今回は、「水族館」を英語で何と言うのか、そして水族館にまつわる話題や水中に住む動物たちの英語もご紹介していきますね。日本でも楽しめる水族館ですが、海外の水族館もまた味わいがあって楽しいものです。その地域に住む動物が日本と違うと物珍しいですし、地元の勉強にもなりますからね。レジャーとして楽しめる場所なので、あまり堅苦しくない言い方で英語を使うことも可能。ここで知らない単語を覚え、水族館に行った感想などを英語で言えるようにしてみましょう!

水族館はaquarium

水族館は、英語でaquariumと言います。既に知っていたよという方もいるでしょうね。なんとなく日本語にしてアクアリウムと言ってもわかりそうな単語です。アクアが「水」という意味を表すと知っている人も多いと思いますが、これはラテン語から来ています。

たあ、ラテン語のアクアは普通の見ずと違って科学的な水を差すという特徴があります。ですから、英語の中でアクアというスペルがあったら、その意味はちょっと難しいものになったりします。

水槽はwater tank

水槽はwater tank

水族館と言えば大きな水槽がありますが、英語では「水槽」をwater tankと言います。知らなくても、聞いたり読んだりすればなんとなく意味はわかりますね。「水のタンク」ですから。

ちなみにこのwater tankで、水族館という意味を表すこともできます。もし相手から言われたら、文脈からどちらを言っているのかを判断しましょう。

水族館にいる生き物の英名

水族館でよく見る生き物は英語でも言えるようになりたいですね。目玉となっている生物なら海外でも見られるでしょうし、解説パネルが読めないとちょっと残念です。聞けて言えるようになるまで、練習を重ねて語彙力を上げてみてくださいね!

アザラシはSeal

アザラシは英語でsealです。トドやセイウチと違いがわからないという場合は、それこそ水族館へ行ってその違いを学んでくるべきですね。丸っとした体形が可愛らしく、岩の上でペタンと身体をつけて休んでいる姿がよく見られます。

アザラシはイギリスの北海などで見られ、観光スポットにもなっており船でアザラシが生息する場所へ連れていってくれます。海の水を被るとかなり冷たいので冬はおすすめできませんが、野生のアザラシを見られることなんて滅多にないので、これは海外に行ったからこその経験になるでしょう。

サンゴはcoral

言えそうで言えないのがサンゴ。英語ではcoralと言います。水中ではかなりメジャーなのに、英語になると知らないのはなんだか不思議です。習う機会が今までなかったのなら今覚えておきましょう。

カタカナで書くならコーラルと言いますが、これって女性なら聞いたことありませんか?化粧品などでコーラルピンクなどと表記されているリップやアイシャドーがありますが、あのコーラルはサンゴの意味です。サンゴといえばピンクのイメージなので、そこから使われるようになったのかもしれません。このように、実は身近にある単語なのに、意味は知らなかったということもよくありますね。

ちなみにサンゴ礁はcoral reefです。

タツノオトシゴはseahorse

一度見たらあのフォルムは忘れられないタツノオトシゴ!日本語でもかなり変わっている名前ですが、英名はSeahouseです。日本では龍という架空の動物を使っていますが、英語圏だと馬になるのは興味深いところです。奇妙な見た目だと何かに例えたいと思うものなのでしょうか。

実はタツノオトシゴは漢方薬としても使われたりするので、乾燥させたタツノオトシゴが売買されている地域もあります。

シャチはkiller whale

シャチも英語で言えそうで言えない生き物ではないでしょうか。でも安心してください。とっても覚えやすいです。killer whaleと随分物騒な名前を付けられていますが、単純かつ明快なので覚える側としてはありがたいです。

水族館以外ではなかなかお目にかかれない生物なのですが、本来は凶暴で賢いのだそう。私たち人間が安全に守られている水族館だからこそ、可愛いと安心して思えるのですね。

世界発の水族館はどこでできた?

水族館はそもそもどうして作られるようになったのかという点を話すなら、世界初の水族館が作られたイギリスに焦点を当てないといけません。いつ水族館というものができたのかは所説あるので断定はできないのですが、今の形の水族館に近いものができたのはイギリスが初めてと言われています。

その水族館は動物園の中にあり、動物の一種として見ることができたそうです。確かに、水中に住んでいるか陸に住んでいるかの違いはあれど動物であることには違いないので、どちらの施設も一緒になったものがもっとあってもおかしくはなさそうですよね。

水族館はレジャー以外の役割も持っている

水族館はレジャー以外の役割も持っている

水族館というとどうしてもレジャーとして遊びに行く施設というイメージが強いですが、実はそれ以外の目的もあるのだそうです。

そのひとつが生物の生態について知ってもらうためです。知識欲を埋めることができる水族館。それはただ水中の動物を見るだけでなく、その生物の生態などについてパネルなどで解説してあるからでしょう。遠足で来た子どもたちに教育を行うことができたり、大人になってからでも学ぶことができたりと、楽しく学べる場となっています。

また、生物の調査や研究を行うことも水族館の役目です。お世話をしながら生物を毎日観察しているのが水族館の飼育員さん。動物が好きだからと資格もなしになれるものではなく、大学などで知識をつけないとなれないそうです。

それから、水族館は種の保存にも一役買っています。自然界に戻せば弱肉強食の世界で絶滅してしまう恐れがある生物を保護し、人間の手で種の保存をする施設が水族館です。外来種のせいで絶滅しかけてしまった生物などもいることを思うと、水族館は地球の生命体の歴史にも影響を及ぼしていることがわかりますね。

まとめ

水族館は英語でaquariumというのでしたね。その他にはwater tankともいうのですが、これは水槽という意味もあるので文脈から意味を理解しましょう。今回は水族館の役割や、そこにいる生物の英名をご紹介したので、海外に行った際にはぜひ有名な水族館を見てきてください。日本の水族館と比べてどう違うでしょうか。行ったら、その感想を海外の友達や英会話スクールの先生に報告するのも英語の勉強の一環です。楽しみながら勉強してみましょう!