「することで」を英語で表したいと思ったらこれ単体では難しいです。文脈によりけりになってしまうので、どんなシチュエーションでどんなことを伝えたいのかで変わってきます。この辺りが原因で英語が苦手になる人は多いんですよね。日本語に対して確固たる英語がないこと、それが数学と違って曖昧でわかりにくいという理由です。ただ、言語は日本語でも英語でも何語でもそういういものなので、日本の英語教育が日本語を介するところに問題があるんですけどね。もし英語を英語だけで学んだら、今私たちは英語がペラペラになっていたことでしょう。では本題に戻りまして、「することで」を英語でどういうのかを見ていきます!

手段を表す「〜することで」

手段を表す「〜することで」

まずは、手段を表す「することで」の表現を学んでいきましょう。例えば、バスに乗ることで~とか、メールを打つことで~、ウォーキングをすることで~、そんな「手段」によって何がどうなったかを伝える表現です。

byで表現

手段を表す「することで」は、特に乗り物の場合byを使うように言われたことを覚えていますか?ですから以下の例文ではbyを使った文章を作ってみました。参考までにどう使うかを見ておいてくださいね。

Aさん
Why don’t you contact him by email?
訳)なんで彼にメールで連絡しないの?
Bさん
He just does’t read.
訳)彼読まないんだよね。

「メールをすることで」彼に連絡しないの?という表現ですね。

Aさん
I became healthy by walking every day.
訳)毎日ウォーキングしたら健康になった。
Bさん
I want to walk, but don’t have enough time.
訳)私も歩きたいけど十分な時間がないな。

毎日「ウォーキングをすることで」健康になったという意味ですね。

withで表現

by以外にも、withで「することで」を表すことができます。withを使うと、道具を使うというニュアンスが付くことが特徴です。ですからお箸やペンなど、物を使うことで何かをすると言いたい時にはwithの方を使うと自然です。

Aさん
Do Japanese eat soup with chopsticks?
訳)日本人はスープもお箸で食べるの?
Bさん
No, we also use spoon.
訳)いや、スプーンも使うよ。

お箸を「使うことで」という訳にできますよね。

原因を表す「~することで」

料理を褒めるときに使える言葉

「することで」と一口に言っても、手段ではなく原因を表すこともありますよね。何かをすることで結果がこうなった、のように言いたい時にはまた違った単語を使うことになります。

that’s whyで表現

that’s whyは、「だから」というような意味があります。便利な表現ですし、フォーマル過ぎないので使いやすいです。

Aさん
I baked cake in this oven. That’s why it smells good here.
訳)オーブンでケーキを焼いたからここは良いにおいがしてるんだ。
Bさん
It must be so tasty!
訳)絶対おいしいやつ!

オーブンでケーキを「焼いたことで」、結果部屋のにおいが良くなったんですね。

becauseで表現

簡単な接続詞、becauseでも原因を表すことができますよね。これも「することで」どうなったのか、理由を表現できます。

Aさん
Because he woke up late, he was late for school.
訳)朝起きるのが遅かったから、彼は学校に遅刻してしまったんだ。

朝起きるのが「遅かったことで」と訳せ、それが遅刻の原因になってしまいました。

まとめ

「することで」という表現は、このようにその時のシチュエーションや言いたいことによって使う単語が異なります。それは英語学習者であればもう承知の事実ですね。ただ、それをいざという時に使えるかどうかが問題なので、特に英会話に重点を置いている方はこれらの言い回しがすぐに理解できるように、日本語を介さずわかるようにトレーニングを続けなければいけません。書けても読めても聞けない言えないのであれば、日本人がずっと苦手としている英会話は伸びないので努力を続けましょう!