皆さんは、「一般的に」という英語を思い浮かべるならどんな単語になりますか?それこそ一般的には、「generally」や「general」が頭をよぎるのではないでしょうか。確かにこれらは学生時代に教科書に載っていたり、受験勉強をしている時に単語帳にそう書いてあったものでしょう。今回は、これらに加えてさらに「一般的に」という表現の幅を広げていきたいと思います。使えるものを増やして語彙力を増やしましょう!

generally

では早速、「一般的に」という訳として広く日本人に知られている「generally」から例文を見ていきましょうか。ぜひここで新たに覚えてもらいたいのは、よくセットで使われる「generally been accepted」というフレーズです。こちらは「一般的に大衆に受け入れられている」という意味で、「general public」と言い換えることもできます。それを踏まえて例文を作ってみましょう。

Aさん
This kind of idea has generally been accepted, isn’t it?
訳)このタイプの考えは一般的に受け入れられているよね。
Bさん
I think so. I also support it.
訳)だと思う。私も支持してるし。

確かにネットなどで見かける訳からもgenerallyがよく使われてはいますが、全部を全部generallyで片付けてしまうのもニュアンス的に少し違う場面があります。何を使ったらいいか思いつかなかったらgenerallyくらいで考えましょう。

widely

widely

「一般的に」という意味をよくよく考えてみると、それは広く知られていることという意味ですよね。ということは、widelyを使って言い換えることだってできます。こちらの方がgenerallyより簡単な単語でわかりやすいという方もいますよ!

Aさん
This machine has widely been used in this country.
訳)この機械はこの国で広く使われています。
Bさん
Could you tell me the merits?
訳 そのメリットを教えていただけませんか?

widelyなら、広く一般的に知られていることとして使える短くて簡単でわかりやすい表現なので、困ったら使ってみるようにしてみてはいかがでしょうか。これでgenerally以外の語彙力がまた1つ増えました!

typically

typically

typicallyは、英英辞典で引いてみるとこんな文章で解説がされています。

”having the distinctive qualities of a particular type of person or thing, characteristic of a particular person or thing, representative as a symbol”

特定の人物や物に対してシンボル的な存在になっていることを表す時に使えるものです。

Aさん
This motor bike is typically used for women.
訳)このバイクは一般的に女性が使うものです。
Bさん
What’s the difference between men’s?
訳)男性が使うものとの違いは何ですか?

general-purpose

generalという言葉に目的という意味のpurposeを使うと、「一般用途向け」だったり、「汎用」という意味になります。結構日常会話でも使うので、こちらも覚えてみてください。

Aさん
Let’s clean our cars from now!
訳)今から私たちの車を洗おうか!
Bさん
Wait! It says, ”Never use general-purpose cleaners for cars”
訳)待って!これ、「一般的な洗剤は車には使用しないでください」って書いてあるよ。

まとめ

「一般的に」という英語はgenerallyで習ったものですが、英語などの言語には似たような言い回しはたくさんあるものですよね。今回はその一部をご紹介しました。使い方を知っていくのはやはり会話をしながらの方が圧倒的にわかりやすいのですが、その機会がないと解説を読まないことにはそのネイティブが持つニュアンスは掴みにくいですよね。色々試してみて、もしオンライン英会話などでネイティブの講師に聞けるのであればどれが一番ナチュラルな使い方かを聞いてみると良いでしょう。その感覚を突き詰めていけばネイティブレベルにまで到達できます。