フィジカルの意味を完全にマスターしよう!

皆さんは「フィジカル」の意味について、すぐに答えることができますか?

「フィジカル」という言葉は、スポーツや健康、さらには日常会話でもよく使われる言葉です。

しかし、その正確な意味や使い方を理解している方は意外と少ないかもしれません。

この記事では、英語学習者や初心者向けに「フィジカル」の意味や使い方を詳しく解説します。

さらに、対義語や関連表現も紹介し、フィジカルの全体像をつかんでいただけるようサポートします。

「ソーシャルディスタンス」との違いも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

「フィジカル」の意味は?

「フィジカル」の意味は?

日常やスポーツの世界でよく耳にする「フィジカル」という言葉。体力や筋力に関連して使われることが多いですが、実際にはどのような意味を持っているのでしょうか?

以下で詳しく解説していきます。

「フィジカル」は「身体的な」という意味

「フィジカル」とは、身体に関する能力や特徴を表す言葉です。体力、筋力、持久力、柔軟性など、身体的なパフォーマンス全般を指します。

スポーツやフィットネスの分野で特に頻繁に使われ、例えば選手に対して「フィジカルが強い」と言ったり、特定のトレーニングを「フィジカルが必要」といった表現で表すことがあるでしょう。

「フィジカルトレーニング」と言ったりもしますが、基本は筋トレや走り込みなどの様な、きついトレーニングを指すことが多いです。

例文

  1. サッカー選手には、技術だけでなくフィジカルの力も求められる。
  2. 最近はフィジカルを鍛えるためにジムに通っている。
  3. マラソンには強いフィジカルが必要だ。

「フィジカル」の対義語は「メンタル」

「フィジカル」の対義語は、精神的な部分を表す「メンタル」となります。「メンタルトレーニング」や「メンタルが弱い」などで使われるあの言葉です。

一時期話題となった「ソーシャルディスタンス」は対義語ではないのでご注意ください。

英語”physical”の意味と例文

“physical”という単語は、日常生活や学問的な場面で幅広く使用される言葉です。特にスポーツやフィットネス、医学などの分野で頻繁に耳にする”physical”は、どのような意味を持つのでしょうか?

以下で詳しく解説していきます。

“physical”の第一義は「身体的な」の意味

英語の”physical”には「身体的な」という意味があります。

他にも「物理的な」と訳す場合もありますが、どちらもスポーツや健康管理周りで使われる単語です。

日本語の「フィジカル」と意味もほとんど同じであり、言語が異なるくらいの違いしかありません。

physical の最も基本的な意味で、次のような熟語でもよく使われます。

  • physical strength(身体的な強さ)
  • physical health(身体的な健康)
  • physical condition(身体の状態)
  • physical stamina(身体的持久力)

例文

  • To succeed in entrance exams, you need academic ability, physical strength, and mental strength.
    (受験で成功するには、学力と身体的な強さ、精神的な強さが必要です。)
  • Regular exercise improves your physical health.
    (定期的な運動は身体的な健康を向上させる)
  • Athletes competing in the Olympics must maintain good physical condition.
    (オリンピックに出場する選手たちは、良い身体的状態を維持しなければならない。)
  • The job requires a high level of physical stamina.
    (その仕事には高い身体的持久力が求められる)

“physical”の品詞と発音

“physical”の品詞は通常「形容詞」として扱われます。ただし、名詞でも意味を持っており、その場合は「健康診断」や「身体検査」といった意味で使われるのです。

ちなみにこの単語の発音は「フィジカル[fɪzɪkəl]」となります。

“physical”「身体的な」の例文

例文①:

Aさん
He improved his physical fitness by going to the gym every day.

訳)彼は毎日ジムに通うことで、体力を向上させました。

例文②:

Aさん
Her physical appearance changed dramatically after she started her new workout routine.

訳)新しいトレーニングを始めてから、彼女の身体的な見た目は劇的に変わりました。

“physical”には「物理的な・実体のある」という意味もある

この場合の physical は、「目に見えない概念」ではなく、「実際に存在するモノ」を指します。

海外ドラマを見ていると、「物的証拠」という表現を耳にする機会もありますが、「物的証拠」は 英語で “physical evidence”です。

“physical”「物理的な、物的な」の例文

例文①:

Aさん
The physical evidence found at the scene was crucial in solving the case.

訳)現場で発見された物的証拠は、事件解決の鍵となりました。

例文②:

Aさん
The damage was physical, not digital.

