日本でもますます人気が高まるフィットネス業界。外国人観光客の増加やインバウンド需要の高まりにより、英語での対応が求められる場面が増えています。フィットネス・スポーツインストラクターとして働く方が基本的な英語表現を習得することで、顧客満足度を向上させることができます。
この記事では、フィットネス・スポーツインストラクターに役立つ英単語と、実践的なロールプレイング例を紹介します。
1. フィットネス・スポーツインストラクターに役立つ英単語
体の部位に関する英単語
- Arm (アーム):腕
- Leg (レッグ):脚
- Back (バック):背中
- Chest (チェスト):胸
- Shoulder (ショルダー):肩
- Core (コア):体幹
- Hip (ヒップ):腰
筋肉に関する英単語
- Muscle (マッスル):筋肉
- Biceps (バイセプス):上腕二頭筋
- Triceps (トライセプス):上腕三頭筋
- Pectorals (ペクトラルス):胸筋
- Abdominals / abs (アブドミナルス/アブス):腹筋
- Quadriceps (クオドリセプス):大腿四頭筋
- Hamstrings (ハムストリングス):ハムストリング
- Glutes (グルーツ):臀筋
- Calves (カーブス):ふくらはぎ
トレーニングに関する英単語
- Warm-up (ウォームアップ):準備運動
- Cool-down (クールダウン):整理運動
- Stretch (ストレッチ):伸ばす
- Strength training (ストレングス・トレーニング):筋力トレーニング
- Cardio (カーディオ):有酸素運動
- Repetition/Rep (レップ):反復回数
- Set (セット):セット
- Form (フォーム):姿勢・フォーム
- Resistance (レジスタンス):負荷
ジムでの指示に役立つ英単語
- Breathe (ブリーズ):呼吸する
- Relax (リラックス):リラックスする
- Push (プッシュ):押す
- Pull (プル):引く
- Lift (リフト):持ち上げる
- Hold (ホールド):保持する
- squeeze (スクイーズ):絞る、収縮させる
- slowly (スローリー):ゆっくりと
参考記事:The Muscular System
2. フィットネス指導で使える英語フレーズ
挨拶・自己紹介
“Hello! I’m your fitness instructor today.”
(こんにちは!本日担当するフィットネスインストラクターです。)
“What is your fitness goal?”
(あなたのフィットネス目標は何ですか?)
ウォームアップとストレッチ
“Let’s start with a warm-up.”
(ウォームアップから始めましょう。)
“Please stretch your arms and legs.”
(腕と脚を伸ばしてください。)
トレーニングの説明
“We will do three sets of ten reps.”
(10回を3セット行います。)
“Keep your back straight.”
(背中をまっすぐにしてください。)
“Breathe in as you lift, and breathe out as you lower.”
(持ち上げる時に息を吸い、下げる時に息を吐いてください。)
フォーム修正
“Please keep your knees slightly bent.”
(膝を少し曲げてください。)
“Engage your core for stability.”
(安定させるために体幹に力を入れてください。)
クールダウンと終了
“Let’s finish with a cool-down.”
(クールダウンで終わりましょう。)
“Great job today! See you next time.”
(今日はお疲れ様でした!またお会いしましょう。)
3. 実践ロールプレイング
実際にフィットネス・スポーツトレーナーが使う英語表現を使ったモデル会話を紹介します。
パターン1:初回カウンセリング
(こんにちは!フィットネスの目標は何ですか?)
(体重を減らして筋肉をつけたいです。)
(いいですね!有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせて始めましょう。準備はいいですか?)
(はい、やりましょう!)
パターン2:トレーニング中の指導
(背筋をまっすぐにして、体幹に力を入れてください。)
(こんな感じですか?)
(完璧です!では、あと10回やりましょう。)
(わかりました、頑張ります!)
パターン3:セッション終了後のアドバイス
(今日はよく頑張りました!ストレッチと水分補給を忘れないでくださいね。)
(ありがとうございます!すごくスッキリしました。)
(また次回お会いしましょう!)
パターン4:目標設定の確認
(ご自身の進捗についてどう感じていますか?)
(力がついてきたと感じますが、持久力をもっと向上させたいです。)
(素晴らしいですね!持久力向上のために有酸素運動を増やしましょう。)
(いいですね。楽しみです!)
パターン5:体調確認とペース調整
(体調は大丈夫ですか?どこか痛みがあれば教えてください。)
(膝が少し痛いです。)
(膝に負担をかけないように運動を調整しましょう。)
(ありがとうございます、助かります。)
パターン6:モチベーションの維持
(素晴らしいですよ!この調子で続けましょう!)
(ありがとうございます!自信がついてきました。)
(その調子です!一緒に頑張りましょう。)
4. まとめ
フィットネス・スポーツインストラクターとして働く上で、英語対応力は重要なスキルです。今回紹介した英単語やフレーズ、ロールプレイングを活用して、外国人のお客様にも自信を持って対応しましょう。
定期的に英語表現を練習することで、よりスムーズで質の高いサービスを提供できます。あなたのフィットネス指導が、言語の壁を超えて多くの人々の健康をサポートできるよう願っています。