この「ことわざ」、「英語」で何と言う?シリーズ、今回は、「長・短」のつく「ことわざ」を英語に翻訳してみました。

「長い・短い」とは、長さを示す言葉で、ある一点から一点への隔たりの大きさを意味します。「長い(ながい)」は「長」(おさ)と読むこともでき、「代表者」や「長老」など集まりのトップという意味をもちます。また、その人の優れているところ、美点を「長所」と呼び、反対に劣っているところや、欠点を「短所」といいます。

そんな「長・短」のつく「ことわざ」を今回は4つ選んで英語に訳しました。

1.長いものには巻かれろ

「長いものには巻かれろ」は、まったく勝ち目のない強い相手には、抵抗するより諦めて従ったほうが良いという意味の「ことわざ」です。

立ち向かう勇気が必要なときもありますが、自分の身を守るためには時として妥協も必要であるという意味もあります。

英語では
「It is no meddling with our betters.」
と翻訳することができます。

直訳すると「目上の人々と争うことはできない」という意味です。

”meddle”は動詞で「干渉する、お節介する」という意味で、”better”は副詞の「よりよい」ではなく、名詞の「目上の人」という意味でつかわれています。

2.命長ければ恥多し

「命長ければ恥多し」は、長く生きていればいるほど、恥をさらすことも多くなるという意味の「ことわざ」です。長生きをしてはいけないという意味ではなく、長い気をするなら恥のない生き方をしましょうという意味が込められています。

英語では
「Long life has long misery.」
と翻訳することができます。

”misery”は「みじめなこと、不幸なこと」を意味し、直訳すると「長生きするとみじめな思いをすることが多い」という意味になります。

3.短気は損気

焦って何かをすると、結果的に失敗してしまうことがあります。「短気は損気」は、短気は人の和を見出し失敗のもとになるため、焦らずに気長に行動せよという意味の「ことわざ」です。

ちなみに、「損気」は「短気」と語呂を合わせるために、「損」に「気」をつけただけで、「損気」という言葉は本来ないそうです。ご存知でしたか?

英語では
「Out of temper, out of money.」
と翻訳することができます。

”temper”は「怒りっぽいこと、短期」という意味で、直訳すると「短気で金欠」という意味です。

ほかにも”Anger punishes itself.”と表現でき、

「怒りは自らを罰する」という意味で、「自業自得」や「因果応報」などの意味で使われています。
”punish”は「(人・悪事などを)罰する」という意味です。

4.芸術は長く人生は短し

「芸術は長く人生は短し」は、優れた芸術品は後世まで残るが、人間の命は短いので、命ある限りは努めて作品を残したほうが良いことを意味する「ことわざ」です。

古代ギリシャの医者・ヒポクラテスが医術を志す人に「医術を修得するには長い年月を要するが、人の一生は短いものだから、時間を惜しんで勉学に励め」と励ましで送った言葉が元になっています。
人が一生を過ごす時間の短さが伝わると同時に、直向きに目標や目的に向かって走ろうと思わされる「ことわざ」ですね。

英語では
「Art is long, life is short. 」
と翻訳することができます。

直訳すると「芸術は長く人生は短し」という意味です。

まとめ

今回は、「長・短」のつく言葉にまつわる「ことわざ」をまとめてみました。

「短気は損気」という「ことわざ」があるように、英語の学習も焦って取り組んではストレスとなり、かえって学習に遅れがでるかもしれません。1日1日の積み重ねを大切に、日々の学習に取り組みましょう!

今後も様々な「ことわざ」や「名言」を翻訳していきますので、お楽しみに!