の部分に毒があるため誤って食べないよう注意しなければなりません。仮に食べてしまうと麻痺などの症状が現れます。

「水仙」の英語表現

ここまでは、水仙とはどういったものかについて解説してきました。

ここからは、水仙の英語表現について見ていきましょう。水仙は英語で、daffodilやnarcissusといいます。

いずれも水仙という意味があるのですが、daffodilのほうが、より具体的な花を意味しており、narcissusはより広義の意味となります。

Daffodil

Daffodilは、ラッパスイセンを意味することが一般的であり、黄色い花を持つ種類の水仙を指すのに使われることが多いです。

Aさん
Daffodils, with their bright yellow blooms, are a sign that spring has finally arrived.
明るい黄色い花を咲かせる水仙は、春がついに到来したことのしるしです。

Narcissus

Narcissusは、水仙を含む属の学名であり、daffodilよりも広義の意味となります。一般的に水仙というと、narcissusという英語を使うことが多いですが、daffodilでも問題なく通じるでしょう。

Aさん
The genus Narcissus is known for its fragrant flowers, which bloom in spring and are a delight to any garden.
属名Narcissusは、春に咲く香り高い花で知られ、どんな庭にも喜びをもたらします。

「水仙」を使った英会話例文

「水仙」を使った英会話例文

最後に、「水仙」の英語表現を使った英会話例文を見ていきましょう。

【植物の水仙についての会話】

Aさん
I’m thinking of planting some bulbs in my garden. What do you recommend?
庭に何か球根を植えようと思ってるんだけど、何かおすすめある?

Bさん
Daffodils are a great choice. They’re easy to grow and bring a lot of color in early spring.
水仙がいいよ。育てやすくて、早春にたくさんの色を庭にもたらしてくれるから。

Aさん
I’m quite lazy, so I’d be happy with a plant that’s easy to take care of.
わたしは面倒くさがりなので、育てやすい植物だとうれしいです。

Bさん
Then daffodils would be perfect for you.
それじゃあ水仙がぴったりだね。

【象徴としての水仙についての会話】

Aさん
Did you know that daffodils are a symbol of hope?
水仙が希望の象徴だって知ってた?

Bさん
Really? I always thought they just signified the arrival of spring.
本当?僕はいつも、ただ春の訪れを示していると思っていたよ。

【プレゼントに水仙をあげるときの会話】

Aさん
I bought a bouquet of daffodils for my mom. They’re her favorite.
母のために水仙の花束を買ったんだ。彼女のお気に入りなんだ。

Bさん
That’s sweet. Daffodils have such a cheerful vibe, perfect for brightening someone’s day.
それは素敵だね。水仙って、とても明るい雰囲気があって、誰かの一日を明るくするのにぴったりだよ。

【水仙が咲いていることを話す会話】

Aさん
Look at all these daffodils blooming! Spring must be around the corner.
見て、これだけたくさんの水仙が咲いてる!春がもうすぐそこまで来ているね。

Bさん
Yes, seeing them always fills me with joy. It’s like nature is waking up again.
うん、それを見るといつも嬉しくなるよ。まるで自然が再び目覚めるようだね。

このように、水仙は日常会話で広く使われる単語であるため、どのように会話に取り入れられるのかイメージしておくとよいでしょう。

まとめ

今回は「水仙」の英語表現について解説しました。

水仙は、植物としての水仙だけでなく、文学や神話の中でも水仙という言葉が出てきます。水仙は英語で、daffodilやnarcissusといいます。

日常会話で使うシーンは少ないかもしれませんが、花の品種まで英語で表現できれば、会話するときに細かなニュアンスを伝えやすくなります。

ぜひ今回の記事を参考に、「水仙」の英語表現を会話で活用してみてください。