「インスパイアの意味を完全にマスターしよう!」
「この作品は◯◯にインスパイアされている」「あの人の言葉にインスパイアされた」など、「インスパイア」という言葉は、日本語でも日常的に使われています。
皆さんは「インスパイア」の意味について、パッと答えることはできますか?
ポジティブで洗練された印象のある言葉ですが、英語の inspire が本来どのような意味を持つ動詞なのか、正確に説明できる人は意外と少ないかもしれません。
この記事では英語学習者に向けて、 inspireの詳しい意味や使い方はもちろん、関連表現も紹介します。
英語の”inspire”の意味がイマイチ分からない方や、英文での使い方、「インスピレーション」が派生語なのか、オマージュ・パクリ・パロディとの違いを知りたい方も必見です。ぜひ参考にしてください。
「インスパイア」の意味は?

「あの曲からインスパイアされた」のように、日常生活でよく使われる言葉「インスパイア」。
まずはその言葉の意味から由来、似ている言葉との違いも紹介していきます。
「インスパイア」は「感化する」や「影響を与える」という意味を持つ
「インスパイア」が、日本語の中で使われるとき、「感化する」や「影響を与える」という意味を持ちます。
この言葉は、何かから強い影響を受けて、新たなアイデアや行動を生み出すときに使われる言葉です。
例えば、作曲家が自然の美しさに触発されて新しい曲を描くとき、「自然にインスパイアされる」と言います。
このように、インスパイアという言葉はそのクリエイティブさやモチベーションを引き出す力を示すのです。
”inspire”から由来
「インスパイア」という言葉は、英語の”inspire”から由来しています。
この英単語も、「感化する」「影響を与える」といった意味を持ち、”spirit”(精神、魂)から派生し、何かを「息吹く」というニュアンスを含んでいるのです。
英語の inspire は、ラテン語の inspirare(息を吹き込む)を語源としています。この語源から分かる通り、inspire には「外から何かを与えて、内側に変化を起こさせる」というイメージがあります。
inspire は単に「影響を与える(influence)」というよりも、
- 気持ちを動かす
- 創作意欲や行動意欲をかき立てる
- 前向きな変化をもたらす
といったニュアンスが強いのが特徴です。
「オマージュ」「パクリ」「パロディ」との違いは?
「インスパイア」は先に紹介したように、「感化する」「影響を与える」という意味を持ちますが、「オマージュ」「パクリ」「パロディ」とはどのように意味が異なるのでしょうか。
- オマージュ:他の作品や作家に対して敬意を表し、そのスタイルや要素を取り入れること。
- パロディ:元の作品を模倣しながらも、ユーモアや風刺を加えて新しい作品を作り出すこと。
- パクリ:他人の作品やアイデアを許可なくコピーする行為を指し、ネガティブな意味合いがあります。
要するにどの言葉も元の作品などから「影響」を受けているけれど、「オマージュ」と「パロディ」については程度の違い、「パクリ」について無許可であるという違いがあります。
「インスピレーション」は派生語?
結論から言うと、インスパイアとインスピレーションは非常に関連性の強い言葉です。
というのも、そもそも英語に直したときに、”inspire”は動詞、”inspiration”はその名詞形となります。
言い換えると、「インスピレーションを受けることで、インスパイアされた状態になる」ようなイメージです。
要するにどちらも非情に関連性が強いので、一緒に覚えておきましょう。
英語”inspire”の単語解説
ここからは英語の”inspire”について詳しく学んでいきます。
“inspire”という単語は、日常的にもビジネスシーンでも頻繁に使われる言葉です。
その意味や使い方について詳しく見ていきましょう。
①”inspire”は「やる気・情熱・希望を与える」という意味
“inspire”の第一義は「やる気・情熱・希望を与える」という意味を持ちます。
日本語の「インスパイア」と似たような意味を持ち、他の何かから刺激を受けて、やる気・情熱・希望を与えるという言葉です。
頻繁に使われる使い方としては、”inspire A to do”の形で、「Aに~させる」という意味を持ちます。
例えば、“He inspired my friend to work harder.(彼は友人にもっと一生懸命働くようやる気を与えた)”というようなイメージです。
“Inspire”「やる気・情熱・希望を与える」の例文
”inspire”の使用例①:
訳)先生の励ましが、生徒たちをもっと頑張ろうという気にさせた。
”inspire”の使用例②:
Her courage inspired everyone in the community.
