英語を勉強中で「いつかは留学して海外でキャンパスライフを送ってみたい!」と思っている方も多いはず。留学は英語の上達はもちろん、海外での生活という特別な経験もできます。
今回はそんな「留学生」の英語表現を確認しましょう。
また、留学するならぜひ知っておきたい、学生がよく使う口語表現も併せてご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
「留学生」って英語で何て言う?
まずは「留学生」の英語表現を確認しましょう。
留学生の表現は主に次のふたつ。
- international student
- foreign student
イタリアからきた留学生と出会った。
わたしの大学では、世界中からたくさんの留学生を受け入れています。
わたしの親友のひとりはブラジルからの留学生だ。
留学生の数が着実に伸びている。
“international student”、” foreign student”どちらも自分の国以外の国や地域で学ぶ学生のこと。学生自身はその国の国籍は持っておらず、一時的に勉学のため、滞在している場合に使われる単語です。
どちらかというと“international student”の方が一般的に多く使われています。
「留学する」は英語で何という?
「留学する」は英語では“study abroad”と表現します。直訳すると「海外で勉強する」となりますが、「留学する」の意味で使われます。
気を付けてほしいのが“abroad”の使い方。この “abroad”は副詞で「海外へ」という意味です。そのため、 “study in abroad”や“study to abroad”とはならないことに注意してくださいね。
わたしは近い将来、留学したい。
My sister studied abroad in college.
わたしの姉は大学で留学した。
留学する国が決まっている場合は “study in 国名”と国名を付けて表現するといいでしょう。
I want to study in the UK.
イギリスに留学したい。
I decided to study abroad in Australia next year.
来年、オーストラリアに留学することに決めた。
“study abroad in 国名”と“abroad”をつけても構いません。
交換留学ってどんな制度?
大学や高校への留学の中には、学校の交換留学制度を使う場合もありますね。交換留学とは自分の通う大学や高校と交流協定を締結した海外の学校へ行くこと。日本の学校に在籍したまま、海外での学生生活を経験することができます。
海外へ留学を検討している人には、とてもおすすめの制度です。
その場合、「交換留学生」は”exchange student”、「交換留学制度を利用し留学する」は”go on exchange”と表現します。
彼はアメリカからの交換留学生です。
She went on exchange to the University of Sydney.
彼女はシドニー大学へ交換留学した。
交換留学のメリットとデメリット
留学を検討しているなら、ぜひ一度その利用を検討してほしい交換留学。そのメリットとデメリットを簡単に解説しますね。
【メリット】
- 学費が安い
- 留学しても卒業が遅れることがない
- 日本の学校のサポートが受けられる
交換留学の最大のメリットは学費が安いこと。日本の学校に籍を置いたまま留学するので、日本の学校に通常の授業料を支払えば、海外の学校の授業料を納める必要がありません。
また、留学中に取得した単位は日本の学校に組み込まれる場合が多く、留学したからといって卒業が遅れることがないのも交換留学をおすすめする理由のひとつ。
留学にはさまざまな手続きが必要ですが、交換留学なら、日本の学校からのサポートを受けることができます。ビザの申請や滞在先の確保など細かくサポートしてくれるので、新しい環境でも安心して勉強できます。
【デメリット】
- 学内選考のハードルが高い
- 期間が限られている
- 学校の選択肢が限られる
交換留学のデメリットは学校内での選考のハードルが高いことでしょう。交換留学生の数はあらかじめ決まっていることが多く、選考の時点から高い語学力が求められることも少なくありません。人気の高い学校などは狭き門となり、希望したからといって必ず留学できるわけではないことをしっかり確認しておきましょう。
また、交換留学は半年や1年程度の留学期間が設定されています。もう少しその国での勉強を続けたいと思っても、基本的に期間の延長は認められません。留学先も学校が交流協定を結んだ中から選ばなければならず、自分の勉強したい分野の学校がない、なんてことも。
留学方法を選ぶ時はメリットとデメリットをよく比較することが大切です。しっかり自分に合った留学方法を見極めてくださいね。
もし、交換留学にメリットを感じられない場合は、正規留学も視野に入れると良いでしょう。
留学したらきっと耳にする!学生がよく使うスラングをご紹介
実際に留学したら、現地の学生とリアルな英語で会話をしていきます。思っていたよりもスラングがたくさん使われており、戸惑うこともあるかもしれませんね。
学生同士で使うカジュアルな表現を3つ、ご紹介しましょう。
geek
海外での日本のアニメ人気はすごいです。日本からの留学生だとわかると、「こんにちは」や「ありがとう」などアニメから学んだ日本語で声をかけてくれる人もいます。
“geek”は「オタク」の意味。「オタク」を表す単語はほかには”nerd”もありますが、”geek“が比較的社交的なオタクであるのに対し、”nerd”は内向的なタイプのオタクを表します。
人によっては”nerd”にネガティブなイメージを持つ人もいるため、使う相手には要注意です。
彼は電車オタクだ。
My boyfriend, Jay, is a history nerd.
わたしの彼氏のジェイは歴史オタクです。
I’m down.
“down”と聞くと「下」と思うかもしれませんが、”I’m down.”は何かに対して同意するときに使う表現。「そうしよう」とか「賛成」という意味で使われます。
あとで飲みに行かない?
いいね、賛成!
hooked on
“hook”には「ひっかける」という意味だけでなく「とりこにする」という意味も。”be hooked on…”で「~にハマる」という意味のスラングです。
I am totally hooked on playing online game.
オンラインゲームに完全にハマっちゃったよ。
まとめ
今回は留学生の英語表現や交換留学制度のメリットデメリットなどについてご紹介しました。海外での学生生活は貴重で素敵な経験になるはず!交換留学制度以外にもさまざまな留学の方法があるので、自分に合った留学プランを見つけてくださいね。
もちろん、日本にいる間の英語の勉強も欠かせません。こちらも無理なく続けられる方法で地道に頑張っていきましょうね。経済的、時間的負担の少ないオンラインレッスンもおすすめですよ!
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