“Alive”のコアなイメージは「生きている」で、そこから派生して「生き生きした、活発な」などの意味になります。“alive”は中学や高校低学年で習う表現で、馴染みのある方も多いと思います。そんな“alive”ですが他の単語とくっついて慣用句になることが多いだけでなく、“live”や”living”など似ている表現も多いので、「いまいち使い方が分からない。」と悩んでいる方も多いと思います。

そこで本記事では「“alive”について詳しく知りたい。」「“alive”の意味を理解して試験や会話で間違わないように使えるようになりたい。」という方に向けて、“alive”の意味や使い方、“alive”に似た英語表現を例文付きで分かりやすく解説しています。記事を最後までチェックすれば、“alive”に関することは一通り理解でき、実践的な例文で学ぶことができるので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

“alive”の意味や使い方

“alive”に似た英語表現の意味や使い方

“alive”には、以下3つの意味や使い方があります。

  • 生き生きした、活発な
  • 生きている
  • ~に敏感な

それぞれ例文付きで詳しく見ていきましょう。

反対する

“alive”には形容詞で「生き生きした、活発な」という意味があります。まずは、“alive”の使い方を見ていきましょう。

  • alive and kicking :驚くほど元気な
  • bring A alive : Aを生き生きさせる、活気づかせる
  • Come alive : 元気になる、(場所などが)活気づく
  • alive and well : 健全で、(町や村などが)活発で

「生き生きした、活発な」として使用される“alive”の例文をいくつか紹介します。

Aさん
The ballpoint pen I have been using for 10 years is still alive and kicking.
訳)10年前から使っているボールペンはいまだに快調です。

 

Aさん
Your articles bring alive the voices of the People during World War II.
訳)あなたの記事は、第二次世界大戦中の人々の声を生き生きと伝えています。

 

Aさん
Just watch children come alive when they hear this song.
訳)見てごらん、子供たちはこの曲を聞くと元気になるんだよ。

 

Aさん
You will also know that traditional old customs are alive and well.
訳)あなたも昔の伝統的な風習が健在であることもおわかりいただけると思います。

生きている

“alive”には「生きている」という意味があります。何か重大な事故や病気の際だけでなく、冗談で使われることも多い英語表現です。「生きている」という意味で使用される“alive”の例文をいくつか紹介します。

Aさん
My friend was in an accident but he is still alive.
訳)私の友人は事故に遭いましたが、まだ命があります。

 

Aさん
I almost died from eating spicy food, but I’m barely alive.
訳)辛い物を食べて死にそうだったけど、かろうじて生きてるよ。

~に敏感な

“Alive”には「〜に敏感な、〜に気づいている」という意味があり、”be alive to~ ”の形で表わすことができます。「〜に敏感な、〜に気づいている」という意味で使用される“alive”の例文をいくつか紹介します。

Aさん
She is alive to his own interests but has no regard for others and is therefore disliked by those around her.
訳)彼女は自分の利益には敏感であるが、他人に関しては無関心なため、周りの人からは嫌われている。

 

Aさん
She is fully alive to the dangers of going to that area.
訳)彼女はその地域に行く危険性について十分に気づいている。

“alive”に似た英語表現の意味や使い方

“alive”に似た英語表現の意味や使い方

“alive”に似た英語表現以下3つの意味や使い方について解説します。

  • “live”
  • “living”
  • “active”

それぞれ例文付きで詳しく見ていきましょう。

“live”

“live”の形容詞は「生きている、活気のある」という意味になります。“live”は動詞としての意味も持っており、「住む、生きる」という意味になりますが、動詞の”live”は「リブ」と発音するのに対して、名詞の”live”は「ライブ」という発音になります。形容詞の”live”と”alive”の違いは、”live”は名詞の直前にしか置けないのに対して、”alive”はbe動詞のあとにしか置くことができません。“live”を使った例文についていくつか見てみましょう。

Aさん
It is my dream to see a live dinosaur.
訳)生きた恐竜を見るのが私の夢なんです。

 

Aさん
These girls play baseball every day and are very live people.
訳)彼女たちは毎日野球をしていて、とても活動的な人たちです。

“living”

“living”は形容詞で「生きている、活発な」という意味になります。形容詞の”live”とほとんど同じ意味で使うことができますが、人限定で使われることが多いのが特徴です。また“living”は名詞といての意味もあり、「生活、生計、暮らし」という意味があります。“living”を使った例文についていくつか見てみましょう。

Aさん
How come you speak Japanese so well?
訳)なんでそんなに日本語が上手なんですか?

 

Aさん
I learned English while I studied in the US.
訳)アメリカに留学している間に生きた英語を学んだんです。
Aさん
What do you do for a living?
訳)(生活をするために)仕事は何をしていますか?

 

Aさん
I work for an IT company.
訳)私はIT会社で働いています。
Aさん
Living with diabetes is not easy.
訳)糖尿病と生きるのは簡単なことではないよ。

“active”

“active”は「活発な、活動的な」という意味があり、人や物の両方に対して使うことができポジティブな意味の英語表現です。“active”を使った例文についていくつか見てみましょう。

Aさん
My grandmother is 85 years old, but she is still very active.
訳)私の祖母は85歳ですが、まだまだ活発です。

 

Aさん
Tommy is the most active child of his five siblings.
訳)トミーは5人兄弟の中で一番活発な子供です。

 

Aさん
Mt. Fuji is an active volcano.
訳)富士山は活火山だ。

まとめ

“alive”の意味や使い方、“alive”に似た英語表現3つの意味や使い方について解説しました。“alive”は「生き生きとした、活発な」として使われることが多いですが、「~に敏感な」などトリッキーな意味も持っているので一度で覚えることはなかなか難しいと思います。

英語学習は地道に進めていくとが一番の近道です。この記事でインプットをしたら、実際に問題集を解いたり、オンライン英会話などで使ってできるだけ英語に慣れておくことがおススメです。今回の記事で“alive”の意味を少しでも理解することができれば幸いです。