訳)彼女の勇気が、地域の皆に希望を与えた。
”inspire”の使用例③:
訳)その美しい風景に触発され、彼は画家を志すようになった。
日本語でも「~にインスパイアされた」というように、英語でも過去形で “inspired”を使うことが多いです。
②”inspire”は「創作意欲をかき立てる・着想を与える」という意味
inspire は、芸術・音楽・デザインなどの分野で「着想を与える」「アイデアの源になる」という意味でも使われます。
“Inspire”「着想を与える・創作意欲をかき立てる」の例文
”inspire”の使用例①:
訳)自然は私の作品のインスピレーション源だ。
”inspire”の使用例②:
This movie was inspired by a true story.
訳)この映画は実話に着想を得ていた。
”inspire”の使用例③:
訳)彼女はジャズやソウル音楽から影響を受けている。
最後の be inspired by ~ は、日本語の「~にインスパイアされる」に最も近い表現です。
③“inspire”は「前向きな感情・印象を引き起こす」という意味
inspire は、感情や評価を引き起こす対象としても使われます。
この場合、「inspire + 感情名詞」という形がよく用いられます。
“Inspire”「前向きな感情・印象を引き起こす」の例文
”inspire”の使用例①:
訳)彼のリーダーシップは信頼感を抱かせる。
”inspire”の使用例②:
The plan inspired hope among the citizens.
訳)その計画は市民に希望を与えた
”inspire”の使用例③:
訳)彼女の献身的な姿勢は尊敬を集めている。
“Inspire”の関連表現

“inspire”には、似た意味を持つ関連語がいくつかあります。以下の関連語を通じて、理解をさらに深めましょう。
- “motivate” – 動機付ける
- “encourage” – 励ます
- “stimulate” – 刺激する
それぞれの関連語の意味と使い方について詳しく見ていきます。
“motivate” – 動機付ける
“motivate”には「~を動機付ける」という意味があります。
品詞は「動詞」に分類され、発音は「モティベイト[ˈmoʊtɪveɪt]」です。
この単語は、「やる気を起こさせる」という意味でも使われ、例えば、上司が部下に目標を設定し、それに向かって努力するように促す場合に”Motivate”という言葉が使われます。
“Inspire”とも近い意味を持ちますが、”Motivate”は現実的、”Inspire”は感情的に行動を起こさせるといった意味があるため、使い分けに注意が必要です。
“motivate”の使い方
訳)コーチの言葉がチームを奮い立たせ、ベストプレーをするモチベーションを与えた。
“encourage” – 励ます
“encourage”は、「励ます」「勇気づける」という意味です。
この単語の品詞は「動詞」であり、発音は「エンカレッジ[ɪnˈkɜːrɪdʒ]」となります。
困難な状況にいる人を支えたり、ポジティブな気持ちにさせるために使われ、例えば友達に「お前ならできる!」と背中を押すようなシーンで使われる単語です。
“Encourage”は”Inspire”と比べてより直接的な励ましを指し、逆に”Inspire”はより内面的な勇気付けという点で異なります。
“encourage”の使い方
訳)両親はいつも、夢を追い求めるよう彼女を励ましている。
“stimulate” – 刺激する
stimulateは「刺激する」「促進する」という意味を持ち、特に物事や人の活動を活発にさせるために使われます。
品詞は「動詞」に分類され、発音は「スティミュレイト[ˈstɪmjuleɪt]」です。
この単語も”inspire”と関連していますが、”Stimulate”は主に物理的であったり、知的な活動を促進することを意味し、”Inspire”は感情的な側面から何かを促すことを意味します。
“stimulate”の使い方
訳)新しい政策は経済成長を促進することを目的としています。
まとめ
こちらの記事では「インスパイア」というカタカナ表現の解説から、英単語の”Inspire”について広く紹介していきました。
色々な側面からインスパイアについて学んできたので、最後に復習をしておきましょう。
- 「インスパイア」は「感化する」「影響を与える」という意味。
- 「インスパイア」は英単語の”Inspire”に由来。
- 英語の”inspire”も基本的な意味は日本語と似ているが、「影響を与える・感化する」以上の意味もある。
- 「オマージュ」「パクリ」「パロディ」とはその程度や無許可であるという点で異なる。
- “Inspiration(インスピレーション)”は”Inspire(インスパイア)”の名詞形。
関連表現も役立ちますので、積極的に使用してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