訳)被害はデジタルではなく物理的なものだった。

“physical”には「暴力的な・身体的接触を伴う」という意味もある

この用法では、physical violence(身体的暴力) のように、ネガティブな文脈で使われることが多いのが特徴です。

“physical”「暴力的な・身体的接触を伴う」の例文

例文①:

Aさん
The argument almost became physical.

訳)その口論はあわや暴力沙汰になりそうだった。

例文②:

Aさん
Physical punishment is no longer accepted in many countries.

訳)身体的な罰は多くの国で認められていない。

“physical”には「自然界の・物理的な」という意味もある

アカデミックな文脈では、physical は「自然界の」「物理的な」という意味でも使われます。

ここでは、「精神的・心理的」ではなく、「身体や自然法則に基づく」という対比が重要になります。

“physical”「自然界の・物理的な」の例文

例文①:

Aさん
Climate change is influenced by various physical factors.

訳)気候変動はさまざまな自然界の物理的要因の影響を受けている。

例文②:

Aさん
The therapist conducted a physical examination.

訳)そのセラピストは身体検査を行った。

日本語の「フィジカル」と英語 physical の違い

日本語の「フィジカル」と英語 “physical”の意味の違いを整理しておきましょう。

日本語の「フィジカル」は、多くの場合、

  • 身体能力
  • 体力

といった、スポーツ寄りの意味に限定されて使われがちです。

一方、英語の physical は、

  • 身体
  • 物理
  • 暴力
  • 自然・物理現象

など、非常に幅広い意味をカバーします。そのため、日本語感覚のまま「physical=身体能力、体力」と決めつけると、英語では不自然になることがあります。

英語の “physical”は、「体力」「身体能力」だけでなく、「物理的な」「暴力的な」「自然・物理現象の」という意味もあると覚えておきましょう。

“physical”の関連表現

"Physical"の関連表現

“physical”という単語には、以下のような関連するさまざまな表現があります。

  • “physicality” – 身体性
  • “physics” – 物理学
  • “physiology” – 生理学

これらの関連語は、それぞれ”Physical”と関連しつつ、異なる専門分野や日常生活で使われることが多いです。次に、それぞれの関連語について詳しく解説していきます。

“physicality” – 身体性

“physicality”は「身体性」という意味を持つ英単語です。ぱっと見でも”Physical”と見た目が似ていますが、同じようにこの単語は身体に関連しています。

ただし、より身体の使い方や表現方法に焦点を当てている点で差別化がされているのです。

品詞は「名詞」に分類され、発音は「フィジカリティ[ˌfɪzɪˈkælɪti]」となります。

“physicality”の使い方

Aさん
The physicality of the sport demands a lot of strength and endurance.

訳)そのスポーツの身体性は、強さと持久力が多く要求されます。

“physics” – 物理学

“physics”は「物理学」という意味を持つ英単語です。いわゆる学問の物理学を指す英単語ですが、略して”Phys”とされる場合もあります。

この単語の品詞は「名詞」であり、発音は「フィジクス[ˈfɪzɪks]」です。

ちなみに一見”Physic”の複数形に見えますが、実はこれは単数形であり、複数形ではありません。

“physics”の使い方

Aさん
Physics helps us understand the fundamental laws of the universe.

訳)物理学は、宇宙の基本法則を理解するのに役立つ。

“physiology” – 生理学

“physiology”は、「生理学」と訳される英単語です。いわゆる、動物や人間の生物的な機能・構造を研究する学問を指します。

たとえば、筋肉の働きやホルモンの分泌、消化などを解明する際に”Physiology”が登場します。

この単語の品詞は「名詞」に分類され、発音は「フィジオロジー[ˌfɪziˈɒlədʒi]」です。

“physiology”の使い方

Aさん
Studying physiology is essential for understanding how the human body works.

訳)生理学を学ぶことは、人体の仕組みを理解するために不可欠である。

まとめ

こちらの記事では「フィジカル」というカタカナ表現の意味について詳しく解説し、関連する英単語の”Physical”についても広く紹介していきました。

様々な側面から「フィジカル」について学んできたので、最後に復習をしておきましょう。

  • 「フィジカル」は「身体的な、体力的な」という意味。
  • 「フィジカル」は英語の”physical”に由来。
  • 英語の”physical”は「身体能力」「体力」だけでなく、「物理的な」「暴力的な」「自然・物理現象の」など幅広い意味を持つ。
  • “physical”は日常生活やスポーツ、物理学、自然科学など、さまざまな分野で使われる単語。

英語で”Physical”について理解することは、スポーツや健康、さらには科学に関する知識を深めることにも繋がります。この記事を出発点として、さまざまな角度から「フィジカル」についての学習を続けていきましょう。

関連表現も積極的に使用し、さらに理解を深めてみてください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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