「留学」を英語で言うと何と言うのでしょうか?
英語が苦手ではなかった人や、留学経験がある人は真っ先に「Study abroad」を思い浮かべることかと思います。
しかし、ひと口に「留学」と言っても、交換留学制度、語学留学など、さまざまな形態があります。
その際は、広く「留学」を表すことが出来るStudy abroadよりも、的確な表現をすると相手にとって親切ですし、留学生としての立場を相手に伝える時にも役に立ちます。
この記事では、そんな「留学」の英語表現についてお伝えしていきます。
この記事を読み終わる頃には、Study abroad以外にも「留学」を表す英語表現、そして留学にまつわる英語表現について詳しくなっているのでぜひ最後まで読んでみてください。
留学を表す英語
日本で「留学をする」と言うと、真っ先にStudy abroadを思い浮かべますが、実は他にも留学を表す英語表現があります。
というのも、ひと口に「留学」といっても、海外の大学で専門分野を学ぶ留学もあれば、現地の言語を学ぶ語学留学など、さまざまな形態があるからです。
順番に見ていきましょう。
Study abroad
日本人の英語学習者が真っ先に思い浮かべる「留学」の英語表現が「Study abroad」ですね。
Study abroadは意味が広く、留学の目的や滞在期間などに関わらず、留学すること全体を指します。
Studyは「学ぶこと」、Abroadは「海外で」という意味になります。
Study in ○○(国名)
単に「Study in ○○(国名)」と言う事でも「留学をしました。」を表すことが出来ます。
I want to study abroad in the UK.
I want to study in the UK.
この例文はどちらも「イギリスに留学したい。」という意味になります。
Overseas study
Overseas studyも「留学」を表します。
Overseasが「海外の」という意味、Studyが「勉強をする」という意味です。
注意する点として、日本人は問題なく「Overseas Study」で留学を表しますが、アメリカやヨーロッパなどの陸続きの国では、外国で勉強していても「Overseas Study」に当たらない場合があります。
というのも、Overseasは文字通り「海外」なので、海を越えない場合は「Overseas Study」に該当しないわけですね。
なので、韓国の人が中国で勉強してきても、Study abroadにはなりますがOverseas studyにはならないというわけです。
Education
Education abroadも留学を表す英語表現です。
Educationが「教育」、abroadが「外国で」を意味します。
Education abroadは他の「留学」を表す英語表現と比べて、長期間学習している場合に使われます。
A foreign education
A foreign educationも留学を表す英語表現です。
Foreignが「外国の」、Educationが「教育」を意味します。
またEducation abroadと同様こちらも長期間の留学を指します。
Education abroadもA foreign educationも、留学を表す際に「Education」が使われていると、長期間の留学を指すイメージですね。
留学にまつわる英語表現一覧
ここからは、留学をする時に役に立つ、留学にまつわる英語表現についてお伝えしていきます。
International student
International stutentは、広く「留学生」を表す英語表現です。
Internationalが「国際の、国際的な」、Studentが「学生」という意味です。
後述する「交換留学生」も含めた、広い意味での「留学生」を表すことができる英語表現です。
Exchange student
Exchange studentは「交換留学生」を表す英語表現です。
Exchangeが「交換の」、studentが「学生」という意味です。
交換留学は、在学中の大学が他の海外大学との間に締結した交流協定に基づいて、海外の大学(協定校)に一定の期間、留学を行う制度のことをいいます。
日本の大学に所属して籍を置いたまま、協定先の海外大学に定められた期間通う留学の形態です。(留学期間の終了後に、母国の大学の単位と振り替えてもらったりします。)
留学とひと口に言っても、正式に海外の大学に在籍する正規留学や、単純に専門分野を外国で学ぶ広い意味での留学とがありますが、自身の留学生としての立場を「交換留学生」だと伝える時に役に立つ英語表現です。
Study abroad to study a language
「Study abroad to study a language」は「語学留学」を表す英語表現です。
A languageの部分に、学びに行く言語を入れます。
例えば、英語を学びに行く際は「Study abroad to study English」となります。
Study abroadは前項でお伝えした通り「留学」を指すフレーズ、To study a languageは「言語を学ぶために」という意味です。
留学にも専門分野を学びに行く留学と、その国の言語を学びに行く語学留学とがあります。
「Study abroad to study a language」は、そんな「語学留学」を表すことが出来ます。
Language school
Language schoolは語学学校を意味します。
Languageが「言語」、schoolが「学校」ですね。
例えば、英語の語学学校は「English school」、または「English language school」と表現します。
特に語学留学をする場合、高校や大学ではなく、語学学校で学んで来る人もいます。
また、正式な入学の前に語学留学で準備する場合もあります。
そんな場合に役に立つ表現です。
Internship
Internshipは、特定の職の経験を積むために一定の期間企業に従事することを指します。
就職活動を控えた大学生が国内の企業で行っているイメージのインターシップですが、海外の企業や国内企業の海外支店へ挑戦する人もいます。
一見、留学とは少し違う分野の英語表現に思えるかもしれませんが、ワーキングホリデーと同様インターンシップも語学の習得を目的とする渡航として人気の手段です。
特に語学学校で出来た友人との会話に出てくるかもしれないので、覚えておいて損のない英語表現です。
まとめ
この記事では、「留学」を表す英語表現について以下の点からお伝えしてきました。
- Study abroad以外にも、長期の留学や語学留学を表す英語表現もある
- 交換留学生、語学学校など、留学に行った先で役に立つ表現の一覧
留学に行った先で、自分の留学の目的や、それを果たすために行っている留学の形態を話したり説明したりする機会は多くあります。
ぜひこの記事でお伝えしたことを活かして、ご自身が目標、目的とする「留学」について説明できる表現を覚えていってくださいね。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語の表現力を豊かに出来れば幸いです。