今回は、私たちの身近にある野菜についての英語を学んでいきますよ!英語で「野菜」はvegetable、ですね。今時点で、何個野菜を英語で言えるでしょうか。以下では、学校ではあまり習わないものに焦点を当てて、あいうえお順で野菜を紹介しています。知らないもの、覚えていないものがあれば、野菜のカテゴリーとして一気に覚えて語彙力を増やしておきましょう。

オクラはOkra

日本人が好むネバネバ要素を持つ野菜、オクラ。これは英語でもオクラと呼びます。というより、英語がオクラであり、日本語ではありません。初めて知るとちょっとびっくりではありませんか?よく、日本のものが海外で有名になるとそのまま日本語で通じるという単語がありますが、オクラの場合はそうではないのです。

オクラは別名Lady’s Finger(婦人の指)と呼ばれることもあります。その形状が、婦人の指に見えるそうですよ?切ると星型になっているのは可愛いですよね。

カブはTurnip

カブはTurnip

カブは英語で言えそうで言えない英単語ではないでしょうか。Turnipはもともとラテン語で、「丸い物」という意味でした。かなりざっくりとしていますが、カブも丸っこいですから語源として間違いではありませんね。白くて丸いものならTurnipと言って伝わるでしょう。

カブと似ていて判断が難しいのがラディッシュなのですが、こちらは白ばかりではなく赤色のものが多いので、色で判断しても日常生活では差し支えないでしょう。ちなみにラディッシュのスペルはRadishです。ちなみに大根もRadishで良いですが、日本のものであることを言うならJapanese Radishと表現します。

ごぼうはBurdock

ごぼうは日本人しか食べないので、英語があることに驚いたかもしれませんね。ただ、日常的に食べないというだけで、ごぼうをハーブとして使う地域もあります。ですから、きちんと英名もありますよ!

欧米では植物の根を食べる習慣があまりないので、日本人のように根っこまで食べる文かは珍しいのです。もしごぼうを見せたら、木の根っこを食べていると誤解されるかもしれませんね。

たけのこはBamboo Shoot

竹ならBambooと知っていても、たけのこは英語でどう言うのだろうと思ったことはありませんか?答えはBamboo shootです。他にも表現方法はあって、Bamboo sproutと言ったり、Bamboo swordと言ったりすることもできます。

あまり西洋では食べないのではと思うかもしれませんが、中華料理は各国で盛んに食べられているので、そういったレストランで西洋人に馴染みがある地域もあります。

長ネギはGreen Onion

ネギはとても身近な野菜なのに、いざ英語で言おうと思ったら出てこないというあまり習う機会がない単語です。Green onionと言えば、長ネギであることが伝わります。ただ、西洋で食べられているのは緑色のもので、少し種類が違うので、もし現地で料理をすることになったらレシピのアレンジが必要になるかも。

ネギなのにOnionが出て来るとなんだか混乱してしまいそうですが、単純な単語で構成されているので暗記に時間はかからないでしょう。

ニラはLeek

ニラはLeek

西洋で売られているネギとニラは似ているものですが、英語では明確に区別します。ニラは英語でLeek。やはりニラも日本のニラとはちょっと違って、アメリカだと硬いためネギのような感じです。

やはり日本のニラであることを強調したいのであれば、野菜の前にJapaneseと付ければOKです。ただ、その人が日本のニラを知っている場合にしか厳密に伝わらないので注意が必要でしょう。

白菜はChinese Cabbage

白菜は英語でChinese cabbageと言います。キャベツという単語が入っていますが、葉物野菜という点では共通していますよね。ここでChineseという単語が使われているのは起源が中国だからです。

こちらもやはり世界各国にあるチャイナタウンなどで、西洋人にとっても馴染みがあるものになっています。

ピーマンはGreen Pepper

ピーマンはGreen Pepper

ピーマンは小学校でも習う単語ですが、ピーマンがあまりにも英語っぽいので、正しくはGreen pepperという単語であることを忘れてしまった方もいるかもしれませんね。

日本でピーマンと言っているのは、ポルトガル語で唐辛子を意味する言葉が語源になっています。今でこそ辛くはありませんが、当時はピーマンは辛い食べ物だったのです。ポルトガル語が由来ですからヨーロッパであれば正しく発音すれば通じるかもしれませんが、ちょっと例外ではありますね。

ほうれん草はSpinach

ほうれん草は英語でSpinachと言います。余談ですが、ほうれん草と言えばポパイを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。あれは、英語圏で子どもが嫌いな野菜代表がほうれん草だから、子どもたちがアニメを見て、ほうれん草を食べれば強くなれると思うように作られたそうです。

日本では、子どもが嫌いな野菜と言えばピーマンやニンジンだと思いますが、西洋ではほうれん草やブロッコリーです。ですから、有名な海外のアニメーションで子どもがブロッコリーを食べるのに嫌がっているシーンが、日本語吹き替え版だとピーマンに置き換わっていたりもするのだそうです。

レタスはLettuce

英語に見せかけて実は日本語だったオクラのトラップもありますが、レタスは英語ですね。語源はわからないそうなので、昔からあった野菜なのでしょうか。

ちなみに、レタスは英語の語感的な遊びで、Let usに聞こえることから、Let us onlyなど、「私たち二人だけにして」という意味で使うこともあるそうです。だからレタスだけのサラダは「ハネムーンサラダ」なんて言うそうですよ?

レンコンはLotus Root

レンコンはLotus Root

あの穴の開いた独特の野菜、レンコンはLotus rootと言います。

英語では「ハスの根っこ」と書きますし、日本でもレンコンは根っこ部分だと思っている人が多いですが、実はあれ、茎だそうですよ!英名も、誰かが根っこだと勘違いしてRootと名付けちゃったのでしょうか。

ワサビはWasabi

最後にご紹介するのはワサビ!日本人にとっては慣れた存在、辛いと知っている存在ですね。薬味として使うのであまり野菜という感覚はないかもしれませんが、もちろんすりおろす前があるわけで。自宅ではチューブで使うので原形はあまり見ませんよね。

海外では、ワサビはラディッシュ系統になりますが、日本文化のものですからそのままワサビと発音されます。お寿司を食べている外国人のYouTubeなどを見ると、皆ワサビと言っていますよ!

まとめ

身近にあるものは英語で言えないといけませんが、ホームステイをしたことがなかったり、日本の野菜を言う機会がなかったりするとあまり覚えませんよね。ここでは、なるべく英語であまり知られていなさそうな野菜を集めてみたので、良ければ語彙力強化に使ってみてください。日本のレシピを伝える時に役に立ったり、食事の話になった時に相手から言われてわかるようになります。他にもたくさんの野菜があるので、西洋の野菜の調査も兼ねて暗記してみましょう。知識を付けながら学べば定着も早く、効率的に勉強できますよ!