「良い景色だなあ!」とか、「絶景が広がってる!」とか、旅行に行くとしたら景色の良いところに行きたいものですねえ・・・。となると!知っておかなければならないのは「景色」という英語です。海外に行けば日本にない絶景はたくさんありますし、飛行機の中からの景色について感想を言いたい時に英語で言えたらカッコよくありませんか?一般的な名詞なのに意外と英語だと言えないものなので、ここではその種類別で複数の言い方をご紹介していきます!
View
「景色」を英語で言うもので、日本語としても使われているものはViewでしょう。オーシャンビューなどと言いますからね。これは知っていても思いつかなかった場合もあると思うので、今記憶として定着しておきましょう。
訳は確かに「景色」で良いのですが、ニュアンスとしては特定の場所から見える景色を指します。ですから、飛行機の中から窓の外を見た時の景色や、ビルの屋上から見た景色、橋の上から見た景色などにViewが使えます。
また、傾向としては美しい自然の景色を表します。必ずしも美しくなくても良いのですが、単語そのものを聞いてネイティブが思い浮かべるのは美しい自然の景色なんです。
The view of the river from the top of the mountain is amazing.
訳)山の上から見た川の景色は最高だよ。
I wanna see it! Don’t you have any pictures?
訳)何それ見たい!写真持ってないの?
Scenery
勉強を進めている方だとViewよりはむしろSceneryの方が思いつきやすかったかもしれませんね。Sceneryも日本語訳としては「景色」になりますが、ニュアンス的には自然の風景となります。山、森、田園風景などがそうですね。
Viewのように特定の場所からの景色に限らず、全体的な景色を指すので、どこからその景色を見たのかはあまり気にしなくて良いです。
When I went to Africa, I admired its beautiful scenery.
訳)アフリカに行った時、その景色に見とれちゃったんだ。
Where in Africa?
訳)アフリカのどこ?
Landscape
Landscapeもやはり日本語訳は「景色」ですが、こちらは一目で見渡せる景色というニュアンスが強いです。これは自然の景色に限らないので、建物などの人工物にも使えますよ!川や丘なども人目で見渡せたらLandscapeを使ってOKです。ちなみに、Landscapeには「風景画」という意味もあります。
ただ、説明をしてもSceneryとLandscapeの違いはなかなかわかりにくくありませんか?そんな時は、Sceneryは土地の上にあるものを指し、人間などの手が加えられているニュアンスを持つと覚えましょう。一方Landscapeは、landと入っていることから、地理的な景色を表すことに注意を向けてみましょう。
これら2つの単語は同じ意味として使う人もいるので、よく似た単語でどちらを使ってもおおよそ差し支えないものです。日本語にだってそのようなものはあるのですから、そこまで気にせず覚えてしまいましょう。
I’ve found it! This hotel has a beautiful landscape.
訳)見つけた!このホテル、キレイな景色が見れるよ。
Then we need to book!
訳)それなら予約しなきゃ!
Sight
Sightは視界に入ったものを指す言葉です。「景色」という意味として捉えにくいと思いますが、しかし英語ではきちんと「景色」という意味として文を作るので覚えておかないと意味が取れません。
Sightの場合はどんな景色であるかという限定はなく、とにかく視界に入ったものであればすべてSightとシンプルです。どちらかというと「景色」より「視力」という意味として認識している方の方が多そうですね。
The English garden were a beautiful sight.
訳)イングリッシュガーデンは美しかったな。
Let’s go again.
訳)また行こうね。
まとめ
「景色」を表す英語、意外と色々ありましたね。ほぼ同じ意味で使えるものもあれば、ニュアンスが少し違うものもありました。日本語だったら、自然の景色と言ったり都会の景色と言ったり、「景色」という名詞を修飾することでどんな景色かを示しますよね。ところが英語はそれぞれある程度その単語自体が意味の違いを持っているのでそこを理解しておきましょう。