「中学生でTOEICを受ける意味はあるの?」
「まだ学校英語の途中だけど、挑戦して大丈夫?」
そんな疑問を持つ保護者や中学生は少なくありません。
結論から言うと、中学生でもTOEICは受験可能で、実際に毎年多くの中学生が受験しています。
特に英語が得意な生徒や、将来の高校・大学受験、留学を見据えている場合、TOEICは英語力を客観的に測る有効な指標になります。
ただし、TOEICは本来「ビジネス英語」を想定した試験です。
そのため、中学生がいきなり高得点を狙う必要はありません。
大切なのは、今の英語力でどのレベルなのかを知り、無理のない目標を立てることです。
この記事では、
- 中学生がTOEICを受ける意味
- 中学生向けのTOEIC勉強法
- 中学生のTOEIC平均点の目安
を、初心者にもわかりやすく解説していきます。
中学生のTOEIC勉強法|まずは「学校英語」を固めることが最優先

中学生がTOEIC対策を始めるときに、最も重要なのはいきなりTOEIC専用対策をしないことです。
なぜなら、TOEICの土台は「中学英語」そのものだからです。
まずやるべき勉強の順番
中学生がTOEICを目指す場合、以下の順番が理想です。
- 中学英文法の理解(be動詞・一般動詞・時制・疑問文)
- 教科書単語の定着(学校+頻出語)
- 英語を聞く・読むことに慣れる
特に文法は、「何となく解ける」状態ではなく、なぜその形になるのかを説明できるレベルまで理解することが大切です。
TOEICの英文法は中学3年生までの内容が出題されます。
学校の教科書をベースに英文法の習得を優先しましょう。
中学生におすすめの勉強スタイル
- 1日20〜30分でも毎日英語に触れる
- 音声を使って「聞く→読む」をセットで行う
- テスト勉強とTOEIC対策を分けすぎない
TOEICの勉強=特別なこと、ではありません。
学校英語を丁寧に積み上げていけば、そのままTOEIC対策につながります。
また、短時間で学習できる「TOEIC® L&Rトレーニング」のようなオンライン教材を使うと「勉強の習慣化」がしやすくなります。
1回5〜10分程度で完結する学習は、中学生でも無理なく続けやすいのが特徴です。
中学生のTOEIC平均点は?|どのくらい取れればすごい?

中学生がTOEICを受験した場合、平均点の目安はおよそ300〜400点前後とされています。
これは、
- 英語学習を始めたばかりの中学生
- 学校英語を一通り学習している中学生
が混在しているため、ばらつきが大きいのが特徴です。
また、TOEIC® Program総合レポートによると、中学生の平均点が488点と報告されています。
しかし、TOEICを受験する中学生の人数は多くなく、受験者も英語力が高い傾向があります。
したがって、中学生全体で考えると平均点は300点程度と推測されます。
スコア別のイメージ(中学生)
- 200点台:英語に触れ始めた段階
- 300点台:中学英語の基礎が身についてきた
- 400点台:学校英語を理解し、英文が読める
- 500点以上:かなり英語が得意な中学生
特に400点を超えてくると、かなり優秀と言えます。
高校生や大学生、社会人と同じ土俵で測られる試験でこのスコアを出せるのは、大きな強みです。
中学生がTOEICで評価されるポイント
TOEICでは「年齢によるハンデ」はありません。
同じ問題・同じ基準で採点されます。
そのため中学生の場合は、
- 点数そのもの
- 継続して英語学習に取り組んでいる姿勢
- 早い段階から英語に慣れていること
が評価されやすく、将来の高校・大学進学でもアピール材料になります。
中学生の英語力はどれくらい?|TOEICスコアから見える実力の目安

中学生がTOEICを受験するときに気になるのが、「この点数はどれくらいの英語力なのか?」という点です。
TOEICは学年別の試験ではないため、スコア=英語力の客観指標として活用できます。
中学生の英語力×TOEICスコアの目安
- 300点前後
中学英語の基礎を学んでいる段階。
be動詞・一般動詞・簡単な文は理解できるが、長文や会話はまだ難しい。 - 400点前後
学校英語をしっかり理解しているレベル。
短い英文は読める、簡単なリスニングも部分的に聞き取れる。 - 500点以上
英語が得意な中学生。
高校初級〜中級レベルの英文にも対応でき、語彙力・読解力が安定している。
特に400点を超えていれば、同世代では上位層に入ります。
英語の「苦手意識」がなく、今後の伸びも期待できる状態です。
TOEICに子供向けテストはある?|中学生にTOEICは本当に必要?
「TOEICは大人向けでは?」と感じる方も多いですが、中学生がTOEICに挑戦するメリットは確かに存在します。
中学生がTOEICを受けるメリット
- 英語力を数値で把握できる
- 学校のテストとは違う形式に慣れられる
- 将来の高校・大学・留学を見据えた経験になる
一方で注意点もあります。
無理にTOEICをやらなくてもいいケース
- 学校英語がまだ理解できていない
- 英語に強い苦手意識がある
- 点数だけに一喜一憂してしまう
この場合は、まず学校英語の定着を優先しましょう。
TOEICは「英語力を試す場」であって、「英語を教えてくれる試験」ではありません。
基礎ができてから受験した方が、成功体験につながります。
TOEIC Bridgeとは?中学生・英語初心者向けに解説

TOEIC Bridgeは、日常生活に必要な基礎的な英語力を測定するためのテストです。
英語学習を始めたばかりの中学生や初級〜中級レベルの学習者を主な対象としており、TOEICへのステップアップ前に現在の実力を確認する目的で多く利用されています。
試験には、リスニングとリーディングを測る「TOEIC Bridge L&R」と、スピーキング・ライティングを測る「TOEIC Bridge S&W」があり、いずれも年に複数回、全国の会場で実施されています。
TOEIC Bridgeの大きな特徴は、TOEICより問題数と試験時間が約半分で、内容も日常生活に限定されている点です。
リスニング音声はゆっくりで、設問もシンプルなため、英語に不慣れな学習者でも取り組みやすくなっています。
就職やビジネス用途が中心のTOEICに対し、TOEIC Bridgeは学習到達度の確認やモチベーション向上を目的に、学校や教育機関でも活用されています。
スコアは30〜100点の1点刻みで表示され、IIBCが公開している換算表では、70点がTOEIC約400点、90点以上で610点以上が目安とされています。
問題構成は、リスニング4パート・リーディング3パートの計100問。マークシート方式で、短文・短い会話・簡潔な文章が中心です。
無理なく正確に英語力を測れる点が、TOEIC Bridge最大の魅力です。
まとめ|中学生のTOEICは「点数」より「経験」が大切
中学生でもTOEICは受験可能で、英語力を客観的に測れる貴重な機会です。
重要なのは、
- いきなり高得点を狙わない
- 学校英語を土台にする
- 今のレベルを知る目的で受ける
という考え方です。
中学生の平均点は300〜400点前後。
400点を超えれば十分に優秀で、将来に向けた大きな強みになります。
また、短時間で学習できる教材やTOEIC® L&Rトレーニングのようなオンライン学習を取り入れることで、「勉強を続ける習慣」そのものを育てることができます。
TOEICは競争のための試験ではなく、自分の成長を確認するためのツールです。
焦らず、正しい順序で英語に向き合えば、中学生でも確実に英語力は伸びていきます。

