英語で言えそうで言えない、そんな単語のひとつが「詐欺」ではないでしょうか。もしかしたらリスニングをするなど、相手から発せられた言葉なら思い出すかもしれませんが、それでも自分発信で英語が喋れないと本当の上達にはなりません。言えそうで言えない単語こそ、地道にコツコツとひとつずつ潰していくべきです。この努力の積み重ねがレベルアップに繋がるのですから。ここでは、「オレオレ詐欺」などの「詐欺」の種類や、「詐欺師」を英語でどう言うのかを解説していきますよ!

「詐欺」は英語でfraud

Fraudは、「詐欺」と英語で言いたい時にもっとも一般的な言葉です。発音はフロードとなり、フラウドではないのでご注意を。日常ではニュースなどでよく聞く言葉なので、もし英語でニュースを聞いてリスニングをしているというならこれから出てくる可能性は高いですよ!

一方で、日常生活でネイティブが積極的にFraudを使うかとういと、ニュースで使われる少しフォーマルな言い方になるので、後でご紹介する方の単語を使う頻度が多いようです。

Aさん
I can make money by a fraud.
訳)私は詐欺で稼げる
Bさん
So you come here, I know.
訳)だからここに来たんだろう?

口語で「詐欺」と言うならscam

少しフォーマルな言い方で「詐欺」と言いたいなら上記のFraudが一番ですが、口語的に使うのであればScamですね。こちらも「詐欺」と意味は同じですが、口語的表現であると認識しておくと良いでしょう。

ですから、ニュースでは聞かないけれど、海外ドラマではScamの方がよく出て来るなんて現象も起こりうります。日本語でも、弁護士や裁判官が使う言葉と同じ意味だとしても、日常会話で使う単語は別にあったりしますからね。覚えにくいなと思っても、言語を覚える上ではある程度仕方なしです。

Aさん
…You are the best scam.
訳)・・・君って最高の詐欺師だよ
Bさん
Hey! You should say “You are the best actor”.
訳)おい!「最高の俳優だね」って言ってくれ

「詐欺に遭う」はbe swindled

「詐欺に遭う」はbe swindled

あまりあってほしくはないことですが、「詐欺に遭う」と言うならBe swindledと言います。FraudでもScamでもどちらでもない単語が出てきましたね。受動態の形で使い、「騙された」のように使います。ですから、形そのままの訳の方がしっくり来るのであれば「詐欺に遭う」より「騙された」と訳した方がわかりやすいでしょう。

「swindle」は「騙して金をとる」という動詞です。よって、詐欺の中でもお金を騙し取られたことに着眼点がいっていることがわかります。嘘を言われたという詐欺ではなく、お金が絡んでいるとイメージしましょう。

Aさん
I was swindled by a cliant.
訳)クライアントに騙された
Bさん
What? Did you say it to your boss?
訳)え?それ上司に伝えたの?

「ワンクリック詐欺」はone-click fraud

「オレオレ詐欺」などの「詐欺」は英語で?

一言で詐欺と言っても、その種類は年々巧妙化しておりまるでいたちごっこ・・・。ですから詐欺の種類も増えていき、それぞれに名前がつくようになりました。例えばネットである広告などをクリックしただけで詐欺に遭うことをワンクリック詐欺と言いますが、これは和製英語ではないので英語でもそのままOne-click fraudと言います。

うっとうしいのは、特にスマホで広告をタップして消したつもりなのに別のページに移動してしまうことですね。皆さんも経験ありませんか?広告を消すための×印を的確に押さないと、商品の購入誘導ページやアプリのインストール画面へ飛ばされてしまいます。できるだけこのような広告はなくしてもらいたいものですよね。

「募金詐欺」はcharity fraud

中には悪質な募金詐欺なんてものもあります。これは英語でCharity fraudと言います。Charityは「募金」ですからそのままですね。

募金で得たお金をそのまま奪うなんて、人の善意を何だと思っているのでしょう。しかし、海外では外国人、特に日本人を狙った募金詐欺があるので注意してください。「あなた以外の日本人は1000円を箱に入れてくれたよ!」などと言い、勝手に募金してくれた人に渡す造花を服に刺してきたりします。

素直にそうなのかと思って募金をすると、相手にとっては「良いカモ」となっている場合も・・・。募金するなら、街中を歩いている時ではなく、自分がきちんと調べて、お金がしっかり必要な人の元へ届く団体に寄付するようにしましょう。

「オレオレ詐欺」はphone fraud

オレオレ詐欺は、きっと日本語を学んでいる外国人にとって面白い言い回しだなと思うことでしょう。電話口で「オレオレ」と言うことから来ているので、確かにわかりやすくもあり、へんてこりんな言葉でもありますね。このいわゆる「オレオレ詐欺」は英語でPhone frandと言います。電話で振り込み詐欺をするので、この英語はわかりやすいですね。

面白い豆知識ですが、日本では「オレオレ詐欺」と思われる電話がかかってきたと思ったご婦人が、もし本当の自分の息子ならプリキュアを全員言えるはずと言い張り、詐欺師を追い払ったなんて噂があります。本当だったらなんともすごい撃退方法ですよね・・・!

詐欺師は英語で何と言う?

詐欺師は英語で何と言う?

最後に、「詐欺師」は英語でどう言うのかを見ていきましょうか。実は、英語で詐欺師という言葉は複数あり、辞書を引いてみると以下の3つが出てきました。

  • swindler
  • trickster
  • confidence

Swindlerは、先ほど「詐欺に遭う」という言い回しで解説した動詞で出てきたのでわかりますね。また、Confidenceは、数年前から流行っているドラマと映画の「コンフィデンスマンJP」で知っている人もいるかもしれません。

説明は、”a person who swindles”となっており、「詐欺をはたらく人」となっています。例文も載っていたので以下に加えておきますね。

「貴方は詐欺師だ」You are a scam artist. – Weblio Email例文集

「トランプ詐欺師」a card sharpie発音を聞く – Weblio英語基本例文集

「とびきりの詐欺(さぎ)師a fraud of the first water – 研究社 新英和中辞典

「詐欺師のえじきとなる」be food for a swindler – Eゲイト英和辞典

まとめ

「詐欺」は英語でFraudやScamでしたね。Fraudの方はニュースなどで使われる少しフォーマルな言葉で、Scamは口語で使われるものでした。また、Fraudは色々な詐欺の種類にも使われる単語で、その前に言葉を置けばワンクリック詐欺や募金詐欺、オレオレ詐欺などが言えるようになります。慣れない海外へ行くと結構日本人は騙されやすいとも言うので、押しに負けて不必要なお金を支払わないよう、十分気を付けてくださいね。