私たちが普段「大丈夫?」と聞く時、それにはあらゆるシーンが含まれています。相手が具合悪そうにしていたらそう聞くでしょうし、気は確かかと聞く時にも同じセリフを言うでしょう。他にも、時間の都合やお金があるか尋ねる時にも「大丈夫?」と言いますよね。そしてこれらはすべて皆文脈や状況に応じて使い分け、言われた方も意図を理解しています。これを英語にすると、それぞれのシーンで言葉を選ばなければいけません。どんな英語表現があるのか、ここで確かめていきましょう!

Take care of yourself.

私たちが「大丈夫?」と相手に聞く場合、よく使うのは相手の具合が悪そうな時です。そんな時にはTake care of yourself.を使ってみましょう。「大丈夫?」と質問するニュアンスというよりは、「お大事にね」と相手を気遣うタイプです。

「大丈夫?」というとAre you OK?を使いそうですが、こちらでも構いませんよ!ただ、少しカジュアルな言い回しなので友達に限定して言えるものでしょう。これに対してTake care of yourself.は、相手と自分の立場に関係なく言える表現なので心配せずに誰に対しても使えます。書き言葉でもOKですよ!

Aさん
I have a stomachache…so I need to stay home.
訳)腹痛があって・・・だから学校休まないといけないよ。
Bさん
Oh, take care of yourself.
訳)大丈夫?良くなってね。

Are you available?

Are you available?

友達と遊びに行きたい、あるいは仕事で相手の時間の都合を知りたい、そんな時に使えるのがAre you available?です。日本語で言うと時間は大丈夫?都合は大丈夫?となりますが、こちらは予定はあるかどうかを聞いています。

ちなみに、もっとカジュアルに言いたいのであればAre you free?でもOK!こちらの方が簡単な単語でできているので言いやすいかもしれませんね。

ただ、Are you available?も特段書き言葉に使われるほどフォーマルな表現ではありません。ですから、仕事相手にメールで書かないように注意してくださいね。もし書くのであればI would like to know when you are available.「ご都合を聞かせていただきたいのですが」とより丁寧にします。

Aさん
Are you available this weekend?
訳)今週末空いてる?
Bさん
I am available on Saturday.
訳)土曜なら開いてますよ。

Can I~?

自分が何かをする時、相手に許可を求めなければならない場合は、「~しても大丈夫ですか?」と言いますよね。それを英語で表現するならCan I~?とし、「~してもいいですか?」と変換します。こちらは同じ助動詞を使った表現でMay I~?もあるのでセットで覚えておきましょう。

そしてこちら、特に助動詞を含む表現は、助動詞を過去形にすればより丁寧な言い回しになることは中学校で習いました。ですから、Can I~?もCould I ~?にすれば丁寧な表現となります。目上の人からの許可をもらいたい時にはこちらを使いましょう。

Aさん
Can I use your computer?
訳)コンピューター使っても大丈夫ですか?
Bさん
OK, Sure.
訳)うん、いいよ。

Are you kidding me?

Are you kidding me?

相手がおかしな言動をして、気は確かかと尋ねたい時にはAre you kidding me?です。直訳すると、「あなたは私に冗談を言っているのですか?」です。

もうちょっと率直に言いたいならAre you crazy?も使えます。どちらもカジュアルな表現なので、仲の良い相手にしか使わない表現です。

Aさん
I played game 11 hours yesterday.
訳)昨日11時間ゲームしたわ。
Bさん
Are you crazy?
訳)大丈夫?

まとめ

日本では、結構どんなシーンでも「大丈夫?」が便利に使われていることがわかりましたね。英語ではそのシーンごとに適切な表現があるので、これらをいつでも使えるようにして会話を充実させましょう。普段よく使う分覚えておいて損はないので、オンライン英会話や海外旅行に行った時など、使える場面を想像してみましょう。日本では海外ドラマや邦画などでもよく使われるので、聞き取れるかどうかチャレンジしてみてくださいね。今回ご紹介した表現をすべて覚えればワンランクアップです!