ビジネスのやりとりでよく使われる「追ってご連絡します」という表現。

英語で言いたいと思ったとき、意外とすぐに出てこないことはありませんか?

特に「後で連絡します」と言うつもりで”I’ll contact you later.”とだけ言ってしまうと、カジュアルすぎて失礼になることも。

この記事では、「詳細は追ってご連絡します」「取り急ぎ連絡します」「確認後に改めてご連絡します」など、ビジネスシーンでよく使うフレーズの英語表現をわかりやすく解説します。

英語に不安がある人でも大丈夫!

簡単な言い回しや便利な例文もたっぷり紹介するので、ぜひ参考にしてください。

「詳細は追ってご連絡します」を英語で何て言う?

「詳細は追ってご連絡します」を英語で何て言う?

「詳細は追ってご連絡します」は、相手に情報をすぐに伝えられないけれど、あとできちんと連絡する意思を示す丁寧な表現です。

英語では以下のように言えます。

英語の例文

Aさん

We will contact you with further details.

(詳細については追ってご連絡いたします。)

Aさん

Further information will be provided shortly.

(さらに詳しい情報は間もなく提供されます。)

Aさん

I’ll follow up with more details soon.

(詳細についてはすぐに追ってご連絡します。)

ポイント解説

“follow up”は「追って対応する」「フォローアップする」という意味でビジネス英語で頻出のフレーズです。

“further (more) details”や”further (more) information”は「詳細な情報」という意味になります。

未来形の助動詞”will”を動詞の前に置くことで、「詳細は追ってご連絡します」に近いニュアンスを表現できます。

「後ほど」を英語で何て言う?

「後ほど」は日本語でも便利に使える曖昧な表現ですが、英語では少し具体的にする必要があります。

よく使われる英語表現

  • Later(後で)
    ※シンプルな表現ですが、ビジネスではもう少し丁寧に言うのがベターです。
  • At a later time(後の時間に)
  • Shortly(間もなく)
  • In due course(しかるべき時に)

英語の例文

Aさん

I’ll get back to you shortly.

(後ほどご連絡いたします。)

Aさん

We will respond in due course.

(適切な時期にご連絡します。)

ポイント解説

“shortly”は「すぐに」というニュアンスがあり、カジュアルすぎず便利です。

“in due course”は、物事が自然な流れや適切なタイミングで進むことを示し、特に急かさず待つべき状況で使われます。

フォーマルまたはやや丁寧な文脈でよく登場し、ビジネスや公式な会話に適しています。

「追って報告します」を英語で何て言う?

「追って報告します」を英語で何て言う?

ビジネスにおいて、報告を後ほど行うと伝えるときに「追って報告します」と言うことがありますよね。

この英語版の表現を紹介します。

よく使われる英語表現

  • report back(報告するために戻ってくる)
  • provide an update(最新情報を提供する)
  • keep you updated(最新情報を伝え続ける/状況が変わるたびに知らせる)
  • get back to you(後で連絡する)

英語の例文

Aさん

I’ll report back to you soon.

(追ってご報告いたします。)

Aさん

We’ll provide an update as soon as we can.

(できるだけ早く最新情報をお届けします。)

Aさん

I’ll keep you updated.

(最新情報があれば追って報告します。)

Aさん

Let me check and I’ll get back to you.

(確認して、またご連絡します。)

ポイント解説

“report back”は「報告する」の意味で、ビジネス英語でもよく使われる表現です。

未来形の”will”を使うことで、「追って(後で)」の部分を表現できます。

「取り急ぎ連絡します」を英語で何て言う?

急ぎの連絡や、とりあえずの連絡をするときに便利な英語表現はこちらです。

よく使われる英語表現

  • Just a quick note to let you know…
    (取り急ぎお知らせします…)
  • quickly inform you that…
    (取り急ぎご連絡いたしますが…)
  • This is just a quick message to say…
    (取り急ぎお伝えしますが…)

英語の例文

Aさん

Just a quick note to let you know the meeting time has changed.

(会議の時間が変更になったことを取り急ぎご連絡します。)

Aさん

I’m writing to quickly inform you that your package has been shipped.

(お荷物が発送されたことを取り急ぎお知らせします。)

Aさん

This is just a quick message to say congratulations on your promotion!

(昇進おめでとうと伝えたくて、この短いメッセージを送ります。)

ポイント解説

“just a quick note”や”quickly inform”は「手短に伝える」ときに便利な表現です。

「確認後に改めてご連絡します」を英語で何て言う?

調査や確認のあとに再度連絡するという場合の、丁寧な表現を見てみましょう。

よく使われる英語表現

  • after confirming(確認後に)
  • once I have confirmed(確認したら)
  • let me check(確認します)

英語の例文

Aさん

I’ll send you the final schedule after confirming with the team.

(チームと確認した後に、最終的なスケジュールを送ります。 )

Aさん

Once I have confirmed the details, I’ll get back to you with an update.

(詳細を確認したら、最新情報をお伝えします。)

Aさん

I’m not sure about the availability, so let me check and I’ll let you know.

(在庫状況がわからないので、確認してご連絡します。)

ポイント解説

“after confirming”はプロセスや手順を意識した表現です。

“once I have confirmed”はややフォーマルで、個人の確認行動を強調します。

“let me check”はカジュアルで、即座の確認を約束する会話向きのフレーズです。

まとめ

今回は「追って連絡します」という日本語表現を、英語でどう表現できるか解説しました。

紹介したフレーズをまとめます。

  • 詳細は追ってご連絡します:We will contact you with further details.など
  • 後ほど:At a later time, Shortly, In due courseなど
  • 追って報告します:I’ll keep you updated.など
  • 取り急ぎ連絡します:Just a quick note to let you know…など
  • 確認後に改めてご連絡します:I will get back to you after confirming.など

英語は1つの表現だけでなく、状況や相手に合わせた言い換えができることが大切です。

この記事を参考に、丁寧で適切な英語表現をぜひ身につけてくださいね。

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